デスアンドゲーム
『170話 世界大戦の悪霊』
法律国連の一番槍国 ベルカーナジャ・ロードスの周辺国(しゅうへんこく 説明 まわりのくにぐに)の、
帝国と連合で全面戦争が、おきた。
政治の道具が法律なのだから法律国連による法律なのかもしれない。
僕は『ちょっとした』、いつもの帝国と連合の全面戦争だったはずの世界大戦にまきこまれることになった。
王遠が、まかされたのは補給活動をできる補給隊。
そして。
僕も情報屋ギルド ベルカーナジャとして。
後方支援(補給物資を運ぶ係)として参戦することになる。
王遠は独自行動はしなかった。
聞かされているのは補給活動をできる補給隊だからだ。
僕は、ほかの団員らと、ふしぎに思って考えた。
盟主 ベルカーナジャは、どこへいったのか、というお話しでもある。
【盟主 ベルカーナジャ率いる(ひきいる)日和見同盟の考えは、補給活動できなかった補給隊であった。】
そうだからこそ。
盟主 ベルカーナジャは、
そもそもの補給活動をできる補給隊を先に断っておいて、
あとで君臨王から直接、
命令を受けて補給活動ができる補給隊を編成(へんせい 説明 装備などをととのえること)したのだ。
【よって。】
【盟主 ベルカーナジャは日和見同盟の後方支援命令を受けただけでの戦場には、】
【でなかった。】
【だが、団員らを『見捨てた』のではなく、】
【団員らが王軍らに『みすてられないよう』に独自行動の後方支援をした。】
【法律国連の一番槍国 ベルカーナジャ・ロードスが、】
【法律国連と謀略できない陣地に日和見同盟の陣立て(じんだて 説明 本陣などのこと)をしたのだ。】
【こうやって。】
【陣立て(じんだて)するだけでも。】
【あとは日和見同盟が攻めこまなければ、団員らの生存権限は守られるからだ。】
僕ですら。
あっけない補給活動ができた補給隊だったという、
『いつもの帝国といつもの連合の共倒れ』に『世界大戦みたいのは』終わりに終わった。
あとで。
盟主 ベルカーナジャと団員らが話し合ったテーブルのお話し合いで、
僕は生きのこれたからには常識な一手があったのだと、僕も涙をした。
【できれば。】
【もう少し。ぬるま湯みたいな安全必要安全な戦いがしたかったと、】
【いつもどおりの新聞(しんぶん 説明 この場合はロードス新聞)に書いた僕であった。】
~続く~




