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遊覧の旅人  作者: 妄想リンゴ
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魔王が現れたが楽しく旅をする

まだ魔王現れてないけどな

国を守るための騎士・生まれながらに持つ魔法を人々のために操る魔導士・経済を発展させ国を豊かにする商人・様々な依頼をこなし未知を追い求める冒険家

魔法と魔物がありふれたこの世界では様々な職業が活躍していた。

そしてこれは魔法やスキルをすべて己のために使う自己中で自由のために生きる旅人の物語である。



俺の名前はカズチ、ザンサ大陸の端っこにあるマジリハ村のただの村人である。

俺はただの村人だが現在、絶対絶命の場面にいた。


1時間ほど前マジリハ山からネズミグマという熊みたいなネズミみたいな魔物が村に下り、畑を荒らしていた。そこで村に派遣されてる騎士共は魔物に立ち向かったがまったく敵わず村はピンチに陥ってた。

こういう時この閉鎖的な小さな村では、村で1番強いやつが駆り出されるから3番目に強い俺は安心して家で寝てたが、まさか1番目と2番目がどこかへ逃げ出すとは考えてもなかった。逃げ遅れた俺は無理矢理駆り出され体長2ⅿ近くある魔物と敵対するはめになってしまった。やれやれってやつだ。てかやばい、死ぬかも。


本当にどうしたものか、騎士を目指してそれなりに修行してたため一応魔法は使えるがこんな魔物を倒すほどの強さはないし。

頭を抱えていると後ろから聞き覚えのない声が聴こえた。

「あの魔物追っ払うからさ、野菜くれないかな」

俺は驚き後ろを振り返った。そこには見たこともない長身の男(服で覆われていて本当に男かわからないが多分男だろう)が村長と話していていた。おそらく冒険家か旅人だろう。いやそれよりマジで言ったのかこいつ……

「だから魔物を追っ払ったらあの畑になってる野菜をくれって言ってるの」

マジで言ってたよこいつ、こんな大きい魔物を倒すのに報酬は野菜だけでいいのか、それよりこんな魔物に勝てるのか?

するとその男は話がまとまったらしくこっちに向かって歩いてきた。

「このくらいなら魔法も必要ないかな」

言ってる言葉の意味が理解出来なかったが、その男は本当に魔法を使わず魔物を追っ払った。しかも素手で腹を一発殴っただけだ。相当の化け物である。


読んでいただき感謝です

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