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コンクリートジャングルオブハザード  作者: バッド
14章 北海道に行こう
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188話 英雄は強くなる

 荒須ナナは空中をバイクに乗って駆けていた。空中において、その身を支えるものなどなく、ただ、ひたすらに海岸に向けて。


 凄い速度でスレイプニルは走り、眼前にどんどんと蟹の群れが近づいているのが見える。元はタラバガニだったのだろうか? 小さければ美味しそうだねと私は感想を言っていた。


 しかし3メートルを超す大きさのタラバガニは不気味であった。それもワシャワシャと建物に群がっているのだから。小さい戦車ともいうべき生物であった。


 生半可な攻撃は弾くだろう甲羅に、簡単に薄い鉄板なら簡単に切り裂き、人なんか掴まれたら一撃で真っ二つになりそうなハサミ。ギョロつく目がひたすらに気持ち悪い。


「蟹嫌いになりませんように」


 願いというには子供っぽい内容を一言呟いて、片手でアサルトライフルを構える。


 ジャキッと頼りになる重さを感じながら、目の前まで近づく蟹目掛けて、引き金をひく。


 タタタタタと軽い振動が腕を僅かに震わし、銃弾が撃ち出されていった。小さい弾丸は蟹に対しては無力にも見える。命中しても、たじろがせることができれば良い方だと考えて撃ち出した銃弾。


 その小石のような銃弾が蟹へと命中する。弾かれるかもと考えていた私は次の光景を見て驚いた。


 べコンと命中した箇所を中心に大きなハンマーにでも殴られたように数十センチぐらい蟹の甲羅が凹んだのだから。


 自分が見ている光景に驚いたが、そのまま複数の銃弾を蟹はその身に受けて、ベコベコと甲羅が凹み、亀裂を入れて砕けて、その気持ち悪い動きを止めたのであった。


「驚きましたか? これが質量変化弾です。この私のバルカンにも使われている強力極まりない効果を発揮する弾丸です。たとえ硬い装甲を持つ戦車でも撃破できる武装なのですよ?」


 誇らしげな声音で、自慢しているとわかる話し方でスレイプニルが私に声をかけてきた。たしかに誇るレベルだと感心して


「これならいけるねっ! 地上スレスレに走って、蟹の注意をひくよ!」


 そう叫んで、蟹がひしめく地上へとスレイプニルを傾けるのであった。


 空中から鋭角に傾けさせて、スレイプニルを地上へと向かわせる。今の銃弾を受けた蟹は動きを止めたが、他の蟹は何匹かが、こちらへと注意を向けただけで、あとは建物を切るのを止めていなかった。


 ならば注意を引くほど、ぎりぎりに飛んで、銃を撃ちまくれば良いだけだ。再度の銃撃を行おうとしたら、後部のバルカンが動き出す。


「ナナ様の視線制御と私のサポートにて、効率的にかつ、効果的にバルカンは射撃を行えます。射撃を開始しますか、ナナ様?」


 気障な感じの声音で、スレイプニルが尋ねてくるが、答えは聞かなくてもわかっているはずだ。これは様式美なのだろう。このスレイプニルというAIはどこか子供っぽい。


「射撃を開始してっ! 目標は建物に近い蟹からね」


「了解しました。このスレイプニルの力をお見せしましょう」


 その言葉と同時に、私の視線に合わせてバルカンが動き出した。うぃ〜んと機械音が私の後ろから聞こえたと思ったら、意外と静かな銃声がして、蟹へと弾丸のシャワーともいうべき攻撃が始まった。


 弾丸のシャワーは蟹を洗い流すように、その威力で粉々にしていく。私が通る道の前の蟹は全て粉々になっていった。


 凄い威力だと、粉々になっていく蟹たちを見ながら感心して建物をぐるりと一周する。50〜60匹は倒しただろうか?


「フハハハハ! 見たかね、この威力を! これぞ伝説の機動兵器スレイプニルの力なのだよ!」


 いつの間にか伝説にまで格上げしているスレイプニルの言動にクスリと笑う。このAIを作成した人は随分とお茶目な人だと感じた。


「フハハハハ……。弾が尽きたよぅ」


 カラカラとバルカンの空回りする音と共に、情けない声でスレイプニルが告げる。


「えぇっ! まだまだたくさん蟹はいるんだよ? 効率的かつ効果的に敵を倒すんじゃなかったの?」


「私のプログラムには、完全に敵を撃破するには倒したかも、ではなくて、確実に倒したとわかるまで攻撃せよとされています。それに従い、蟹へと無駄に粉々になるまで攻撃したら弾が尽きました」


