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追放屋

突然パーティーを追い出された大盾使いは美少女達と成り上がる!〜俺を追いかけてきた聖女と共に最強のパーティーを作ります~

作者: 岩越透香

「レオ、パーティーから出て行ってくれない?」

目の前の男はまるで雑談をするようにクビを突きつけた。

「何を言っているんだ、リーダー!」

「リーダーと呼ぶな。僕はもうお前のリーダーじゃない」

突然のクビ宣言に俺は驚きを隠せなかった。俺たちのパーティー、"深紅の歌"は剣士であり、リーダーのルーファス、魔法使いのシエンナ、聖女エリザ、そして大盾使いの俺の四人で作られたパーティーだ。バランスも良く、冒険者ランクを駆け上がり、最近A級に上がったところだと言うのに。

「ルーファス、理由を聞いても?」

「君と一緒に冒険できる気がしないから」

理由の説明はしたとでもいうようにルーファスは頬杖をついてぼんやりと窓の外を見ている。

 俺は首を傾げた。仮にもA級冒険者がパーティーメンバーの脱退をフィーリングで決めるのか? あいつは俺の視線に気がついたのか、顔を外に向けたまま答えた。

「君がいるとシエンナもエリザも動きにくい。邪魔なんだ。恨むならその運命を決めた神でも恨んでおけ」

「動きにくい? 俺が居なければ、敵の足止めや後衛職の護衛はどうするんだ」

あいつは何も答えない。あいつの中で俺の追放は決定事項のようだ。

「……それはお前の独断か?」

睨みつける。俺を嫌っているシエンナはともかく、エリザがルーファスの横暴を認めるはずがない。冗談であってほしいと思ったのかもしれない。

「そうだよ。まあみんなに話しても結果は変わらないけどね」

「そうか、世話になったな」

独断だと分かっていても、今更どうしようもない。ここは黙って出ていくのが良いはずだ。俺は愛用の盾と少ない私物を持って、パーティー所有の家から出て行った。


 俺は違う町のギルドへ来ていた。今までいた町では新たなパーティーを探すのは難しいからだ。

 パーティー募集の掲示板を覗くが、俺に合いそうなものはなかった。募集をかけるのは主に新人で、実力差がありすぎるし、大盾使いは渋いのか人気はない。受付で聞いてみるか。そう思って受付の方へ行くと騒がしい。どうやら、剣士の男性と受付の女性が揉めているようだ。

「俺はC級だぜ? 付き合えよ、おねえさん」

「やめてください。誰か、助けて」

男はカウンター越しに女性の手を掴もうとしていた。冒険者ランクが上がったことで鼻が高くなっているのだろう。小さめのギルドでC級と言ったら、トップレベルの冒険者だ。

「見苦しいな。拒絶されていると分からないのか?」

男の手を掴み、冷え切った声で言った。男は俺の顔を見るとニヤリと笑った。

「お前、隣街でA級パーティーから追放された無能だろ? 大盾しか使えないお前が俺に勝てるとでも?」

「試してみるか? ……すみません、広い場所を貸して頂いても?」

女性は困惑しながらも、模擬戦ができる場所へ案内してくれた。

「助けてくれたことは感謝しています。でも、彼は対人戦に特化したC級です。正直、勝てるとは……」

女性は模擬戦で使う木刀を手入れしている男を指差して遠慮がちに言った。俺は降参を進める彼女に「心配するな」と声をかけて、男と対面した。


「素手だと? 俺を舐めるな!」

武器も――もちろん盾も――持たない俺に舐められていると感じたのか、男は怒りのまま、真っ直ぐに向かってきた。甘いな。片足に体重を乗せたところでその足を払う。バランスを崩した男に乗り、剣を奪い取って首に軽く当てる。

「凄い……。一瞬で倒すなんて!」

「っつ! こんなのまぐれだ! 俺が転けたから!」

負けを認めない男をもう一度投げる。それでも「偶然だ!」と言い張る男はギルドの職員に連行されていった。


「助かりました。ありがとうございます」

「大したことではありません」

「いえ! ぜひお礼をさせてください」

受付の女性、ソフィアさんは顔を赤らめて言った。このまま固辞しても埒があかないと思ったので、後日お礼をしてもらうことにし、本題に入る。

「俺はパーティーを探しているのですが、良いパーティーを知りませんか?」

「大盾使いのレオ様、でよろしいですか?」

俺は頷いた。はてなが浮かんでいたのは、先ほど格闘技を使っていたからだろうか? あれくらい、習えば誰でもできると師匠は言っていたが。……師匠には何度も投げられたな。女性で、俺よりも体が小さくて力が弱いはずなのに。

