表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クラス転生譚 〜最弱無職の成り上がり〜  作者: 美夜尾maru
第9章 ~精霊契約と入学試験~
110/187

第102話 入学試験⑭

遅ればせながら、第9章最終話投稿です。

今回は今までで1番長いですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 



 レイシアは、競技場でユウを送り出したあと、エルフィアとレミエルが先に行って待っている、スタジアムの観覧席の方へと移動した。



 周りを見渡していると、レミエルに「こっちやー」と、手招きで呼び寄せられ、レイシアはレミエルの隣の席に腰を下ろす。



 競技場(フィールド)の中央を窺えば、ユウと、武装化し、青く美しい剣となって、ユウの右手に握られているラファエル、

 そして、凄まじく長い刀身の大剣を携えた、試験の対戦相手、副講師長のアルド・オルフィスが、先程推薦試験の受付をしていた女性から、何やら小瓶のようなものを受け取っていた。



「ねえ、レイシア。 あれは何を飲んでるの?」



 エルフィアは、受け取った瓶の中身を、一斉に飲み始めたユウとアルドを眺めると、不意にそう訊ねる。



「ああ、あれは『魔法障壁付与剤(シルドグラント)』だね」



 レイシアがそう応えると「魔法障壁付与剤(シルドグラント)?」と、エルフィアは聞き慣れない言葉に首をを傾げる。



「魔法障壁付与剤っていうのは、文字通り、魔力によって構築された障壁を、飲むだけで展開することの出来る薬剤だよ。 この学園の模擬戦では、魔法障壁の決壊によって勝敗が決まるんだ。 軽減されているとはいえ、痛みや衝撃は感じる。 だけど外傷的なダメージは全て障壁が負担してくれるから、大怪我することはないし、死ぬこともない。 模擬戦にはもってこいってわけだね」



 ちなみに、魔法障壁付与剤は4段階にレベル分けされており、今回ユウとアルドが飲んだのは、レベル3のものだ。


 付与することのできる障壁の強度は、大きい順に、レベル1、2、3、4という順番だ。


 反対に耐久度は、レベル4、3、2、1という感じになっている。



 今回のように、所謂(いわゆる)1on1の模擬戦の時は大抵、強度はあまり高くないが、耐久力がそこそこ高い、レベル3の魔法障壁付与剤を使用する。



 レイシアが、どこかウキウキとしながらそう饒舌に説明すると、エルフィアは若干気後れして「そ、そう、なのね」と頷いた。



 どうして説明している時のレイシアが、こんなに生き生きしていたのかと不思議に思ったエルフィアだったが、彼女の様子を見る限り、嫌な予感しかしなかったので、特に何も追求しなかった。



 そうこうしているうちに、試験開始の準備が整ったようで、事務部長、アルス・クランドは持ち前の特徴的な咳払いすると、



「えー、では、準備が整ったようですので、両者、構え」



 彼がそう言うと、同時にユウは、ぐっと姿勢を低くし、アルドは背中に携えた大剣を握り、お互いに戦闘態勢に入り、試合開始の合図を今か今かと待ちわびる。



 スタジアム全体が静寂に包まれた最中、ついにその時、試合開始を告げる鐘の音が、高らかに響き渡った─────。





 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆





 レイシアに送り出された後、俺はラフィーと共に、競技場の中央部の方へと移動した。


 その間に、ラフィーには武装化してもらっている。



 到着すると、そこには、背中に大剣を携え、爽やかな笑みを浮かべた男、副講師長のアルド・オルフィスが待ち構えていた。



 本当にあんなに長い大剣を振り回せるのかと思わせるほど、長く細い手足。


 桑茶色の少し長い髪に、整った顔立ち、キリッとしたツリ目が印象的な爽やかイケメンだ。




「今日はよろしくね」



 対面するとアルドはそう言って、にこりと微笑み、自分の左手を差し出してくる。


 俺は「よろしくお願いします」と返して、左手でその手を握り返した。



 そして、握手を交わし終えると、今しがた、俺の受付を担当してくれた女性から受け取った『魔法障壁付与剤』を、俺とアルドは同時に一気に飲みほした。


 何となくりんごジュースっぽい、爽やかな果汁の味わいで、とても飲みやすい。



 飲み終えてから数秒後、俺とアルドの体を光の膜のようなものが包んでいき、すぐに見えなくなる。


 これで魔法障壁の付与は完了だ。



『魔法障壁付与剤』を渡してくれた彼女は、俺たちから空き瓶を受け取ると、すたすたと駆け足で、競技場の出口へと向かった。



 するとアルドは、俺の右手に握られた武装化状態のラファエルを眺めて、



「へえ、それが登録にあった、君の天聖武具(サンティルム)なんだね。 これは───油断出来ないなぁ」



 その瞬間、彼の空気が変わった。



 一見、先程と変わらぬ爽やかな笑みを浮かべているようにも見えるが、その微笑の雰囲気はまるで別物だ。


 気配からでも十分に分かる。


 この、アルド・オルフィスという男は、間違いなく、俺が思っている以上に強敵だ。



(簡単には、勝たせて貰えそうにないな)



