ダンジョンアンドドラゴン～最終章～

デスアンドゲーム

『13話　ほほえみ』

「ごめんなさいー！」

人々のむれから情報屋ギルド　ベルカーナジャへ声がかかる。

わかる。

わかるが。

なんで応援みたいな声援もふくまれるんだと。

僕はあくびをした。

そして僕は情報屋ギルド　ベルカーナジャの扉をあけようとする。

なんかマーキュリーがいた。

なんとなくいるんだと思って考えて僕は扉をしめようとした。

「！ロードス！！」

マーキュリーは泣き叫んだ。

「なんだ、こいつ・・・？」

返答した僕は眠たかった。

僕はマーキュリーがマーキュリー師匠（グラッス）をよぶまえに終わらせようと考えて考える。

なぜなら昨日の戦い（？）がマーキュリーに【練習訓練試合】でも、

まじめに負けたからだ。

そんなことをおもいだしながら。

なんとなくでなんとなくな僕はグラッスをよびにいくことにした。

「こりゃー・・・話に聞くところによる貴族見習いかー・・。」

グラッスがとっさに頭をかき、

説明しながら言う。

「また。やられたな。」

グラッスの話を聞くところによると。

初めから総長　ベルカーナジャが言いたい誇りとは貴族見習いとして。

情報屋ギルド　ベルカーナジャが為の功労者としても。

早く。はせさんじろ、との説明だった。

【あやまる必要はないぐらい言ってやれよ】

　グラッスは前からそうだったらしいと語る。

だけど。

聞きかじり（うわさを信じる耳を持つ人間）の情報説明を僕らにしていたのみだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～続く～