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番外編1 3Bとは

うぃー!!うぃー!!

作中に登場した3B。この中に大念がいるのは周知の事実だが、あと2人まだ登場していない人物がいる。その名を混同、香澄という。これは主人公の加藤と2人の物語…………



◆◇



加藤はその日陸人と一緒にご飯を食べていた。


「うめえな。」

「そうだねー」


何の変哲もない平和な日。


その平穏は一瞬して砕けた。


「エ!?ちょっと待って〜。あれってあのゆーめーな加藤君ジャーン!!いっしょごはんたーべよ!」

「ちょっと混同、加藤くん困ってるでしょ。」

(こんな陰キャと一緒にご飯なんて食ったら吐いちまうわ。)


声の主はえげつない美貌を持つ3Bのうちの2人。ギャルの混同と清楚系の香澄だった。


「え!?なんで3Bの2人がこんなところに!?」


陸斗が驚いている。それもそのはず、3Bは大念以外いつも親衛隊に守られているので自由に行動が出来ないのである。


「いやーさ、いくらうちらが可愛くても周りに寄ってくんのはハエみたいでだるくね?」

「そんな事言わないの。親衛隊のみんなも良かれと思ってやってるんだから。」

(ブス共が。近づいてくんなよ。)


どうやら撒いてきたらしい。撒けてないけどね。さっきから校舎の影から数十人程の人影が見える。遠目から見守る感じに変更したんだろう。


「てか加藤くんもいっしょにたべよーよ!」

「ちょっと混同!」

(陰キャすぎ!

「あ、ああ。遠慮しとくよ……」


俺がこいつらに近づかないのは、100%この香澄のせいだ。何故か俺は香澄の心の声が聞こえるらしい。それにしても悪口言い過ぎだろ!陰キャで悪かったな!


「じゃあ俺らはこれで………」

「えちょ、加藤!もっと話そうぜ!」


陸人が俺の服を引っ張ってきた。


「いやいいよ。早く教室戻ろう。」

「いいから!ね!?」


さらに強く引っ張ってくる。


ベリッ


俺の服が陸人の引力に耐えきれず破れた!!


そのまま俺は前につんのめり…


香澄の谷間に……


getting on!!!!


「キャッ!!」

(/////!!)


香澄が可愛らしい悲鳴をあげる。


(こいつこんな可愛い声出せるんだなー。)


そう思いながら俺は親衛隊からの猛攻撃を受け、意識を失った。

うわーーーー

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