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8 吸血鬼はうるさい丑三つ時

毎回サブタイトル考えるのが苦痛です。

私の笑えるほどにとてつもなく良いお人柄のせいで私のお体がお悲鳴の方へと飛んでったのは帰る決意からたった1、2秒後だった。




さて、誰かのピンチだからかそれとも勘か、けっこう早めに現場についた。

案の定というかやはりというか、現場はもぬけの殻だった。


しかしこの短時間でそんな遠くに行けるとは思わないし、人っ子一人いないこんな夜中に、被害者連れていつまでも静かにしてられる訳がない。


まずは息を整え、大きく息を吸って

「誰かいませんかー?」

と、叫ぶ。



返事は返ってこない。



何も反応のない暗闇に、さっきのは気のせいだと思うことにし宿への帰路へつく。



そうだ。迷子だったんだ。


すると背後から

「がたがたっ」

と、音がした。


誰かいるなら道を聞こうと思い音のした方へと振り向く。


「タタタっ」

と、音がする。

何かが駆けてくる音だ。




次の瞬間私は仰向けになっていた。

この時間夜だから空は青じゃないから、仰向けとは言わないだろうというツッコミはひとまず置いとくことにして、問題は私の胸の上にいる人のような何かだ。暗くてよくは見えない。


「逃げて」

と、かわいい声で言われたらたとえ急でも手を取って逃げるしかない。ないよね?





どの位走っただろうか。

私としてはけっこう走ったと思

「息切れるの早くない?運動不足?」

初対面でこの態度はなかなかいない。逸材だな。将来が楽しみだ。


「私あなたの家に泊めて貰いたいんだけど、家どこなの?」

初対面でここまで図々しいのもなかなかいない。


「家がないから、宿に泊まってるんだけど今迷子なんだよね。」

「しょうがないな。じゃあちょっと屈んで。」

言われた通りに膝に手を置いて屈むと、肩に手を置いて耳元に息がかかる。

声が出てる位置からなんとなく分かっていたが、背は小さいようだ。

首もとに痛みが走る。

この子もしかして…?


「こっちだよ。」

と、今度は私が手を引かれる。



あっという間に懐かしの宿。

この子もしかせずとも、方向感覚いいのでは!?

ロビーを抜け、他の人達を起こさぬように抜き足差し足で部屋に戻る。


部屋へ戻ると2人ともベッドですぐに寝てしまった。

まぁ、お察しの通り彼女は何も言わずに我が物顔でベッドで寝てたから後から私が隣で寝た形になるのだが。




起きたのはお昼前だった。未だ隣でぐーすか寝てる彼女を起こそうとする。

昨日?さっき?日付をギリギリ跨いでいるとどう表現していいのか分からないがゆうべは暗くて顔がよく見えなかったが、間違いない。


この子は私がギルドの依頼で探していた人であり、テンマルが探している人でもある、齢13の吸血鬼さんだ。


吸血鬼といえば1,500歳とか人間離れした年齢を想像していたので、

「吸血鬼なのに13とか、私より年下じゃんウケる。会ってみたい。」

と、半ばノリで依頼を受けたから目の前の二度手間に気づかない大失態があったが、けっこうあっさり見つかったし、結果オーライだろう。



スースー寝てる彼女を横目にギルドへ依頼達成を述べに行きたいのだが、昨日彼女が追われていたことを思い出し思いとどまる。

この宿鍵ないし。




「起ーきてー」

と、起こされたのは日が沈みかけた夕方だった。

猫耳も吸血鬼も書きたかっただけ。


実は今この時点で吸血鬼の名前考えてなかったり。

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