「無駄って、自分で言っちゃった!」


 驚く私にもっと驚く内容を飄々と告げるスレイプニル。用心深すぎて逆にピンチになる思考だ。私は呆れてしまった。


「よって、退却して弾丸の補給をお勧めします。なに、大丈夫です。蟹はいったん建物への攻撃を止めてこちらへと接近中です。時間稼ぎは十分にできたと愚考いたします」


「ダメ! 私がいなくなったら、また建物に攻撃するでしょう? 絶対に退却はないからね」


 スレイプニルの機械らしい思考の発言を拒否して、私は旋回して蟹へとバイクを向き直す。空を駆けながらの操作は地上に接地しているよりもずっと難しい。多少よれながらの旋回となった。


 それでもなんとか蟹へと向き直すことに成功する。


 どうやらスレイプニルの思考には矯正が必要だと呆れながら、アサルトライフルに括り付けられているマガジンを確認すると、4つあった。


 何発入りか、わからないけど感触では30発は入っていそう。蟹を倒すのには完全に命中しても、10発は欲しいところだ。もう今入っている弾倉は空に近い。銃であんまり倒すことはできないだろう。  


 だけれども、その程度で私は怯まない。そう決意して、蟹の群れへと突撃する。


 蟹の上空スレスレをブレーキをかけて速度を緩めながら飛行する。速過ぎるとこちらの攻撃は当たらないし、敵も攻撃できないと感じたら建物への攻撃を再開するかもしれないからだ。


 スレイプニルへと蟹がワラワラとハサミを伸ばす。切り刻まんとするその光景は恐怖を心にもたらすが、歯を食いしばりアサルトライフルを撃ち込む。


 群がってくる蟹たちへと撃ち込みながら、いい考えを思いつく。


「良いことを思いついたよ!」


 すぐさまその考えを実行に移す。敵を倒すことよりも、ハサミを破壊することに専念して、狙い撃つのだ。


「蟹なんてハサミが無ければ、なにもできないよね!」


 これなら弾丸の節約となる。心を奮い立たせて、ガチンガチンと音をたてるギロチンのようなハサミを潜り抜けながら、付け根を狙い撃つとハサミが次々と吹き飛んでいく。


 地上へとスレスレに走り、蟹を潜り抜けながらの移動だ。目の前には、右からも左からもハサミがやってくるので、恐怖心を押さえ込みながらバイクを傾けながらのぎりぎりの走行。


 実際に全てを回避することはできずに、何回かハサミにバイクが挟まれるが、不可視のシールドが発生して、ハサミの攻撃を弾いていく。


「装甲タイル172の減少です。残り装甲タイル1028となります。それに、付け根を狙い撃つのは至極難解です。確実に撃破することをお勧めします」


 スレイプニルの言葉ももっともかもしれないと考えるが、時間稼ぎがメインだから倒すことよりも、ハサミを破壊していったほうが効果的だ。


 リロードしながら、何回か同様の突撃を仕掛けながらもスレイプニルの提案を検討するが、まだまだ蟹はうじゃうじゃいる。スレイプニルへとそう答えようとした時だった。


「うわっ!」


 ぶくぶくと泡でできた奔流が私とスレイプニルを突如として包み込んだ!


 不可視のシールドに守られているバイクのはずなのに、その奔流で押し流されて、地面へとガリガリと嫌な音をたてて、擦りながら落下していった。


「ナナ様! 今の攻撃によって、装甲タイル496減少! 残り装甲タイル532となりました! 敵の攻撃は強力です!」


 物凄い焦った声でスレイプニルが叫ぶように報告する。私はそれに答えずに、すぐさまハンドルを捻り再びスレイプニルを上昇させた。上昇したあとに、また泡の奔流がとおりすぎるのを見た。


「今のはいったい?」


 危ないところだったと冷や汗をかいて、私も焦りながら、攻撃を受けた方向を見て絶句した!


 それはメキメキと森の木を砕きながら現れた異形であった。


「なにあれ? 蟹? 漁船?」


 そこには異形なる蟹がいた。その大きさは20メートルはあるだろう。暗い血のような色をした蟹であり、ヤドカリの如く甲羅にボロボロの朽ちた漁船を乗せて。漁船には骨と化した船員が舵を掴んで、暗い窪んだ目玉があるところに赤い炎のような光を灯しながら。


 口元は泡を吐き出しており、今の攻撃が泡のブレスだったとわかった。


「化物ですね。今のは、あの化物からの攻撃だと推察します。恐らくはこの地の支配者です! 強大な力を感じます! 退却しましょう!」


 スレイプニルが大声で焦りながら言うが、それこそ退却できない。あの泡のブレスが建物へと向いたら確実に溶けてしまう。


 私は覚悟を決めて、アサルトライフルを構え直して、異形の漁船蟹へと向ける。この異形を見て思い出したのだ。たしかブリッジで漁船蟹と言っていたのを。


 たしかにあれは漁船蟹という名前が相応しいかもしれないと考えながら、漁船蟹の周りを旋回しながら、アサルトライフルの引き金を引く。


 狙いは漁船に乗っている骨の船長らしい敵だ。あんな怪しいやつは弱点かなにかに決まっている。


 タタタタタと乾いた音をたてながら、銃弾が骨の船長へと向かう。漁船蟹は巨大な分、動きが遅そうだ。確実に当たる!