「では、こちらで良いメンバーを探しておきますね」

俺は礼を言って、ギルドから出ていった。明日にでもメンバーが集まっていると良いが……。


「おはようございます」

「ああ、おはよう」

窓の外を見る。五時ごろだろうか。

「レオ、飲み物はコーヒーで良かったですか?」

「エリザ!? なんでここに」

一瞬、夢を見ているのかと思った。心なしか、同じ家で暮らしていたあの頃よりも距離が近づいている気がする。

「追いかけてきたからです。あなたが居ないパーティーに所属なんてしたくありませんから」

彼女は唇を尖らせて言う。普段怒り慣れていないからか、その仕草は怖いというより可愛らしい。俺のために追いかけてくれるなんて、さすが聖女様だ。思わず心が温まる。ルーファスは俺と戦うとエリザは戦いづらいと言っていたが……。

「エリザ、もしよければ俺とまた冒険をしてくれないか」

「……はい。喜んで」

俺はエリザの前で膝をつき、まるで姫を迎えに来た王子様のように誘う。こんなガタイの良い王子様なんていないだろうけど。

 承諾はされたが、エリザに顔逸らされてしまった。美しい金髪から見える耳は赤くなっている。告白のような形で告げてしまったからだろうか。俺も恥ずかしくなって目を逸らした。


 ソフィアさんのもとへ行くと、近くに二人の女性が立っていた。一人は腰まである青髪をハーフツインにした双剣使いの女性だ。涼しげな目元がクールな印象を与えている。もう一人は動きやすさ重視といった様子の短剣使い。彼女は黒猫の獣人で、短く切り揃えられた黒髪が活発そうな印象を与える。まるで正反対な二人だが、相性は良いのだろうか。

「双剣使いのレイラとシーフのアニー。二人は元々パーティーを組んでいたのですが、伸び悩んでいたんです。回復魔法が使える子を連れて来れれば良かったのですが……」

申し訳なさそうにするソフィアさんにエリザが優しく声をかけた。

「心配いりません。私が彼のパーティーに入ることになったので」

三人は口をパクパクさせている。俺とは違って、エリザは有名だからな。彼女は【聖女】の祝福持ちの聖女様。ファンクラブがあるという噂もある、有名人だ。

「どうしましょう。武者震いが止まらないわ」

「レイラってそんな戦闘狂じゃないでしょ……。また言葉の使い方を間違えてるよー」

エリザパワーな気がするが、仲間はゲットできた。迷宮探索に出発しよう。


 俺たちは少し離れたところにあるC級迷宮に来ていた。

「ちょっと待って! ウチら、結成初日だよ!? 私たち、D級だったんだよ!? いきなりC級なんて無理!」

レイラも隣でコクコク頷いている。確かに、パーティーを作ってすぐに迷宮に挑むのは早すぎたかもしれない。

「むしろ、物足りません。彼が居れば、A級迷宮でさえも簡単に踏破できるのです」

エリザは自信満々に答えた。レイラとアニーも目をキラキラさせて俺を見た。

「あ、あれはパーティーメンバーの力があったからだろ? 俺だけの力じゃない」

「ですが、あなたのおかげというのも事実。あなたはパーティーの盾となり、守り抜いてくれました。亜竜の群れと対峙した時、S級相当の魔法が放たれた時、急な落石からでさえも」

俺はパーティーメンバーから過度の期待を受けながら迷宮に入った。


「こっちだ! モンスターども!」

大声を出してモンスターを誘き寄せる。攻撃を受け止め、弾き、受け流す。A級迷宮で鍛え上げられた技術はここでも発揮されていた。

「とどめ」

俺の周りに群がっていたモンスターはレイラによって倒されていた。彼女の剣技は洗練されていて美しい。戦いというよりは舞踊を見ているかのようだ。

「近くにはモンスターの気配なーし! これで休めるね」

戦闘が終わってからも警戒を続けていたアニーが肩の力を抜いた。索敵をしてくれる仲間が居てくれて本当に助かる。

「ありがとう。アニーのおかげでスムーズに探索が進んでいるよ」

「にゃあ!? じ、自分にできることをしただけ……だから」

孤児院で暮らしていた時、年下の妹のような子にしていたように、頭を撫でて褒めたら驚かれて距離を取られてしまった。彼女は冒険者として既に働いている成人した女性だ。妹のように扱われたくないのだろう。もっと距離を縮めるにはどうしたら良いのか。