 俺は内心そう思いながらも、強気を崩さず、微笑を浮かべて、



「俺も、全力で行かせてもらいます」



 そう言った時、事務部長、アルス・クランドの特徴的な咳払いが聞こえてきた。



「えー、では、準備が整ったようですので、両者構え」



 それと同時に、俺は姿勢を低くし、念話で、右手に握りしめた相棒に呼びかける。



『ラフィー、準備はいいか?』

『ばっちこいです!』



 やはりラフィーの声を聞くと、落ち着く。冷静に周りがよく見える。



 今回の相手、アルド・オルフィスの武器は、かなりの大きさ、長さのある剣。

 リーチが長く、一撃は重いが、小刻みに振るうことは例えスキルを使ったとしてもほぼ不可能だ。



 それなら、俺は、速さで勝負する。

 敢えて相手の間合いに入り、一撃を避けることさえできれば、こっちから、三か四撃は与えられる。


 そう考えていると、なんだかかえって楽しくなってきて、自然と笑みが漏れる。



『それじゃあ、行くぞ、ラフィー!』

『はい!』



 試験の合否は内容で判断されると言っていたが、今の俺にはもう、何がなんでも勝ちにいく、ということしか頭になかった。



 そして、ついに、その時がやってくる。

 静寂を断ち切り、試合開始の鐘の音が、スタジアム全体に高らかに響き渡った。




「さてと。 それじゃあかかっておいで」



 背中の大剣をするりと抜き、横向きに構えたアルドは、余裕を見せる微笑を浮かべながら、そう挑発してきた。



「言われなくても、そうしてますよ!」



 俺は足にぐっと力を込めて、一気に間合いを詰める。


 スキルなしで、通用するとは思えないが、最初は基礎的な身体能力でどこまでアルドに対抗できるか確かめるのだ。


 ほぼゼロ距離まで間合いが詰まると、俺は剣を振りかぶるモーションを見せる。


 すると、予想通り、アルドは大剣で受けの体勢をとった。

 正面からの攻撃に対して、隙は見つからない。


 だが、俺はここで地面を蹴り、瞬時にアルドの右側面に回り込む。


 速度はまだあまりのっていないが、あの大きな剣なら、アルドがら反転するより、俺が回り込む方が断然はやい。


 さらに、姿勢を低くすることで、背の高いアルドの視界の端に入ることができるため、反応はさらに遅れる。



(よし、あいた!)



 読み通り、アルドの対応は遅れ、横っ腹に隙ができる。


 そこに速やかに一撃を叩き込む。



「───りゃあ!」



 威力は最大ではなかったものの、俺の一撃目はうまいこと、アルドの横っ腹に斬撃をくらわせ、彼は「くっ!」と呻いた。


 そして、俺はそのままの勢いで、二撃目を入れようと試みる。


 ひとつの攻撃の重みが軽い分、俺は数で勝負しなければならない。


 しかし、予想以上の反応速度で、アルドは体を反転させ、俺の体に向けて、大剣を振りかぶった。



(やばいっ!)



 俺は何とか、体勢を立て直し、その剣撃を受け流そうとする。



(重い!)



