明かされる キメラの体 その秘密
今回で7話! ラッキーセブン! きっといい話ですね!
ねこまんま?「どうやって入ったんだい?」
えふぃあにねこまんまと呼ばれたそっくりさんの質問に一切耳を傾けることなく、えふぃあは走って接近する
ねこまんま?「侵入者か! ファリシアのケモ? 私の名前よく知ってるねぇ」
そういうとねこまんまはどこからともなく短刀を出し、えふぃあの突撃を躱しながらえふぃあの"トランスカーフ"を切る
ねこまんま「スカーフに変身魔法が組み込まれてるね、、、さ、君の正体は、、、」
白猫に化けていたえふぃあの変身魔法が、光に包まれながら解除され、素の姿が現れる。その姿を見たねこまんまは息を飲み、えふぃあと距離をとった
ねこまんま「えふぃあ、、、どうしてここに、、、?」
えふぃあはまた話を聞かずにねこまんまに突撃する、今度は"えふぃあっくす"を生成して
ねこまんま「、、、お話出来る様子じゃないね」
そういうとねこまんまはえふぃあから逃げ始めた
えふぃあ「待てやコラァ!」
えふぃあは怒り心頭で追いかけるが、
ねこまんまは流石にこの地下になれているようで、すぐに見失ってしまった
えふぃあ「くそっ、、、あっ、アノマ!」
怒りで忘れていたアノマのことを、再び探し始める
そうすると、1部屋怪しい雰囲気の部屋を見つけた
えふぃあ「研究室っぽいな、、、資料っぽいのもあるし、、、ん? アノマ?」
研究資料らしきものには、アノマの似顔絵が描かれていた。他にも、身長や体重、特徴なども、、、
えふぃあ「攫った魔獣のリスト、、、? 5束くらいあるし、、、」
えふぃあはアノマのいる場所について書いてるものが無いかと、他のまとめられている資料にも目を通してみた
えふぃあ「ん、、、? ギミル・ジャノク、、、?」
アノマのことについて書いてあったように、
アノマの産みの父親で、ブクの夫、ギミ・ジャノクについて書いてある紙があった
えふぃあ「なんでここに? 被検体3号に使用? 何?使用って?」
ねこまんま「見ちゃったんだね。なら私から説明するよ」
ねこまんまが部屋の入口、えふぃあの背後から話しかける
えふぃあ「ねこまんまぁ!」
えふぃあは先程生成した"えふぃあっくす"を再び構える
ねこまんま「待って待って! ほんとに全部説明するから!」
えふぃあ「、、、アノマの居場所さえ知れればいい」
ねこまんま「後で説明するよ、これは君も知るべきことだ」
えふぃあ「、、、この資料の魔獣達についてか?」
ねこまんま「それは知らない方がいいかも、、、その被検体3号ってのは、君なんだ」
えふぃあ「、、、は?」
ねこまんま「そこの1番左にあった束は、全て君がキメラになるために使われた、素材のことを書いてある資料だったんだ」
えふぃあ「素材、、、? 魔獣達のことか?」
えふぃあの目に再び怒りが宿り始める
ねこまんま「あぁごめんごめん! 気に障る言い方だったね! 私は余り関わらなかったんだけどね、"人間だった"君を魔獣のキメラにする実験がされてたんだ」
えふぃあ「、、、ほんとに知ってるんだな」
ねこまんま「そりゃそうさ、実験はしないけど、ここの職員なんだから。でも私は感謝されることはあっても、君に殺されるのかってくらいの勢いで襲われるような事はした覚えがないよ?」
えふぃあ「よく言うな、てめぇと運悪くそっくりなオレのことを知っておいて、、、国家転覆罪なんかで追われる身になりやがって」
ねこまんま「国家転覆、、、? 君と私が似ているのは運なんかじゃないんだけどね、私もここd、、、」
研究所の職員A「被検体2号、何をしている」
ここの職員らしき魔獣が、ねこまんまの背後から話しかける
魔鏡をかけていて、正面から接近する魔獣には気づきやすくなっているえふぃあは、見つからないように棚の後ろに即座に隠れた
ねこまんま「、、、なんでもないよ」
職員A「誰かと話しているように見えたが?」
ねこまんま「ずっとここで働かされてるからね、頭おかしくなっちゃったかも!」
職員A「フン、、、おかしくなっても役には立てよ」
ねこまんま「そういえばさ、私って何かの罪に問われてたりするの?」
職員A「、、、急にどうした」
ねこまんま「私って、首輪無しじゃ暴走しちゃうじゃん? 何かやらかしたことないかなーって、研究所からもほとんど出してくれないし」
ねこまんまは自分の首に付いている、赤い首輪を触って強調した
A「、、、私は何も知らん」
えふぃあ「"トーフ"」
ねこまんま「あっ! 何して!」
A「なっ! やっぱり何かいたじゃないか!」
えふぃあ「こいつ今嘘ついたぞ!」
えふぃあが使った"トーフ"という魔法
これは、1つの発言につき、1度だけ使える魔法
その発言が、正しいか、誤りか、40%の確率で分かる。60%の確率で、逆の結果が出る
失敗したかも分からない、ギャンブルのような魔法である。えふぃあはそれを運の良さで大抵成功させていた
A「これ、、、被検体3号か!?」
ねこまんま「やばっ! "フォリープ"!」
"フォリープ"は対象を眠らせる魔法、しかし魔力量に差がないと通用しない
A「うっ、、、ぐっ、、、」
