デスアンドゲーム
『24話 日記』
「おめでとう!!」
情報屋ギルド ベルカーナジャでの位上げ(昇格+昇進)である。
団員らが祝福の歓声。
そして。
総長 ベルカーナジャが位上げ(昇進+昇格)したアリーショに内容を伝えた。
そうして。
総長 ベルカーナジャは自らの執務室(情報屋ギルド ベルカーナジャ 総長執務室)まで退室する。
そうだからこそ。
位上げ(昇格+昇進)したアリーショは泣きぐずれた。
両手には【日記】と書かれ。
貸し出されていた『日記』とは違う【日記】がある。
そうだからだろう。
アリーショは総長 ベルカーナジャの【近衛兵(常に精鋭兵)】へ達成して成立したことを泣き叫んだ。
まるで【日記】を。
だきかかかえるように両手でかくしてた本当の文字がでてくる。
【日帝は日輪ごと沈み。大勇名は地に落ちる。『王が王を助ける理由』は、なくなった。】
総長 ベルカーナジャの文字の練習が。
本当の【日記】にはあった。
文字なのに【後悔】とは違う文字である。
内容は。
アリーショ近衛兵が泣いている『ようす』でわかった。
総長 ベルカーナジャは農民である。
貴族見習い大理想が答えを真理とする。
真理には、うそが必要だ
命乞い(いのちごい)に本当の祈りを。
答えが信仰心。
【農民 千草と書かれた女の子。そして。まったく同じ農民で同じような顔の男の子がいた。】
ただ一つ。言葉がそえてあった。
その一言で何もかもが。
わかる一言である。
『~特別な民草へ~』
~続く~




