第三十一章17 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達1】17/【前半ラブエピソード?1】06
【芳一/彦一】は、自分の部屋をプロデュースすることにして成功した。
それは他の色んな【趣味部屋】をプロデュースして行く内に、どういったものがバズるか大体読める様になっていったのだ。
流行る前にこれは受けそうとか、隠れた名品とか高くなる前に仕入れる事が出来る様になっていた。
【鑑定眼】の様なものが身についていたのだ。
【流行】を作り出す。
その力が今の【芳一/彦一】にはあった。
【稀称太夫/真雪】が身売りされた時には彼は何の力も無かった。
だが、今なら、【稀称太夫/真雪】に相応しい男に成長出来たと自負することが出来た。
【芳一/彦一】は、自分の部屋から発展させて、様々な個性の無い部屋にその後流行る物を先物買いして【流行】の【部屋】を作り出して行って、その売り上げは、【稀称太夫/真雪】の身請け金に達した。
そして、すぐさま、彼女の身請けをした。
【稀称太夫/真雪】は、
『待ってた・・・
【彦一君】・・・
でも、私・・・
【遊稀】としてやってきて・・・
汚れちゃった・・・
もう、貴方に相応しく無い。
こんな薄汚い私なんか・・・』
と嘆いた。
【芳一/彦一】は、
「汚れたとか言うな。
俺はそんな事、気にしてない。
俺が忘れさせてやる」
と言って抱きしめた。
ちなみに、【芳一】は絶対にこんな事しない。
彼はそんな気の利いた事を言う柄では無い。
これはあくまでも強制的に【芳一】がその役をやらされていると言う事は付け加えておく。
【芳一】であって【芳一】ではない。
【稀称太夫】であって【稀称太夫】ではない。
それが、【芳一/彦一】であり、
【稀称太夫/真雪】である。
これはあくまでも【稀称太夫】がやってみたいと言う展開を【芳一】と【稀称太夫】が役者となってやっているだけ。
そう言う物である。
この【ラブコメ?】は、【真の強者】がやってみたい事を希望し、作者がそれに答えて話を作ると言う展開である。
話は横道にそれてしまったが、話を元に戻そう。
『いや、待て。
・・・飽いた・・・』
は?
『だから待ってて飽いた。
別の展開にしてくりゃれ』
そんな無茶苦茶な・・・
完全な私物化じゃないか、ったく・・・
・・・【稀称太夫】の無茶ぶりで突然の路線変更を余儀なくされてしまったが、どうなるこのエピソード?




