始まった 2匹で過ごす 新生活
新しい依頼とか始まるんですかね?
えふぃあ「お、あったあった、、、切れた腕見るのはグロいな、、、」
えふぃあは、先日の戦闘で切り落とされた腕に付いていた"マグレット"と、落とした"ディフェンサークル"を拾った。
アノマ「あの、、、」
えふぃあ「ん? 準備できた? 忘れ物はない?」
アノマ「うん、、、」
えふぃあ「じゃ、行こっか。エリアεにある、オレん家」
ギミル家にいるえふぃあとアノマは、"霜花"で暮らす準備をしていた
えふぃあは遺産の受け取り
アノマは引越しの準備である
アノマ「これが、、、?」
えふぃあ「そう、"ワーフープ"。行きたい場所をしっかり想像することで、"ワーフープ"の内側にワープゲートが開くの」
アノマ「使えな、便利、、、」
えふぃあ「さて、今日からこの"何でも屋 霜花"がお家だからね。 まぁエリアρの家も、色々片付けたら使ったりしようか。それと、、、今日からオレが、アノマちゃ、アノマのパパね!」
アノマ「うん、、、マ、パパ、、、」
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2匹が一緒に暮らし始めて、1週間が経った
えふぃあ「今日も依頼来ないー」
アノマ「パパ、、、宣伝とかしてる?」
えふぃあ「、、、してない」
アノマ「だからじゃない?」
この1週間、アノマが普通の話し方に戻るよう、えふぃあはアノマとずっと話し続けていた
えふぃあの師匠である霜花の話や、霜花から聞いた昔話。
えふぃあも、この世界に来てようやく1ヶ月が経つ頃の、子供のような存在。あまり話せることはなかったが、ずっと話し続けていた
その甲斐あって、アノマの"あまのじゃく"の癖はほとんど抜け、少しは親子として打ち解けられたような気もする
えふぃあ(ギミル家の、オレの血の掃除も終わっちゃったから、暇だなぁ〜)
そんなことを考えていると、久々に"霜花"のドアが、ガタガタと音を立てる
えふぃあ「お客さんかな? また引き戸に気づいてないな、、、」
アノマ「看板立てたら? 引き戸ですーって」
えふぃあ「アリかも」
そう言いながらえふぃあがドアを開けると、即座に誰かが押し入って来た
想定外だったため、えふぃあはバランスを崩し
お客さんがえふぃあを押し倒したかのようになってしまった
えふぃあ「えっ? あっ、ごめん! びっくりして、、、」
???「君が、、、僕のヒロインだったんだね、、、ハニー」
えふぃあ「、、、は?」
???「僕は"白馬の王子"こと、ホルス。タリオン・ホルスさ!」
身長は90cm程だろうか、背中まである鬣を持つ白い馬の魔獣は、立ち上がり、ポーズを決めて名乗りだした
えふぃあ「、、、で?」
えふぃあはホルスがめんどくさい奴だと思い始めたので、対応が雑になる
ホルス「君は、僕がドアを開けられずに困っているのを察知して、開けてくれたんだろう? これはまさしく運命の出会い!!!」
えふぃあは立ち上がり、ホルスを押して"霜花"の外に出し、扉を閉める
えふぃあ「アノマ、あぁいうのは無視が1番だからね」
ホルス「ハニー! 追い出すなんてどういうことだい!」
ホルスは扉を開けて再び入ってきた
「めんどくさいのに絡まれたな」と、えふぃあはため息をつく
ホルス「僕らは真っ白な魔獣同士、惹かれ合う運命だったのかもしれない。白主体の魔獣は少なくないが、全身真っ白の魔獣は珍しいもの!」
えふぃあはワーフープをホルスの足元に広げ、
エリアρに繋げた
もちろんホルスはエリアρに落ちる
ホルス「これも愛の試練k」
全て言い終わる前にえふぃあはゲートを閉じた
アノマ「、、、癖の強いケモだったね」
えふぃあ「久々のお客さんだと思ったのになぁー」
