手下にしてください
スライムか、最初に戦う相手としてはちょうど良いけど、今1番だいじなことは僕の体力は1だと言う事。つまり、体当たりだろうがなんだろうが一発でも食らったら死ぬと言う事。なら取る手段はひとつ。僕はスライムへと鋭い目を向け、姿勢を低くし、こう叫んだ
「スライム様!私を手下にしてください!」
あっさり了承してくれたスライム様。これからレベルを上げるためにはどうすれば良いのかについてはすでに考えてある。それは、スライム様についていってスライムにモンスター倒してもらって僕もそのおこぼれをもらってレベルを上げる作戦!
「スライム様!あなたのお名前はなんでしょうか!」
あ、スライムって話せないんだっけ。
「僕、ホムラ。」
あ、あなた喋れるんですね。
「早速あなた様の力を見せていただきたいのですが・・・」
そう言うと、ホムラはぴょこぴょこ動いて森の奥に行きオークの村のようなものの前で停止して、魔法を使った。
「ファイア」
炎魔法の初級の呪文だ。大した威力がない牽制用の呪文だが、ホムラが使ったファイアはオークの村を蒸発させていた。このスライムの手下になれてよかった・・・。
一応ステータス・・・
クラウス
職業 勇者(魔物使い)レベル5
スキル なし
体力 2.5
魔力 2.5
運 2.5
防御 2.5
攻撃 2.5
素早さ 2.5
習得した魔法 ファイア
スキル増えたー成長してるー魔法覚えたー
「ところでホムラさん、あなた何ものです?」
「僕は数千年前魔王と戦った時に魔王にスライムにさせられた賢者だよー」
この小説どっちが主人公なんでしょうか・・・
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