「ね、私には褒め言葉、無いの?」

「レイラさん!」

アニーを褒めている様子を見て、レイラも褒めて欲しいと言って、止めようとするエリザを押しのけて近づいてきた。彼女に素直な感想を述べる。

「A級よりも綺麗だなんて、そんな。ごめんね? エリザさん」

「剣技が、でしょう!? あんなくs……見る目のないやt……方に勝ったくらいで調子に乗らないでください!」

エリザの言葉遣いが一部乱れていたのは気のせいだろうか。きっとそうだな。……今更言うのは恥ずかしいが、パーティーメンバーには平等に接した方が良いよな。

「エリザ、いつもありがとう。エリザがいなければ、何度も死んでいたよ」

「え、縁起の悪いことを言わないでください! ですが、その、褒めて頂きありがとうございます」

照れ隠しか、彼女は出発の合図を出した。一応、リーダーは俺なんだけどな。……女性は怒らせたら怖いというし、素直に進むか。


 俺たちは何度も探索されているC級迷宮ということもあって、その日のうちに迷宮探索を終わらせることができた。最深部の転移装置で外に出ると、暗くなっていたため、迷宮の近くの町で一泊してからギルドへ戻った。


「すばらしいです、レオ様。聖女様もいたとはいえ、即席のメンバーとたった二日で攻略してしまうなんて!」

完了の報告をしに行くと、C級迷宮をクリアしてきただけなのに、ソフィアさんから尊敬の目を向けられていた。一日でクリアするのは凄いことだったのか。普通は何日くらいでクリアするのか聞いたところ、事前に攻略情報を調べて、行ったとしても、C級冒険者なら一週間は攻略にかかるという。……アニーが無理だと言った理由が分かったな。

「レオ様。もし良ければ他のC級迷宮を攻略してくれませんか? ここのギルドに割り当てられた依頼なのですが、C級迷宮に挑めるような人材が居なくて、困っていたんです」

「そういうことなら受けますよ」

「ありがとうございます! 必要ないかもしれませんが、こちらでも攻略情報を用意いたしますね。これから受けますか?」

「今すぐには受けません。相談はしますが、明後日に出発したいですね。休みの期間は自由行動で……俺は明日、この町を散歩してみようと思います。しばらくここで活動することになりそうですから」

「では、私に案内させていただけませんか? この町のことは誰よりも知っていると自負しています」

この前助けたお礼ということなので、お願いすることにした。最初に来た時は、町をゆっくり見ることはできなかったから明日が楽しみだ。


「お待たせしました。レオ様」

待ち合わせ場所にした中央広場にソフィアさんがやってきた。中央広場はギルドに行くときにも通っていたため、場所は知っていたが、彼女が来るまで合っているか不安だった。来てくれてよかった。

「ソフィアさん、町中で様ってつけるのはやめてください。レオで良いですよ」

「……分かりました、レオさ、レオ! 私も呼び捨てでお願いします。片側だけ敬称をつけるのは不公平です!」

「ええと、ソフィア? 案内してください」

「は、はい! 冒険者ですのでまずは、武器や防具が売っているところですね! 次は消耗品が売っているところ、その後食事をして、この町の名所を見に行くというプランでどうでしょうか!」

その土地の人が言うのだから間違いないだろう。俺は頷いた。

 それから俺はソフィアさんとの観光を楽しんだ。楽しい時間はあっという間に過ぎ、町の名所巡りはついに最後の場所となった。


「ここがとっておきの場所です」

最後に連れてこられたのは見晴らしの良い丘だった。ここを最後にしたのも頷ける。夕日が賑やかな町を照らし、なんともいえない景色が広がっていた。

「ここ、素敵でしょう。悩んだ時はよく来るんです。この景色を見ると、全部どうでもよくなっちゃうんです」

「もしかして、あのC級にちょっかいを掛けられた時も来ました?」

彼女は首を振った。「あなたが居なければ来ていたかもしれません」と言って笑った。

「実は私、冒険者ギルドの本部にいじめられているんです。女にできるものか! ってね。……なんて、あなたに言うことではないですね」

彼女は諦めたように笑った。規模の小さいギルドにC級迷宮の探索の依頼がいくつもあるのが不思議だったが理由が分かった。困らせるための嫌がらせの一部だったのだ。迷宮を放置することは町の崩壊に繋がるというのに。

