第三十一章24 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達1】24/【前半ラブエピソード?2】02
「おい、バイト。
これ片付けておけ」
横柄な態度で男がバイトの【芳一/勇吉】に命令する。
【芳一/勇吉】は、
「あ、はい。
わかりました」
と言って片付け様とした所、男が、
「ぺっ・・・」
と唾を吐いた。
それが、片付けようとした物にあたる。
男は、
「どうした?
片付けろよ。
俺は秘密戦隊のレッドだぞ。
お前みたいな雑用係からすれば雲の上の存在だ。
わかってんのか、このクズが」
と言った。
どうやら、虫の居所が悪いらしい。
秘密戦隊のレッドの男は、【聡】と言う。
どうやら、【姫】と呼ばれる女性にアプローチしてこっぴどくフラれたらしい。
その当てつけとして、【芳一/勇吉】をいびっているのだ。
気の弱い、【芳一/勇吉】はそれに逆らう事が出来ない。
「はい・・・
ただいま、片付けます・・・」
と言って片付けた。
それを見ていた、バイトの同僚?である【権じい】は、
「やれやれ・・・
情けない奴じゃのぉ・・・
あんな中身がスカスカの男に良いようにこき使われて・・・」
と言った。
【芳一/勇吉】は、
「あ・・・ははっ・・・
そうですね・・・
すみません・・・」
と謝る。
【権じい】は、
「何故、儂に謝る?
お主は何も悪いことはしとらんのだぞ?」
と言った。
「そ、そうですね・・・」
「そうですね、じゃない。
もっとしっかりせんか。
しゃきっとせいっ、しゃきっと」
「ご、ごめんなさい・・・」
と言うやりとりがあった。
【権じい】は、
「まったく・・・
あの子もあの男の何処が良いと言うのか・・・」
と言う謎の言葉をつぶやいた。