アノマ「そういえば、あのケモ、パパを白いって言ってなかった?」
えふぃあ「ん? それがどうかしたの?」
アノマ「パパってどっちかっていうと、、、真っ黒じゃない?」
えふぃあ「、、、え? 嘘? なんで? アノマにはパパはどう見えてるの?」
えふぃあは驚き過ぎて、少し慌てている
アノマ「えっと、、、黒い猫みたいだけど、、、しっぽだけ魚みたいで、、、おでこと背中に模様がある、、、あと、手足に四つの金の輪と、茶色のショルダーバッグ、赤いスカーフをずっと着けてる、、、よね?」
えふぃあ「うん、、、それがパパだね、、、」
アノマ「どうかしたの?」
えふぃあ「、、、アノマには説明しておこうか。パパは見ての通り、黒猫をベースにしたキメラなんだけどね。黒猫ってだけで不吉なのに、キメラなんかじゃ、依頼する時に怖かったり、心配になるでしょ?」
アノマ「そうかな、、、? そう、、、かも?」
えふぃあ「だからね、この首のスカーフ。"トランスカーフ"で、白猫に変身してるんだ。きっとアノマは、"真実の目"を持ってるから、パパの変身魔法が効かないで、本当の姿が見えるんだね」
アノマ「そうだったんだ、、、私はパパ怖くないよ!」
えふぃあ「ありがとうねぇ。あ、このことはみんなには内緒ね! 怖がっちゃうかもしれないから。パパとの約束」
アノマ「うん、わかった」
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ファリシアには、大きめの魔法学校がある
ケモノについてや魔法について、色々と教えている学校である
年齢による区分は無く、魔法を扱う実力でクラスが分けられる
アノマは幼い頃から"真実の目"のせいで避けられてきたため、通っていない
と言っても、義務ではなく、興味のあるものが入学するだけなので、通っていない魔獣の方が多いのだが
そんなアノマに、えふぃあは霜花から教わったことを、役に立つかもしれないからと、教えている
お互い暇だからでもある
えふぃあ「力のまみむめも、って知ってる?」
アノマ「知らなーい」
えふぃあ「そのままの意味なんだけどね。魔力、身力、六力、要力、守力の5つのこと!」
アノマ「魔力だけ知ってる!」
えふぃあ「魔法を使う時に必要なやつだね。身力は身体を動かす力。これが高いと、足が早かったり、力が強かったり!」
アノマ「魔力は魔法、身力は身体?」
えふぃあ「多分そんな感じ!」
アノマ「多分、、、六力は?」
えふぃあ「六力は視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、魔覚の6つのことで、これが高い程、色々感知しやすいんだ」
アノマ「あ! 私視覚と魔覚が鋭いって言われたよ!」
えふぃあ「それも"真実の目"のお陰だったりするのかな? 次は要力、これは、身体を動かすための力」
アノマ「身力とは違うの?」
えふぃあ「そう! 身力は能力、要力はエネルギーって感じ!」
アノマ「なんか難しいね」
えふぃあ「だよねー、パパも正直よく分かってないや。最後は守力! これは読んで字のごとく守りの力。これが高いと攻撃や魔法で受けるダメージが少なくなったり、衝撃に強くなるよ。」
アノマ「これはわかりやすいね!」
全ての説明を終えたところで、ドアからノック音が聞こえた
えふぃあ「今度こそお客さんかな!」
アノマ「まさか、、、さっきのケモじゃないよね?」
えふぃあ「え、それならめっちゃヤダ、、、」
えふぃあは少し身構えながらドアを開ける
???「あの、、、ここって、"何でも屋"なんですよね、、、?」
今回説明多くなっちゃってます
なんでかって?
準備したけど説明するタイミング逃したんだよ!!!




