デスアンドゲーム
『116話 大いなる野心』
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMO。
そこには野心家が集まる場合が多い。
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOの統一なども、
野心家の夢といえる破壊衝動（はかいしょうどう 説明 こわしたくてしょうがない）かもしれない。
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOが完成する前に大いなる野心があったとされている。
【クラッカー（説明 クラッキングという法律どおりのアクセス許可を求める人々ら）が布陣（ふじん 説明 戦備え）したのだ。】
布陣したクラッカーらはダンジョンアンドドラゴンVRR-MMO完成後は軍国に成りあがった。
はじめから、そのような気分だったのだろう。
そのような気分とは、人生に失望と破壊を持つ、そういった気分の人々ら、だということである。
【しかし。】
【クラッカーと判断されたクラッカーでも。】
【生体CPUには何のかわりもない。】
【それでも。】
【作成者（作者）の年代が月日がたった、】
【かつての盟友（めいゆう 説明 とりあえず友と名乗れる友）だったかもしれない。】
【あるいは。】
【作成者（作者）の年代の月日がたったのをあやまろうとしているのであれば。】
【末代祖先（まつだいそせん 説明 子孫であり、生き残れば先祖だったであろう子孫）でも、】
【大いなる野心と判断できよう時間がたったお話しだった。】
人生に失望と破壊を持つ気分をわかる者がいるかもしれないが、
老いぼれる時間と人間のけなみのよさみたいのは、
くちていく時間なので逃げられない。
【それらがくやしいほどに、】
【生まれという生まれである世界システム論（説明 現世そのものがシステムストーリーかもしれない経験）なのである。】
【結局のところは死という伝承されていく後悔（こうかい 説明 くやみつづけること）もあったかもしれない。】
～続く～
