(最終章20話)ア・ロード・ディアー・カテルーシャ編~第204章~
『竜と人の物語生物。グランシェミレーゼ。ブラッディミレーゼ。ブラッドセイント(またはプリースト)方面の家系図生物 4話 祝祭の、命日』
「生きている人間を助けてくれ。生き続ける人間も助けてくれ。」
スーパードラゴンのゼロの眼前に人間として寿命をむかえた死体たちが運ばれた(はこばれた)。
死体のむれ。スーパードラゴンのゼロとゼロが助ける前に戦った人間の死体や生まれる前の赤ん坊の死体もあった。
いわゆる火葬。ホーリードラゴン(ゾンビの竜などのこと)をPKするため、犠牲祭と、よばれる祈りと違う集団行動。ひとみごぐう(ゲーム大説明 にくしみのもとのいけにえ。せめてもの人数を減らす、食料ぶそくや水ぶそくなどのこと)。
「まさか、助けられるなら、やってみろ。」
スーパードラゴンのゼロとゼロに、悪意の視線がむけられる。スーパードラゴンのゼロは口をあけて、牙と舌も、だす。
なにもかもの常識知能が間違いだったのだろう。スーパードラゴンのゼロは【まるで何か】と、戦うように、牙と歯を使った。
【その何か、から、血液より赤い火が、大空に、燃え上がる(もえあがる)。】
【スーパードラゴンのゼロから致命傷の出血も赤い火として大燃焼して、ひろがった。】
「なんだ、なんだよ、何やってんだ。」
死体のむれの致命傷が出血多量として燃え続ける(もえつづける)。おどろきながら、生きてもどる人間。なおさら、寿命力になった。
ゼロはスーパードラゴンのゼロの大出血量に、おどろきながら、【何かの正体】を人々(ひとびと)に伝えて歩く。モンスターの正体はモンスターという絶対が実在しない。
【空に飛べない(とべない)。ドラゴンブレス(竜魔力性質の属性炎など3重権威展開術式のこと)もできない。ゼロという認識大証明が間違いだった。】
【スーパードラゴンのゼロは生きたくて、死そのもの本体と、戦っていた。ゼロはごめんなさいとしゃべって、謝る。ゼロのこれから、間違えることが多くなるだろうと、周囲の人々(ひとびと)も、よろこび、しゃべった。そして口々(くちぐち)に、さけんだ。スーパードラゴンのゼロも、生きてくれ。】
~続く~




