(最終章20話)ア・ロード・ディアー・カテルーシャ編~第204章~
『竜と人の物語生物。グランシェミレーゼ。ブラッディミレーゼ。ブラッドセイント(またはプリースト)方面の家系図生物 2話 雪月(しも ゲーム大説明用語 コンクリート地面のしたの土が凍りつくなど冷たい表現のこと)。アルビノ(ゲーム大説明用語 カラーコンタクトレンズと違う眼球色素変更など)の女性』
「くりかえす。であいの、日。歌。」
「こわれてしまうような、劣情。」
「また、であう、こわれてしまった情け(なさけ)。」
「もしも、であった、育ち。もっと、はやく生まれ、であいたかった。」
雪月(しも ゲーム大説明用語 コンクリート地面のしたの土も凍って冷たいこと)。人々(ひとびと)の吐息が、
しろい色になる。親からひきづられるように子供はひっぱられていく。コンクリートの道路に、雨がふったあとの水たまり。
子供は迷子になった、言い訳はしゃべらなかった。スーパードラゴンの怪獣が箱の絵でいう、動いて戦ってた。
子供の親は賭け事を見るため、いそいでいた。子供が立ち止まって(たちどまって)見ていた、スーパードラゴンの怪獣。その箱の動く絵を見て、はげしく怒り、どなった。
子供の親の賭け事はお馬とお馬のかけっこの戦い。子供も理解した、ここで終わりだと伝わる、つかれた感情移入の、どなり声。
子供は親に殴り(なぐり)とばされて、雪月より、寒く(さむく)なっていた。冷たい気持ちもわからないぐらい、もう、歩きつかれた心。言葉をうしなってなくした、雪月世界も見えていなくなる。
子供は親に、最後のわがままが許されるなら、動かないようにつかれてしまいたいと、お祈りして、まぶたを閉じた(とじた)。
【まだ・・・わからないのか。お前は・・ちゃんとお祈りしたよ。もう、ゼロのスーパードラゴンだ。】
【ゼロは、もう願わない。ゼロも、お祈りしない。だから・・・ごめんなさい。お前は、本当にちゃんとしたスーパードラゴンだよ。】
【もう、少し(すこし)。もう少し(すこし)でいい、ゼロのスーパードラゴンになってくれ。ゼロの乱世が生みだした怪獣たちを倒すんだろ。ゼロとゼロのスーパードラゴンとして・・・・・・もっと・・・生きろ!】
~続く~




