第三十一章8 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達1】8/【芳一】と恋愛を希望する【ラブ戦士達】6
《これから君と恋愛を希望する26名に対して11回分ずつ(一週間という設定)、【恋愛シチュエーション】を独自に考えてもらう事にした。
その存在の立場、口調、考え、容姿、全ては設定変更可能。
場所などのシチュエーションも自由に変更してもらってかまわない。
元の存在と同じである必要は全く無い。
例えば、一人称が【わらち】、語尾に【~お】と付けるしゃべり方も必要ないならとっぱらっても良い》
「それって、【クイアンビー】の事なんじゃ・・・
そんなしゃべり方するの他にいないし・・・」
《黙りなさい。
今、説明の途中です。
彼女達は11回の表現をめいいっぱい使って、君とのラブシチュエーションに興じる。
君は黙って、受け入れて経験を積みなさい。
良いね?》
「良いねって言われてもなぁ・・・
僕は【世界観】をリセットしてもらうんです」
《知っている。
だから、リセットされる前に色々経験しろと言っている。
こんなチャンス、二度とないぞ。
可愛い女の子達にちやほやされるんだ。
そして、僕は次回作の参考にさせてもらう。
お互いウィンウィンの関係になる。
良いことづくめじゃないか》
「何がです?
面白がっているだけでしょ?」
《きみぃ、そう言う所、つまんないよ。
本編最後のエピソードになるんだから、楽しまないと。
ほらっ、笑って笑って。
君はこれからパラダイスを味わう?・・・んだと思う》
「思うってどういう事ですか?」
《いや・・・恋愛経験がないのは彼女達も同じだからね・・・
一体、どんなものが出来るのか・・・
不安が無いと言えば、嘘になる》
「大丈夫なんですか、それっ?」
《とにかく当たって砕けろだ。
据え膳喰わぬは何とやらだ。
やるんだ》
「えぇ~?」
【芳一】は、不安になった。