 そう思っていたら、予想外の現象が発生した。船内にいる骨の船長へと向かった銃弾が全て空中で弾かれていった。


 動揺する私へとスレイプニルが告げる。


「遠距離攻撃無効化のシールドです。不可視のシールドを発生させています!」


「弱点をさらけ出しているだけのことはあるってわけね……」


 目を細めて、漁船蟹を睨む。本当に銃撃が効かないか、もう一度撃つが同じように不可視のシールドに弾かれてしまった。


 弾丸も心もとない。それに銃撃が効かないとなれば、私がやることは決まっている。


「ちょっとスレイプニルは痛いかもだけど、ごめんね!」


 言いながらハンドルを目一杯捻り、アクセルを全開にする。


「ナナ様? いったい何を」


 スレイプニルが聞いてくるが、無視をして漁船蟹へとバイクでの突撃をする。一気に加速して私は漁船蟹へと迫っていく。


「あんぎゃあああ! ストップ! ストップしてください! ぎゃああ!」


 大きな悲鳴と共に、スレイプニルは漁船蟹へと激突して、私は激突する前に槍をバイクから取り外し、飛び降りて蟹の甲羅をゴロゴロと転がった。


 ガシャガシャンと音がして、甲羅から破片を撒き散らして、転がり落ちていくスレイプニル。


「ゴメン! あとで必ず直してもらうから!」


 スレイプニルへと心の中で謝り、槍を構えて漁船の船長室へと視線を向ける。


 骨の船長はヨロヨロと船長室から出てくる。ボロボロの船長服だろうか? 今にも破れそうな服を着たスケルトンだ。赤い光を灯している瞳が不気味さを増している。片手には銛を持っており、こちらへと近づいてきた。


 この船長を倒せば、漁船蟹は倒れるのだろうか? 倒れないまでも動きが鈍くなることを祈る。

 

