第三十一章75 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達1】75/【前半ラブエピソード?6】09
何とか、【ですらない/ルフィナ】の100連勝を防いだ【芳一/翔馬】。
【ですらない/ルフィナ】は、
『あ~あ・・・
負けちゃった。
後、1回勝てば100勝だったんだけどな。
残念』
と言った。
【芳一/翔馬】は、
「おいおい、やめてくれよ。
俺はたった1回勝っただけ。
そっちは9回俺に勝ってんだぜ?
1回負けたのを悔しがられたらこっちの立つ瀬が無いぜ。
あんた、強いな」
と言った。
『貴方の言うとおり、これがこの筐体の限界だね。
やっぱり本番でやらなきゃ駄目か。
次合う時はもっと本気でやるから』
「おいおい。
俺はゲーマーじゃねぇんだよ。
こう見えて、俺は、【思考機兵】のパイロットなんだ」
『知ってるよ。
この国のエースパイロットなんでしょ?
私もエースパイロットなんだ。
だから、今度は戦場で会いましょ。
次は負けないから』
「え?
あんた、敵のパイロットなのか?」
『そ。
撃墜王がこの町に居るって聞いたから様子を見に来たんだ。
正直、どうせ大したことない奴だと思ってたけど、訂正するよ。
君は強い。
対戦するのが楽しみだ』
「わかってて、俺に勝負を挑んだってか?
俺は偶然、ここに来たんだが?」
『ううん。
運命を感じたから。
ここで待ってたの。
君と逢えて良かった。
ここは戦闘指定区域じゃない。
勝負は戦場で』
と言って去って行った。




