デスアンドゲーム
『14話 文通特権』
僕は長く考えた末に誤解らしき誤解を解除しようと総長 ベルカーナジャの日記を借りた。
【護衛団員らの中にいたアリーショ名前の女性へ 精鋭団員へ位上げ(昇格+昇進)しなかったのは僕のせいではありません。】
僕は深く。
そして僕は長く。
なによりも考えた。
【でも。おどかしたんだろ。ロードス。】
僕は誰の文字というよりも精鋭文字(?)だなぁとまた総長 ベルカーナジャから日記を借りた。
【男の子の僕はホモサピエンス(全人類)の中でも優先権をもって真実を追い求めます。】
「・・それで話は何?」
いまだに護衛団員らの中にいるアリーショが、
僕からすれば。
うしろから『だましうち』がきた。
「罰ゲームだったんでしょう?」
そのようにしゃべり、
アリーショは言葉を続ける。
「ロードス・・・何?」
僕は言葉がつまった。
「あ・・ぅ・・・そー」
僕がなんとか言葉を発音しようとしたら。
アリーショから平手打ち(ビンタ)をされていた。
【だけれども。僕は全知だった。総長 ベルカーナジャも、また。情報工作員だったんだ】
~続く~




