現れた 童騙した 悪魔獣
pi〇ivでもそうだったんですけど
今回から会話が増えるので、セリフの前に名前入れることにし始めてます
えふぃあ「"あまのじゃく"?」
ブク「思っていることと、反対のことを言ってしまうんだよ」
えふぃあ「それって契約させられたの?」
ブク「そうだよ。契約で"真実の目"っていうの? よくわかんないものを貰ったんだよ」
えふぃあ「"真実の目"、、、名前の通りなら、真実が分かったりするのかな?」
ブク「さぁねぇ、、、そのせいか片目だけ瞳孔が怖くなっちゃってねぇ、、、友達も離れてっちゃったんだよ」
えふぃあ「悪魔獣か、、、」
ブク「まぁ悪魔獣は、流石に相手が悪いしねぇ。これは依頼にはしないよ」
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(子供を騙して契約するような悪魔獣だし、弱めの悪魔獣でしょ)
えふぃあは"マガイモ"を貰って"霜花"に戻り、自室で考え込んでいた
(どうせしばらく次の依頼も来ないだろうし、弱めなら契約破棄させに行こうかな。でも流石に幻獣と同じようにはいかないよなー)
(悪魔獣、、、あいつはなんか言ってたっけ)
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???「悪魔獣に弱点はない、無理に戦闘をしようとするなよ」
えふぃあ「弱点無しって、、、そんなことあるの? オレのいた世界だと銀に弱いとか聞いたよ?」
???「悪魔獣は魔獣の一部だぞ?」
えふぃあ「でもさ! 契約してない悪魔獣はそんなに強くないんでしょ!」
???「そうとは限らん。悪魔獣は魔獣と契約することで、契約した魔獣から少しづつ魔力を吸う。魔力量しか変わらんのだ」
えふぃあ「どうしようもない相手がいたら"何でも屋"じゃないじゃーん」
???「これは仕方ない事だ。引き際を見極めるんだぞ」
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コンコンコンコンコンコンコンコン
えふぃあ「ブクさーん?」
次の日の朝、さっそくギミル家に来たえふぃあは、ドアを軽く叩きまくる
ブク「朝から騒がしいね、誰だい? おや、昨日の何でも屋じゃないか。忘れ物かい?」
えふぃあ「いいや、昨日聞いた悪魔獣について知りたくてね」
ブク「まさか、、、あんた挑む気じゃ無いだろうね。」
えふぃあ「まぁそれは話を聞き次第かな。ブクさんがその悪魔獣に会ったことは?」
ブク「ないね、だから見た目も居場所もさっぱりさ、もちろん真名もね」
えふぃあ「何も情報無しか、、、アノマちゃんに聞いてみても?」
ブク「いいけど、、、私が聞いても何も分からなかったんだよ」
アノマ「ママ?」
えふぃあ「あ、アノマちゃーん、おはよー。悪魔獣と契約した時について教えてくれるー?」
アノマ「わかんなーい」
ブク「ほらね、わかんないって」
えふぃあ「アノマちゃんって今"あまのじゃく"じゃ、、、?」
ブク「あっ」
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えふぃあ「アノマちゃんに聞いた、見た目の特徴は、、、ヒラヒラなヒレのある雀?」
ブク「そんな感じっぽいねぇ」
えふぃあ「でも見た目が分かってもかー、きっと姑息な奴だし、ノコノコと出てくる事は無いだろうなぁ」
ブク「、、、本当に任せてもいいのかい?」
えふぃあ「もちろん!次の依頼も来なくて暇だし!あ、そうだ、これが終わったら身近な人に宣伝してよ!」
ブク「そりゃ、、、ありがたいけどねぇ、、、」
ブクの口角が、ほんの少し上がった
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えふぃあ「何処にもなーんにもいなかったよ」
昼頃、えふぃあはギミル家の周辺を探索していた
