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詩~思いつきのままに~

作者: 茄蒔 藍
掲載日:2026/05/14


静かに揺れていた

水面に佇む影


無作為にある

過去の価値を


眺めていた


いつからか

どのくらいか


知らぬまに

消えていた


重ねても

残照さえなく

去っていった


沈めた時

見えた灯りに


触れても冷たく

そのまま在る


流れに隠れ

肩を抱いた


幾多の輪が絡み

瞼にうつす実


咲かさずに

芽吹くことさえ

忘れていた


虚に零れた後に

色が飛散した


淡い風

降り注ぐ雨

雲の切れ間の光


見上げた先に

輝く虹が垣間見えた


足元に

小さな双葉があった


生えることが

こんなにも美しい



ありがとうございました。

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