表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/99

052●ソレイユ

やっと仕事がおわったあ!幼稚園って5時からいろいろあるんだなあ。

早く帰ってお風呂に入ろう。

あれっ?今すれ違った人、だれだっけ?


思わず振り返る。彼女もこちらを見てる。


「こんにちは、なつみさん。」

えっと、思い出せないなあ。


「こんにちは。すみません、どなたでしたっけ?」

ーおぼえていないかしら。

うわぉう!頭の中で声がした!今の、なんだあ?

「ごめんなさい。こっちのほうがいい?」

いや、そうだろう、普通は。あれっ?いったいどうなってるの?

「記憶が一部、とんでいるのね。直接、様子を見に来ただけ。もう、おじさんには会わないの?」


えっ、それ、知ってるの?う〜ん、何度か試したけど、行けないのよね。

やっぱり、未来が変わるから、飛べないようになってる、ってことなのかな?。


ーそうなのね。でも、そうとも言えないの。

ーどういうこと?

ーあなたはタイムリープしたと思っているんでしょうけど。物語では、そういうのが多いものね。

ーでも、わたし、過去に行っておじさんにあったよ。あれはタイムリープでしょう?

ーそれで未来は変わったの?

ーううん。おじさんは、やっぱり・・・。

ーそれは、あなたが世界線をこえなかったから。

ー世界線?

ー無限に分かれる世界線をこえれば、中にはおじさんが、まだ存在しているところもあるの。

でも、あなたは、元の世界線にもどって来た。

意識するかしないかは別にして、何度か、同じような経験をすることになると思う。

こえるか、こえないか。あるいは、こえられないか。わたしにも、それはわからない。


彼女の姿が朧げになっていく。


ーちょっと、待って!もっと、わかりやすく言ってよ!あなたはだれなの?

ーソレイユ。それがわたしの名前・・・。今度はおぼえておいてくれる?


消えちゃった。あれっ?今まで、どうやって話してったっけ?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