といっても、昼間なんかに、ましてや子供を騙して契約をした地に、悪魔獣が現れるとは思えないが、念のため。という名の暇つぶしである
ブク「そうかい、お疲れ様。今日も夜食べてくかい?」
えふぃあ「んー、、、じゃお願いしまーす。あれ?、、、アノマちゃんは?」
えふぃあは声色を変えて質問する
ブク?「感がいいな」
えふぃあ「、、、アノマと契約したやつと、同じやつか?」
ブク?「だったらなんだ?」
えふぃあ「どっちでも殺す」
えふぃあは机に片足を乗せ、手斧をブク?に向け、"きあいほう"を構える。行儀が悪い
しかし何もすることが出来ないまま、ブクに憑依していた悪魔獣に、背後を取られてしまった
悪魔獣「サウィンズ」
風属性の魔法、"サウィンズ"、風の鎌がえふぃあの背後に飛んでいく
しかしえふぃあに当たることはなく、鎌は何かに当たって消え去った
悪魔獣「結界!?」
えふぃあ「"ディフェンサークル"って言うんだ。いいだろ?」
えふぃあの右手の金の輪は、えふぃあの背後で広がり、輪の中に結界を貼っていた
そんな用途の魔具らしい
えふぃあは振り返って結界を解除、再度"きあいほう"を構えるも
悪魔獣「サウィンズ」
また速度で負ける
風の鎌がまた1つ、えふぃあの胴体目掛けて飛んでくる。えふぃあは躱しきることが出来ず、左腕を切り落とされてしまった
えふぃあ「い"っ!だっ!!!」
悪魔獣「利き手っぽいから右は残してやったぜ」
えふぃあ「悪魔獣のクセに、、、優しいな」
悪魔獣「、、、お前今冷静じゃないだろ。どうだ、落ち着いて契約でもしないか?」
えふぃあ「契約?」
悪魔獣「今契約したらお前を生かしてやる。代わりにお前は"何でも屋"を利用して、私が契約する魔獣を集めろ」
えふぃあ「最初からそういうの狙ってたのか、、、」
悪魔獣「そうだ、お前どうせ俺が子供を狙うザコだとでも思ってたろ? 俺はそういうやつを狙ってたんだよ、まんまと引っかかったなぁ! それでどうするんだ? 契約するのか?」
えふぃあ「狙いが当たってテンション上がってんな。オレは悪魔獣とは契約しねぇぞ」
悪魔獣「じゃ、死ね。サウィンズ」
再び風の鎌がえふぃあに向かって飛び始める
今度は右腕が切り落とされる
えふぃあ「う"っ!ざ!」
悪魔獣「これで両腕、、、もう一度聞いてやろう、契約するか?」
えふぃあの呼吸が荒くなる
流石に両腕が無ければ、魔法は、、、
えふぃあ「ひあいほう」
いつもの手斧が、えふぃあの口から出てきた
この手斧は"えふぃあっくす"
えふぃあが魔法を使う際に媒介にする武器である。切れ味は0、物理と魔法特化である。
また、武器を持ち運ぶことを面倒くさがったえふぃあは、"えふぃあっくす"を生成することに特化した生成魔法を、、、作らせた、師匠に。態度が悪い。
結論から言うと、不意打ちは成功した
しかし悪魔獣は無傷であった
悪魔獣「なんだよ、あんなに何回も打とうとしてた割にザコ魔法じゃねぇか、、、ん? どこいった?」
えふぃあは左足に付けているワーフープで、ワープしていた
悪魔獣「逃げやがったか、、、まぁいい、あの目、あの感じ、また来るな」
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ドンッ
書き物をしていた、白い狼の魔獣
何かが落ちた音に少し驚いたようだ
音のした方に向かって見ると
両腕を切断されたえふぃあが座りこんでいた
深く呼吸をするえふぃあに、狼の魔獣は話しかける
???「、、、何をしでかしたんだ?」
えふぃあ「悪魔獣に喧嘩売っちゃった」
???「だからやめておけと言っただろうに」
えふぃあ「いいからとりあえず回復してくれる?」
???「仕方ないな」
???が何かを唱えると、えふぃあの両腕の切断面が、少し発光する
???「よし、数時間もすれば両腕とも再生するだろう」
えふぃあ「ありがと、霜花」