 しかし、鋼と鋼がぶつかり合い鈍い音をたてたその時には、アルドの大剣の驚異的な剣圧に、なすすべなもなく、弾き飛ばされた。


 受け身の体勢をとっていたおかげで、地に膝はついていない。



「いやぁ、ヒヤッとしたよ。 まさかここまで速いとは思わなかった」



 たちこめた土煙が晴れると、その向こうでは言った言葉とは裏腹に、汗ひとつかかず、余裕のある笑みを浮かべているアルドの姿があった。



「そりゃあどうも」



 そう返したはいいが、内心では少しばかり焦っていた。


 スキルを使っていなかった上に、威力も最大ではなかったが、俺のまともな一撃を受けてもなお平然としている。


 それに、あの反応の速さ。

 あれほど大きな大剣を持っているとは思えない身のこなし方だ。


 あのまま、あっちが距離を詰めることができるのなら、この作戦は圧倒的に不利。


 それでも、一撃を与えられたという事実はある。



 ───迷うな。 攻めろ。 例え今は弾かれようとも、この作戦しか今の俺には思いつかないのだから。



 俺は自分にそう言い聞かせ、先程よりも強く足にぐっと力を込め、さらに姿勢を低くし、疾駆(スプリント)した。


 再び、一瞬にしてゼロ距離まで間合いが詰まる。


 そして、俺は、動きを読まれないように、先程と違った形で剣を振りかぶるモーションを起こす。


 しかし、動きに変化を加えた俺に反してアルドは、先程と全く同じように受け身の構えをとる。


 確かに、正面からの攻撃に対する隙は無くなるが、それでもさっきの俺の一撃で、横から回り込まれるということも分かったはずだ。



 もしかしたら、次も右回りで来ると予想して、同じ動きで俺を誘導しているのか。


 もしそう考えているのだとしたら、さすがに甘すぎる。



 しかし、考えている暇もない。

 とにかく、今度は左から回って、せめて一撃、欲をはって二撃入れられれば上等だ。



 俺は違和感を抱きながらも、地面を蹴り、左側面に回り込んだ。



(よし、あいてる!)



 案の定、左側面はがら空きになり、たとえその驚異的な反応速度で体を捻ったとしても、先程より重い一撃は与えられる。


 俺は、振りかぶった剣でアルドの左側面に斬りかかろうとした、その時────。



『マスター後ろ!』



 ラフィーの声が届いたと同時に、背中側に魔法の気配を感じ、慌てて振り向くと、そこには大きな火の玉が目の前まで迫っていた。



 俺は、全力で守りの構えをとり、辛うじて火の玉を防ぐことに成功する。



 しかし、攻撃はこれだけでは終わっているはずもなく、俺が魔法攻撃を防いでいる間に、既に守りの体勢から攻撃の構えに移行しており、その大剣を大きく振りかぶった。



(クソ、まじかよっ!)



 どうにかして、対処しようと足掻くが、さっきの魔法攻撃の爆風による反動のせいで、躱すことはおろか、攻撃を受け流すことさえ、対応が明らかに間に合わない。


 俺は精一杯、攻撃の威力を散らせるように体を捻らせるが、そのまま、アルドの大剣が、俺の無防備な腹部を直撃すると、体をえぐるような鈍い音とと共に、視界がぐらりと揺らいだ。


魔法障壁がなければ、間違いなく俺の体は真っ二つだっただろう。



「───うぐぁっ!」



 あまり痛みと衝撃に、俺はそう呻いて、為すすべもなく吹き飛ばされ、激しく地面を転げ回る。


 それでも転がり回る最中、必死に地面に剣を突き刺すことで、壁への衝突は免れ、膝はついたものの、倒れ込むことなく済んだ。



「はぁはぁ……」



 四肢が軋み、息も荒れる中、俺は必死に思考した。



 魔法が後ろから飛んでくるのに、すぐ目のそこまで迫るまで全く気づけなかった。


 そもそも、いつ魔法をうったんだ?

 どう考えたって、俺が剣撃を打ち込もうとしている間に、そんな素振りはなかった。


 ───いや、あの時か?


 最初の俺の攻撃。

 二撃目を弾かれた時だ。


 あの時、不自然な程に土煙が立っていた。

 それはきっと、魔法を放ったことを気づかれないようにするために、わざと起こしたものだ。


 そして、俺にそれを悟らせないように、無理してでも余裕のある表情を浮かべ、話しかけることで俺の意識を乱す。


 完全にしてやられたという訳だ。



 まあ、それが分かったところで、どっちにしろ次に攻撃をくらえば、間違いなく魔法障壁は砕けて俺の敗北が決定することには変わりない状況なのだが。



 そう考えていた時、なんだかだんだん体の痛みが引いていくような感覚を覚えた。


 それと同時に『マスター、ご無事でしたか!?』というラフィーの声が聞こえてくる。



『ああ、大丈夫だよ。 ラフィーのおかげだ』


『あたしにはこんなことくらいしか出来ないから……』


『いいや十分すぎるくらいラフィーには助けられてる。 今回は俺がマヌケだった、ただそれだけだ。 だけど次で終わらせる。 だから最後の一手、ラフィーの力を貸してくれないか?』


