第三十一章54 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達1】54/【前半ラブエピソード?4】10
今は夏も近い。
【プロモーションビデオ】には水着も必要だろう。
その前に冒頭のシーンでもちょっと抵抗のあるシーンがある。
【芳一/雅和】は、
「え、えと・・・
まずは起きるシーンから行きたいと思います。
男性用のワイシャツに下着をつけてベッドで寝ていただいて起きるシーンを撮りたいと思います。
起きる時は、手を上に伸ばしてもらってあぐらをかいてもらって、ちょっと寝ぼけた表情を浮かべていただきたいです。
それで、ワイシャツを脱いで、下着姿で朝日を浴びて、そこから、歩きながらクローゼットまで進むんですが、その時、下着がどんどん入れ替わると言うシーンにしたいです。
これから何を着て外に出ようかと言うシーンです。
良いですか?」
と言った。
【リテンファン/ユーニス】は、
『オーケー監督。
それ、やりましょう。
まずはベッドに横になれば良いのね?』
と言った。
「あ、はい」
『じゃあ、行くわよ。
・・・ん・・・んぅふぅ・・・
ふ・・・ぁぁぁ・・・
おはよ、【雅和】。
・・・さて、起きますか。
んふぅ・・・朝日が気持ち良いわね』
と言って窓の前で背伸びしてワイシャツを取った。
そしてクローゼットに向かって歩き出す。
このシーンはコマ送りの様な撮影となる。
下着姿のまま歩いて一旦、クローゼットに行くまでのシーンを撮り、下着を着替えて、その途中の下着姿の歩きをトレースする。
少し歩いたらまた新しい下着に着替えて歩きをトレースする。
それの繰り返しだ。
何度もリテイクを繰り返し、ようやく完成した時、
『良いんじゃない?
刺激的なシーンになったわね』
と言ってハグをしてきた。
【芳一/雅和】は耳まで真っ赤になった。




