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第三十一章10 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達1】10/【芳一】と恋愛を希望する【ラブ戦士達】8

《【芳一】を人身御供にして見送った僕だが、まだ何やらここに訪ねてくる者が居た・・・》

「ちょっと、【作者】。

 僕達はどうなる訳?」

「そうでござるよ、【拙者】と【シェリア殿】はダブルヒロインという事では無かったでござるか?

 扱いが酷いでござるよ。

 出番がほとんどなかったではないでござるか」

《あぁ、【シェリアちゃん】に【フェアリアちゃん】ね・・・

 君達も来たの?》

「そうだよ、一言文句良いに来たんだ。

 何がヒロインだ。

 ヒロイン詐欺だこれは」

《仕方ないだろう。

 この物語は【広く浅く】をテーマにしてたんだ。

 【狭く深く】をテーマにするのは、【次回作】なんだから。

 あんまり君達のことばかりやる訳にはいかなかったんだよ。

 それでも他のキャラよりはエピソードを出していたと思うよ。

 頭では他にも色々、エピソードを考えていたけどね。

 ただ、出す機会が無かった》

「酷いでござる。

 それに本編の最後のエピソードで何で拙者達の出番が無いのでござるか?」

《いや、君達を出す訳にはいかないんだよ。

 こっちの都合というのもある》

「なんでだよ?

 理由を説明しろっ」

《理由は、【芳一】が君達を含めた、妻?達の中からたった1人を選ぶので、他の妻?達と差を付ける訳にはいかないんだ。

 誰を選んだかは読者の方の想像に任せると言う形を取りたいと思っているからね。

 他の妻?の可能性も残したいんだよ》

「そんなふざけた理由でござるか?

 拙者か、【シェリア殿】で良いではござらぬか?」

《いやいや、決められないって・・・》

「優柔不断だなぁ・・・

 女性は引くぞ」

《まぁまぁ・・・

 この物語は分岐させて色んな可能性を残して終わらせたいと思っているんだよ。

 物語は伏線全部を回収させて終わると言うのが綺麗な終わり方と思っているのかも知れないけど、僕の考えでは違う。

 実際の世界でもその人が全ての事を解決して人生を終えるなんて事はまずない。

 多くのやり残しを残して死んでいく。

 僕はハーフ・フィクションとしてこの物語をそう言うたくさんのやり残しを残して終わりたいと思って居るんだ。

 それが作者の意図というものだよ》

「納得いかないでござるよ」

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