(最終章20話)ア・ロード・ディアー・カテルーシャ編~第204章~
『竜と人の物語生物。グランシェミレーゼ。ブラッディミレーゼ。ブラッドセイント(またはプリースト)方面の家系図生物 3話 戦場のエンシェントヴァルキュリアのゼロ。空を飛べない(とべない)スーパードラゴン』
「・・竜が竜に、牙をむけて、血だまり(ちだまり)、つくってる・・・。」
「にげろー。竜がー、こっちにむかってくる。竜に食われる(くわれる)ぞー。」
【もういいもういいよ。ゼロのスーパードラゴン。竜と戦わなくていい。お前は傷だらけだ。お前に死んでもらったら、ゼロはかなしい。もういいんだ。】
血だらけの竜はゼロの女性に肉眼をむけた。ドラゴニックドラゴンや二つ名のスーパードラゴンが集団戦法でも、勝てなかった竜。
ゼロのそのスーパードラゴン。戦い方は血だらけであり、肉食をおもいださせるような相手をたたき、ねじふせる、やり方だった。
だがケダモノ(けだもの)をおもいださせるようなことはしない。クロスカウンター(ゲーム説明 好戦的な後退など)や、空を飛ぶ(とぶ)ドラゴンブレス(竜でいう竜魔力性質の属性炎など)もできなかったお話。それがスーパードラゴンのゼロ。
血だらけのスーパードラゴンのゼロはさけぶような動作もしなかった。ゼロの女性にちかづいて、ねむろうとした。
だから、周辺の生きのこった人々(ひとびと)は何かをおもいだすように血だらけの竜に水をかける。
【みんなも助かったと、よろこぶ。ゼロもよろこぶ。お前がいてゼロとしてよろこぶ。だから・・・・・・ゼロの下だから下なのに・・ずっとねむらないでくれ。】
~続く~