「相談してくれてありがとうございます。俺はただの冒険者だけど、できる限りのことは手伝うよ」

「ありがとうございます。レオ」

後ろ姿しか見えなかったが、彼女が本当に笑った気がした。

 彼女は振り返ると小悪魔のように笑って言った。

「じゃあ、私を失恋で泣かさないでくださいね。……なんてね」


「うわー! またC級だー!」

アニーは頭を抱える。パーティーを組む前はD級だと言っていたため、一度踏破したとはいえ、C級はまだ怖いのだろう

「アニー。レオがいる。大丈夫」

「そうだよね。うん、だってレオさんだもん。……っていつの間にレオさんを呼び捨てに! う、羨ましい! ……行こう、レオ!」

アニーが俺の手を引く。吹っ切れてくれたようだ。仲良くなれた気がする。良かった。

「俺に期待されても困るな……。ほどほどにしてくれ?」

「この評価は妥当です。ふふっ。謙遜するのは悪いことではありませんが、貴方の実力は適切に判断しなければなりませんよ」

確かに。仲間たちが認めてくれているのに、自分自身が認めていなくてどうする。

「それじゃあ、出発しよう」

「うん」

「はーい!」

レイラとアニーがそれぞれ返事をする。多少の違いはあれど、二人は楽しそうに笑っていた。

「行きましょうか、迷宮へ」

エリザの掛け声で迷宮に足を踏み入れる。これから先、どんな迷宮に行っても仲間たちと一緒なら大丈夫な気がした。





〈裏〉



「助けて、ルーファス」

ある夜、シエンナと二人きりになった時、彼女がぽつりと溢した。

「このままじゃ、レオのことを好きになっちゃう。私の気持ちが歪められそうなの」

 僕はシエンナの告白を聞いて、"追放屋"と呼ばれる人物に連絡を取ることに決めた。


 僕は"追放屋"が来るのを待っていた。今日は他のパーティーメンバーがいない、絶好のチャンスだった。

「こんにちは」

後ろから少し幼い声がした。

「っつ! 誰だ!」

背後を警戒していなかったというのはあるが、こんなに簡単に背後を取られるなんて思ってはいなかった。少女のように見えるが、彼女はただの少女ではない。祝福持ちか、何者かが少女に姿を変えているのか。警戒しながら、立てかけていた剣を手に取る。

「驚かせてすみません。追放屋です。……男が良ければ変えますが?」

「女性には無理ですよ」

「レオさんは【好感度上昇】の祝福を持ってるからですか? それなら心配ありませんよ」

「【好感度上昇】?」

「異性から良く思われやすいようですよ。彼自身は能力を知らず、制御もできていないようですが」

玄関が開いた。……やばい。この状況をどう説明すれば良いのだろうか。

「ただいまー。――ルーファス、避けなさい! ファイアランス!」

帰ってきたシエンナが少女に向けて攻撃魔法を放つ。詠唱は短縮されたといっても、人間の少女程度なら簡単に燃やし尽くすだろう。

「アイスランス」

少女は慌てることなく魔法で相殺した。その彼女をシエンナは睨みつける。

「姿を見せなさい、不法侵入者!」

「あー流石A級の魔法使い。バレちゃってる。でも少し訂正するよ。私は彼に招かれた、追放屋。不法侵入はしてないよ」

勝手に窓から入ってきたけどね。シエンナも追放屋については知っているようで少し警戒を緩めた。

「君の悩みを解決しに来たんだ。さ、打ち合わせをしようか」


 レオを前にすると邪魔をしてしまいそうだと言ったので、僕とレオの二人の時に追放を伝えることにした。既に祝福にかかってしまっているエリザは追放屋が解いてみると言っていた。……期待はするなと言われたが。


「すみません。無理でした!」

追放屋が頭を下げた。エリザにかかった祝福を取ることはできなかった。唇を噛み締める。シエンナが無事で良かったんだ。

「……どうして!」

シエンナが追放屋の肩を揺さぶる。その目には涙が浮かんでいた。

「祝福はサポートです。祝福はレオさんへの好意を増大させるもの。祝福の効果を消そうとすると、逆にその人の気持ちを歪めることになってしまう……」

「そんなの!」

シエンナは壁に拳を叩きつける。追放屋のせいではないと思いつつも、やりきれない気持ちでいっぱいだったのだろう。

「仕事は失敗だから報酬は要らないよ。……何か、手伝えることはある?」

「ないわよ! 私たちを舐めないで。ここからS級に上り詰めてやるわよ」

シエンナは言い切った。仲間が期待してくれるなら、僕も頑張らないとな。

 僕たちも新たな一歩を踏み出した。

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また、感想を頂けると嬉しいです。

今後の創作活動の参考にさせていただきます。

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