『はい、もちろんです! 大好きなマスターのためなら、あたしはなんだってします!』



 俺は少し照れつつも『ありがとうラフィー』と言って、最後の作戦を伝えた。



「そんじゃあいっちょ、勝ちに行くか……」



 俺は、そう静かに呟いて立ち上がり、ぐっと姿勢を低くし、再び戦闘態勢に入る。



「また、それなのかい? その技は確かに脅威的だけど、僕にはもう通じないんだよ?」


 すると、それを見たアルドは、俺の考えを理解できないとばかりに、首を傾げてそう言った。



「さあ、それはどうでしょうね」



 俺はニヤリと笑ってそう返してやると、アルドは「何かあるみたいだね」と呟いて、少し警戒腰になる。


 だが、今更警戒しても、もう遅い。



 俺は2つのスキルを発動させた。


【身体能力倍増(6倍)】

【瞬発力強化】



 すると体が急激に軽くなり、スキルが無事発動したのを確認すると、俺は地面に亀裂が入るほど、足にぐっと力を込める。


 そして、青く美しい輝きを放つ、俺の相棒を握りしめ、突進した。


 まるで自分が瞬間移動したのではと錯覚するほどの速度で、アルドの懐に入る。


 アルドは、俺が既に自分の袂まで迫っていることに、全く気がついていない。



 なぜなら、彼の目には、スキル発動前の俺の動きが、2回分もインプットされているからだ。


 最初は絶対に警戒されると踏み、敢えてスキルを使わず突進した。


 運良く、アルドがそこまで警戒をしていなかったため、一撃は入りはしたが、そこからはアルドも警戒を強め、2回目の攻撃では、一撃も与えられず返り討ちにあった。


 しかしこの時点で、彼の脳内にはその2回分の動きが焼き付けられ、いくら警戒していても、その動きを上回った速さで動けば、彼の意識がついていくのに、どうしてもタイムラグが発生する。


 それが、この時間帯。



 俺はアルドの意識が俺の動きを認識できるようになるまで、俺はひたすらに全力の剣撃を食らわせていく。



「くそっ! どうなってるんだ!? ───うぐ!」



 一撃、二撃、三撃、四撃、五撃───連撃数は重なっていく。



 俺の振るう刃は、確実にアルドを追い詰めていったが、十五連撃目を打ち込もうとしたところで、彼の意識はついに、俺の動きを認識したようだった。



「やられっぱなしでたまるか!」



 そう叫んで、己の大剣をコンパクトにすっと振り、俺の剣撃を弾き返した。



 しかし、これも想定内だ。



「今だ、ラフィー!」



 するとラフィーは『了解です!』と言って、先程伝えておいた作戦通り、刀身を原型(デフォルト)の半分くらいの長さに調節する。


 リーチが短くなる分、さらに速く斬撃をくらわせることが出来る。



 それに加え、刀身の変化によりアルドの認識下から再び外れることで、俺の斬撃を弾こうとしても、彼の大剣は空を斬ることになるのだ。


 ダメージ量は少ないが、何度も何度も彼に斬撃を与え、障壁の耐久力を削っていく。




 ────そして、ついにその時がきた。


 ピシッという、亀裂音のような音が、アルドの魔法障壁が決壊寸前であることを知らせ、俺の勝利に王手がかかる。


アルドは顔色を変え、必死に体を捻り、剣を振るい、体勢を立て直そうとするが、その時、俺の動きは彼の認識外にあり、次に繰り出される攻撃を防ぐことは、今の彼には到底できない。



「これで決める!!」



 俺は全身全霊をこめて、最後の一撃を振り下ろした。



 バリィィン─────!!!



 その瞬間、ガラスが激しく割れて崩壊するような音が競技場内に響き渡り、同時に、彼の周りを覆っていた光の膜は消失する。



 すると、学園長、ケイル・アル・ミシェドは「そこまで!」と叫び、席から立ち上がった。



「アルド・オルフィスの魔法障壁決壊の確認により、勝者、ユウ・クラウスとする!」



 そして、試合開始の合図と同じ鐘の音が鳴り響き、特別推薦枠試験の終了を告げたのだった。





最後までご拝読、本当にありがとうございましたら。


初の本格的戦闘描写ということもあり、上手くかけているかは分かりませんが、楽しんでいただけたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。


第9章はこれで最終話です。 長かったー


第10章では、ついにお待ちかね学園編!


次回もお楽しみ下さいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 最後にスキルを使うのはいいけど、それで苦戦してるからなんとも言えない 慎重派って言えばそれまでだけど師匠やエルフ王の戦いから何も学んでいないように思える むしろ国王とはいえ剣聖が一教師…
2023/06/14 03:13 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