第三十一章53 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達1】53/【前半ラブエピソード?4】09
『ちょっとお願いがあるんだけど・・・』
え?
いきなり何?
『このままだと、欲しいシーンまで行かないからシーンを飛ばして欲しいのだけど』
え?・・・飛ばす?
これから親密になっていくんじゃ?
『それを待っていたら、シーンが終わっちゃうのよ。
良いから飛ばして。
10回しか無いんだから』
・・・はい。
わかりました。
じゃあ、そう言う事で、シーンを飛ばします。
【芳一/雅和】と【リテンファン/ユーニス】は一週間をかけて、仲良くなり、いざ、撮影の時を迎えたのだった。
【リテンファン/ユーニス】は、
『じゃあ、今日からビジネスね。
私をどう映す?
貴方なら何を求める。
私はそれに答える。
さぁ、私に指示を出して』
と言った。
【芳一/雅和】は、
「ごくっ・・・」
と生唾を飲み込んだ。
いよいよ、この世界的な女優を撮る時がきたのだ。
ここからはビジネスの話になる。
ここで映した物が商品として世に出る事になる。
生半可なものは作れない。
撮影に必要な小道具や撮影場所の確保などもある。
それは既に、【絶対神具】/【願いのおみくじ】で手に入れている。
【芳一/雅和】は、
「ま、まずは、プロモーションビデオを撮りたいと思います。
良いですか?」
と言った。
【リテンファン/ユーニス】は、
『何故、私に許可を求める?
私は女優。
監督の要望に応える仕事をしている』
と答えた。