研究所の職員Aは眠ってしまった
ねこまんま「君一応侵入者だよ?」
えふぃあ「今あいつは何か隠そうとした」
ねこまんま「なんかあるみたいだったね、、、」
えふぃあ「ってことは、、、お前も騙されたのか?」
えふぃあは職員を部屋に引きずり込んで、他の職員に見つからないようにしながら話を続ける
ねこまんま「それは分からないね、"トーフ"は確実なものじゃないし」
えふぃあ「それと、お前2号って言われてたな? オレが3号だとして、お前が首輪無しで暴走するってのは、次のオレでは改善されたのか?」
ねこまんま「分からない、確証はないんだ。まだアイツらも原理には気づいていないしね」
えふぃあ「原理?」
えふぃあは眠っている職員を椅子のようにして腰掛け、深掘りをしようとする
ねこまんま「私の暴走の原理。暴走してる感覚なんだけどね、体の中に入った、魔獣達の魂が、恨みで暴れだしてる感じ」
えふぃあ「それならオレも抑えようがなくね?」
ねこまんま「それが賭けだったんだ、私は首輪で魂を抑えてる、謎の魔獣さんが作ってくれてね、さっきの化けてたえふぃあに似てたかな」
えふぃあ「ふーん? オレは?」
ねこまんま「私がえふぃあに使い魔を寄生させた」
えふぃあの顔には「何言ってんだこいつ」と書いてあるようであった
ねこまんま「信じてないね? 本当だよ。きっと成功したのかな。君と私の使い魔で魂が2つあるから、きっと魔獣達の魂に勝ってるんだ。私の使い魔に接触されたことはある?」
えふぃあ「全然ない」
ねこまんま「そうか、、、命令してたし、魂抑えることに必死なのかも?」
少し間が空く、ねこまんまはもう言うことは無さそうだ、そう感じたえふぃあは口を開く
えふぃあ「じゃ、オレの身体の質問おわり。アノマはどこだ?」
ねこまんま「ここから更に地下に行った所にある牢獄にいると思うよ、被検体やキメラにする時に使う魔獣を閉じ込めておくんだ」
えふぃあ「、、、お前この研究所に騙さてそうだろ? 一緒に行かねぇか?」
ねこまんま「え? 君は私のせいで困っていたんだろう?」
えふぃあ「それはまぁ腹が立つけど、どっちにしろ道案内は欲しいし、お前も騙されてたなら悪いのはこいつらだ」
えふぃあは眠っている職員の横腹に蹴りを入れる
えふぃあ「それなら後で一緒に潰してやろうぜ」
ねこまんまは一瞬、何かから開放されたような表情をしたが、直ぐに暗い表情になってしまった
ねこまんま「ダメだ、裏切れないよ、、、裏切る勇気もない、、、」
えふぃあ「じゃ、牢獄?までは案内しろ。脅されたって言えばいいだろ」
職員B「お、あったあった、こんなとこに放置しやがって、、、ん? 被検体2号、、、と、3号!?」
えふぃあ「またかよ」
ねこまんま「ここ意外と職員多いんだよねぇ」
職員B「なんだ? 働きに来たか? 2号は失敗作だったが、君は成功したからね、きっと所長もすぐ受け入れてくれるよ。
それでもキメラって凄いよね、失敗作でさえ優秀だよ、君に入ってる"あの魔獣"の娘を連れてきてくれたからね、また君に近い魔獣を作れる。」
えふぃあ「今、、、なんて?」
またまたえふぃあがキレる
職員B「え?だから、、、」
えふぃあ「きあいほう」
えふぃあはきあいほうを職員Bの頭に直撃させる
悪魔獣や幻獣には少ししか効かないが、研究特化の魔獣にはかなり効くらしい、かなりのダメージを負っている
ねこまんま「ごめんね、あの子がアノマだったなんt、、、」
えふぃあはねこまんまを押し倒し、仰向けになったねこまんまの上に膝で立つ
えふぃあ「弁明はいい、結局てめぇもそっち側だったのかよ」
ねこまんま「ま、待って、、、」
えふぃあ「てめぇら全員バカにしやがっで、、、」
ねこまんま「え、えふぃあ、、、?」
えふぃあの様子がいつもと違う、だんだん目の焦点が合わなくなってきている
職員B「、、、アノマ、だっけ? 3号、君の名前をずっと呼んでたよ、最後までね、、、」
えふぃあ「は、、、?」
ねこまんま「暴走、、、ま、待って! それ以上はダメ! えふぃあ!落ち着いt」
えふぃあは思いっきり"えふぃあっくす"を振り下ろす
魔法特化型の魔獣であったえふぃあは、パワーが弱いはずだった
しかし、身力・守力特化で、物理に非常に強いねこまんまが、一瞬気を失う程の威力を見せた
ねこまんま「んぁ、、、、、、あ! えふぃあ!」
すぐに気を取り戻したねこまんまが見たえふぃあは、先程までのものとは違った
目からは瞳孔が消え、歯は全て鋭く伸び、舌は長くなり、だらりと垂れている
また、全身の毛が逆立ち、背中にあった、肉球型に並んでいる5つの丸模様からは、紫色の触手が顔を出した
職員B「へぇ、怒りに飲まれて暴走する感じなんだぁ」
そう言った直後、職員Bはえふぃあに胸ぐらを捕まれ、壁が何枚も破壊される勢いで、投げられてしまった
ねこまんま「流石に、、、何しても止めなきゃか」
ねこまんまは、覚悟を決めたように短刀を構えた
いい話かと言われるとよく分かりませんね
色々分かったから良かったって捉えときましょう
主人公と言えば暴走ですよね
怒りで暴走とか主人公らしくないけど




