表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

詩「新月の日」

作者: 奥田 繭
掲載日:2026/07/01

かならず帰ると言った君は

遠い異国のだれかの屋根の下で笑ってる

スプーンいっぱいの愛に感謝しつつ

眠る前に祈りながら泣きながら


わかりきった日々に慣れきった顔で

ぼくは心臓の鼓動をたしかめる

毎日毎日毎日 繰り返し繰り返し繰り返す

空虚なマネごとの文章がまた世界を汚したとしても

誰もぼくを救いには来てくれないから


さよなら

またあした

ごきげんよう

よまいごと


君のことば、覚えているよ

新月の日にかいた手紙は

夢のなかで風の粒子になる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
帰ると約束した人への想いと、同じ日々を繰り返す孤独が短い言葉の中に凝縮されていました。「さよなら」と「またあした」が並ぶ揺れも切なく、新月の日に書いた手紙が夢の中で風へほどけていく結びが美しかったです…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