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063●おっしゃることですから

「随分、役柄ににふさわしい雰囲気になったね。」

「う〜ん、君にそう言ってもらうと嬉しいんだけど、本当は、まだ、慣れないよ。」

ロイと執務室でいると、エターニティ、プロスペリティのことを思い出す。国境封鎖の件の功績で転属となった。栄転と言われている。陛下の側近の一人として、御用を仰せ付かっているが、まだ、違和感があるよね〜。

「もう半年あまり、各方面の調整役としても活躍中だね。ラベリアを始め、周辺国への食糧援助も円滑に運んでいるし。何より君の勇気と誠実さが、広く受け入れらているからね。文官としても優秀だね。」

「’頑固’すぎだったかもしれないけれどね。しかし、あれしか選べなかった。重臣にまで、いろいろと影響が出てしまったし。こんな風になるとは思っていなかったよ。」


筆頭大臣のマルクヴァルト・デ・ヴラドルフは名目上は今も王家に仕えているが、領地に引き籠もっている。長子の ゴライブ・デ・ヴラドルフが出仕している。


「だが、あのゴライブ伯爵が公爵に代わって頻繁に出てくるのは、ロイ、君には愉快なことではないだろうね。」

「うーん、臣籍とはいえ、王家と血のつながりがある一族だしね。何度か宮廷内で顔を合わせているが、気まずくはあるな。どう振る舞えばいいか、考えてしまうね。」

「君は我が国を支えている忠臣じゃないか。科学で国家基盤を支えている。堂々としていればいいんじゃないか?」

「高名なウィルフレッド子爵のおっしゃることですから、従いましょう。」

「よしてよ、からかうなよ。」


二人で笑い合う。このまま平和が続くといいな。


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