 スケルトン船長は銛を素早く突いてくる。正確に私の身体へと攻撃する姿は骨だけとは思えない力強さと速さであった。


 いつもの私なら、回避も難しい一撃だ。傷つけられる可能性が高い、それほど速い一撃。


 だけど、今の私はパワードスーツを着込んでいた。その力は私の能力を高めて、視認も難しい一撃もハッキリと確認させていた。


 身体を半身にずらしてぎりぎり躱す。目の前を銛が通過していくのを見ながら、左足を再度踏み込み、槍の一撃を入れる。


 攻撃体勢で回避ができないスケルトン船長の身体に渾身の一撃は入った。


 だが、スケルトン船長はその身体をぐらつかせただけであった。そのまま銛を頭上に振り上げて、私の頭へと振り下ろす。


 僅かに風が巻き起こり、ブォンと銛がしなる音がする。そうして振り下ろされた銛を、慌てて槍をかかげて受け止める。


 ガツンと強力な一撃が槍に受け止められて、私へと槍から伝わった衝撃を与える。


「ぐっ! ま、負けるもんかぁ〜!」


 ジリジリと押されていくのを、歯を食いしばり、身体に、さらなる力をこめて耐える。パワードスーツを着込んでいるはずなのに力負けしそうだ。


「はぁぁぁ!」


 膝をつきそうになるほどの力を、一気に身体をずらして受け流す。


 スケルトン船長が受け流された衝撃で、一気に前のめりに体勢を崩すのを見ながら、槍へと力を籠めた。


 私の力を感じ取り、槍の穂先は淡く光り輝く。


「クロスジャベリン!」


 必殺の私の技だ。その一撃をスケルトン船長の頭上に振り下ろす。今度の攻撃も回避することもできずに、スケルトン船長はクロスジャベリンを受ける。


 そして、今度の攻撃は先程と違い、スケルトン船長の頭蓋骨をバリンと亀裂を入れて、バラバラと破片を撒き散らして、そのまま砕いていくのであった。


 スケルトン船長が倒れたせいだろう。私の足に振動が僅かに感じる。漁船蟹はその身を僅かに震わせて、静かに地に伏せたのだ。


「お見事です。さすが私が選んだ適合者。その力は見事としか言えません」


 スレイプニルから通信が入る。どうやら完全には破壊されていなかったと、ほっとひと安心した。


「まだ飛べる? スレイプニル」


 まだ戦いは終わっていない。まだまだ蟹はいるのだ。


「装甲タイル残り3枚です。まだまだ大丈夫ですよ」


「おぉ、まだ機体にまではダメージが入っていなかったんだね。良かった」


 なら、飛び降りてスレイプニルに乗り、もう一度蟹と戦おうと思っていたら、漁船蟹の身体が震え始めた。


「もう復活したの?」


 早すぎると焦りながら呟くが、漁船蟹はそのまま身体を大きく震わした。大地震のような、その振動で振り落とされる私。


 地面へと落ちたが、不可視のシールドが発生して、なんとかダメージを抑えた。すぐさま、漁船蟹へと顔を向けると、なんとその巨大なハサミをめちゃくちゃに振り回してくる。


「なにこれ?」


「恐らく頭脳である船長を撃破したので、見境なく攻撃をしてくるようになったのかと」


 スレイプニルの答えは当たっているかもと、ゾクリと背筋を震わす。めちゃくちゃに動く様は、まるで知能を感じない。獣レベルの知能もなく、ただ暴れまわるのみだ。


 このままだと、建物もまずい。それに蟹はまだまだいるのだ。敵を倒す火力もない。


 焦る私へと、むちゃくちゃに振り回していたハサミがこちらへと向かう。木を降り倒して、地面を削りながら巨大なハサミが迫ってくる。


 まずいと思い、無駄かもしれないが、槍を構えて受け止めようとした時だった。


 目の前に誰かが降り立った。


 そして、迫りくるハサミをぽんと目の前に急に現れた人物が受け止めた。


 その人物はゲームのヴァルキリーのような蒼い装甲を各所につけている装束を着込んでおり、背中から蒼い輝く翼を生やしている。


 小さい手。脆弱そうな可愛い手で、あっさりと巨大なハサミを受け止めていた。受け止めた際の衝撃は完全に消えており、身体が押し流されることも、揺らぐこともなかった。


 そうして、顔をこちらに向けて、いつもの無邪気な微笑みで視線を向けた。私の天使であるレキちゃんがそこにはいた。


「危ないですよ。漁船の前に出るのは極めて危ないと思います」


 悪戯そうに微笑み、受け止めたハサミを軽い感じで、その手のひらで押した。


 漁船蟹はそのハサミを押されて、グキリと折り曲げられる。


「さて、蟹は食べられるんでしたね。アイスレインっと」


 レキちゃんが人差し指を立てると、その指先からふわりふわりと氷の粒が大量に発生していく。発生した氷の粒は私には無害であった。ただの氷の粒としか感じなかった。


 しかし、蟹たちへは別であった。触れた先からあっという間に蟹は凍りついていく。あれだけいた蟹はあっさりと全て凍りつき動きを止めていった。周りは全て真っ白な氷の世界へと変貌していた。


「それじゃあ、漁船蟹はミュータントという話なので倒しておきましょう。食べられないみたいですし。そのあとに凍らせた蟹で蟹パーティーですね」


 気楽にいつもの平然とした声を発して、レキちゃんは漁船蟹へと向き直るのであった。






 パチパチと焚き火の音がして、人々が様々な料理をされた蟹を食べている。建物に隠れていた人々も、高速輸送艦に乗っていた人々も皆食べているのをナナは少し離れた場所で見ていた。


 人々は楽しげに生き残ったことと、救援が来たことを喜んで、ワイワイと明るい声で会話をしながら蟹を食べている。お酒も誰かが出したみたいで、騒がしい。


 リィズや水無月姉妹と叶得さんも、その中に混ざっている。そして、焼き蟹やら炒め物やらをレキちゃんが楽しそうに作っていた。どうやら最終日になって、ようやく皆は北海道の地へと足を踏み入れることができたみたい。


「あのぉ、ナナ様。あの少女は何者なのでしょうか? あまりにも強大過ぎる力を持っていますが」


 スレイプニルがおずおずと私に問いかけてくる。たしかに圧倒的であった。私が苦戦していたのが嘘みたいにあっさりと敵を倒してしまったのだから。


 スレイプニルの問いかけを私は考える。彼女は何者なのだろうか?


 大樹の切り札である戦闘マシーン?


 人々を救済していく救世主?


 いや、違うんだと私は思う。楽しそうに料理を作る少女を見て想う。


 なので笑顔と共にスレイプニルに答える。


「彼女は可愛らしい少女だよ。いつも楽しそうに暮らしているただの少女」


 そう答えてから、もう一つ加える。


「そして、私の天使かな」


 クスリと笑って、私も蟹を食べるべく、人々の中へと歩いていくのであった。

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