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霜花「お前そういや"何でも屋"をワシと同じ名前にしやがったな」
えふぃあ「いいじゃん、師匠リスペクトってやつー」
霜花「リスペクトしてないだろ、、、ところで、どうやって逃げたんだ?」
えふぃあ「口から"えふぃあっくす"で"きあいほう"」
霜花「あの生成魔法も、そんなとこで役に立ったのか」
えふぃあ「そ、だから生き残れたのは霜花のおかげー」
霜花「死にかけたのは"霜花"のせいだろ」
えふぃあ「次は絶対倒すから、風属性使ってたし、水属性で何とかならないかな」
霜花「属性で有利を取れるなら、悪魔獣の弱点もつけるな、初戦でいい発見じゃないか」
えふぃあ「ん? 悪魔獣って弱点ないんじゃなかった?」
霜花「、、、すまん、お前が戦おうとしないように言った嘘を訂正し忘れておった」
えふぃあ「はぁ!? 知ってたら初戦で勝てたじゃん!」
霜花「それは無理だったと思うが、、、悪魔獣の弱点は3つ。もちろん不利属性には弱い。そして光属性にはどの得意属性でも弱い。最後は真名だ、契約者に本当の名を言われると絶対服従、部外者に言われると大幅に弱体化する。」
えふぃあ「得意属性って悪魔獣にもあるんだ」
霜花「そうだ、お前が戦ったのは風属性らしいな。得意属性は魔獣や悪魔獣、幻獣すらも1つ持っておる。そしてその得意属性の魔法の扱いが、他の属性の魔法に比べて上達しやすくなる。
そして、属性には有利不利があるな、得意属性が不利である属性の魔法は、喰らった時のダメージが大きくなるだけでなく、その属性の魔法の扱いが下手になる」
えふぃあ「オレは氷属性が得意だから、炎と水と風が苦手だねー」
霜花「そうだな、風属性が相手となると、氷属性を用いては勝ち目は無いだろう。だが水属性は風属性に有利だ。ワシがお前に水属性を練習するように言っていた理由だな」
えふぃあ「オレ自身は風属性に弱いけど、補助で水属性使えれば、勝てるかもって話だよね」
霜花「あぁ、更に、扱い難い属性を練習することで、相性がいい属性や、普通の属性、自分の得意属性の扱いも上手くなる。だから水属性から練習させたのだ」
えふぃあ「じゃあとりあえず水属性の魔本! どこある?」
霜花「あまり魔本に頼りすぎるなよ、、、2階登って右から3番目の棚の2段目にあるぞ」
えふぃあ「取ってきてよ」
霜花「自分で行け、師匠をこき使う奴があるか」
えふぃあ「えー? 可愛い1番弟子が両腕失ってるのにー?」
えふぃあは、八割程度再生した腕を見せながら言った
霜花「、、、そんなに可愛くはないんじゃないか?」
えふぃあ「真に受けないで?」
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えふぃあ「魔本?」
霜花「あぁ、ワシが作り出した物だ。魔導書とは違って、魔法を覚えなくとも、魔法が書いてあるページを開くだけで魔法が使えるのだ」
えふぃあ「ふーん、、、覚えるのめんどいから全魔法でそれ作ってよ!」
霜花「バッ、1ページ作るのに何日かかると思ってる!」
えふぃあ「魔獣って寿命あるんだっけ?」
霜花「、、、ないようなもんだ」
えふぃあ「じゃあ大丈夫だね! よろしく!」
霜花「ワシの弟子なら得意属性の魔法くらい全種類覚えろ!」
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霜花「昨晩、依頼主は置いてきてしまったんだろう?」
えふぃあ「あの悪魔獣は親子を利用して、さらに多くの魔獣と契約出来るようにしようとしてた。オレが逃げたんだから、同じようなことする為に、生かしてるでしょ」
霜花「また思い込みを、、、今度はワーフープでも逃げられるかわからんぞ、気をつけるんだ」
えふぃあ「あーい」
えふぃあはワーフープのワープゲートを、ギミル家へと繋げた




