第三十一章31 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達1】31/【前半ラブエピソード?2】09
【聡】は、
「だぁ~かぁ~らぁ~、
俺が君を助けたんだってばぁ~。
わかるだろ?
助けられたプリンセスは勇者と結ばれる。
そう、相場が決まってるんだ」
と言った。
【姫】、こと【第1種神祖姫/天音】は、
『貴方じゃない。
私を助けてくれたのは。
きっとあの人・・・』
と言った。
「何でだよ?
助けた俺にお礼も無し?
そりゃねぇんじゃねぇの?
俺、命がけで君を助けたんだけど?
それって恩知らずじゃね?
ねぇ、せめてデートの1つでもしてくれよ」
『しつこいですね。
貴方じゃ私を救い出せなかった。
私は貴方達に力を貸しているのだからそれくらいわかります。
貴方じゃない』
「ふざけんなよ。
こっちは辞めても良いんだぞ、ヒーロー。
俺に辞められたら困るだろうがよ」
『そんな下心丸出しの貴方に勇気のエネルギーが反応する事はない』
などと言い合いながら、共に歩いて来た。
そこにはちょうど、清掃をしている【芳一/勇吉】と【権じい】が居た。
【聡】と【第1種神祖姫/天音】の口論に眼をぱちくりさせている。
【聡】は、【芳一/勇吉】と【権じい】を見るなり、
「何だ、てめぇら?
見せ物じゃねぇんだ。
邪魔だから、どっか行けっ」
と言った。
【第1種神祖姫/天音】は、
『お爺さま・・・』
とつぶやく。
それに、【芳一/勇吉】がびっくり仰天、
「え?
お、お爺さま?」
と言った。
【聡】も、
「え?
えぇ?
えぇぇ?
お、お爺さま?・・・なんでしたか・・・
これは失礼を。
と言う事は大総帥ですね。
失礼しました。
そんな格好をしてたからつい・・・
おい、お前、邪魔だ、どっか消えろっ」
と言った。




