第5話ー再び揃う精鋭達ー
「人類は一度絶滅している。
いや、エネミーによって絶滅させられた、
とでも言おうか。
そう、8人の精鋭を除いて、の話だが」
***
扉を開けて、知った友人が見えたからか、四人からは安堵のため息がもれる。少し間を置いて
「あ、一つ確認なんだけど……」
春馬がそう言った途端、場の空気が重くなる。
「どうした、ハル」
そう応えた十夜の声のトーンは下がっていた。
「ここには、もう、僕等以外には……その……」
「言いたいことはわかる。ただ、俺はあと一人を知っている」
「え?」
十夜以外の三人が驚いたように聞き返した。
「ほ、本当に?」
春馬が十夜に尋ねた。十夜は冷静に、しかし、少し寂しそうな雰囲気で話を続ける。
「あぁ、本当だ。そいつは、大絶滅が起こる前からの知り合いだった。幼い頃の話だけどな。それが、大絶滅が起こってから、俺はここから約100キロメートル離れた共同住宅で目が醒めた。俺が生まれたところだ。そしてそいつは、俺の隣にいた。幼い頃のように」
場の空気が重くなる。三人は真剣な眼差しで話を聞いている。
「そ、それで、その人は?……」
七歌が尋ねた。
「俺は大絶滅が起こってからしばらくして共同住宅を去ったんだ。その時以来、あいつとは会っていない。俺は、あいつに『首都圏に向かう』ということだけ伝えておいた」
「そこで出会ったのが僕って言うこと?」
春馬が聞いた。そして十夜は深く頷いた。
***
そして翌日。
「ここが……エンゲージメント学院か……」
2日かけて、一輝が住宅街から首都圏に着いた。
「トウ……お前は生きてるのか? 俺はここまで来たぞ。頼む、生きていてくれ……っ!」
そして一輝がエンゲージメント学院の扉を開けようと扉に手を掛ける。(ガタッ)
「ね、ねぇ、ハルくん」
「うん?」
「今、物音……しなかった?……」
「したね……。まさか……?」
「次こそエネミーとか……?」
キィー……バタン。突然扉が開いた。四人は自然と扉から遠のくように後ろに下がった。
「か、一輝……?」
「トウ……。やっと会えた…」
一輝と十夜の視線が交わる。
この度、諸事情で改名いたしました
今後は「鮫斬ろん」という名前で活動していくので
是非、今後ともよろしくお願いします┏○))
というわけで(どういうわけ?!)
第5話ー再び揃う精鋭達ー
更新しました!
和樹と十夜の掛け合いが
これからとても楽しみです
書いていて楽しいです
ではでは
次話もお楽しみに!!




