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コンクリートジャングルオブハザード  作者: バッド
14章 北海道に行こう
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180話 おっさん少女は海岸を散歩する

 薄汚れた事務所のような、いや事務所を住めるようにしたのだろう。漁業組合のビルには、傾いた机に酒瓶や漫画雑誌の読みかけなどが置かれている。部屋の隅には掃除機が埃を被って置いてあり、いつ掃除をしたのか不明な感じを見せている。


 タバコの吸い殻が無いことだけが、評価できる点だねと、おっさん少女は事務所内を見渡していた。タバコが嫌いだからして。


 そんなおっさん少女が事務所内になぜ来ているのかというと、陰険眼鏡に頼み込まれて来たのである。メンバーはおっさん少女、アイン、シノブ、英子である。他の子供たちは倉庫の家に帰らせた。まぁ、罠っぽくは見えないが、一応気をつけたのだ。


「どうぞ、ご隠居様」


 真剣な表情で陰険眼鏡がお茶を勧めてくる。どうぞと女性がお茶を持ってきて、ことりとテーブルに置いてくる。周りには先程喧嘩した男たちが申し訳なさそうに立っていた。


 置かれた湯呑を見ると白湯であった。お茶ですらない。既に貯蓄は無いのだと予想できる。まぁ、一年も経っているのだ。テーブルに放置されている酒瓶もよく見れば、乾ききっていて随分前のものだ。


 この近辺も物資調達が限界にきているのだろう。


 その状況に思い至り、おっさん少女は少し眉をしかめる。相手の表情の変化に気づいた陰険眼鏡が頭をかきながら、話しかけてきた。


「いや、すいません。もうこの町は限界なんです。魚と塩、少しばかりの野菜しか無い感じでして」


「むぅ、それでも貴方たちはお腹いっぱいに食べてきましたよね? 換金所なんか作って魚と交換しているんですから」


 あれはなかなか楽しかったけどと内心で呟くゲーム脳なおっさん少女。さすがに、その言葉は口に出さない良識はある。おっさん少女も空気を読むことはある。おっさんの時は注意をして空気を読んでいる。どうもレキぼでぃだと最近は気にしなくなるのだが。たぶん上がりすぎている精神力のせいだと見当はつけている。決しておっさん少女が調子にのっているわけではないと固く信じている。


 その返答に対して気まずそうに答える陰険眼鏡。周りの荒くれ者たちも気まずそうで、俯いている。


「申し訳ない……。最初は全員に配布するためのシステムだったんですが………だんだん……そのね?」


 言い辛そうに陰険眼鏡が答えるが


「なによぅ! あんたら、助けが来たとわかった途端に態度を変えるわけ? ちょっとずるくない?」


「あぁ、やっぱり救援隊が来たんですね? たしかに私たちは調子にのりました……。でも最後の一線は越えていないつもりです。本当に餓死した人間とか凍死した人はいなかったはずですよ?」


 それは前にも聞いたけど本当なのかな?と遥は英子へと視線を向ける。その視線に対してボソボソと悔しそうに英子は返事をする。


「まぁ、たしかに冬は建物に避難させたし、配給もしてたけど、私たちはいつもお腹を空かせていたんだよ!」


「そ、それはそうだが……。配給はしていた! たしかにそこまでは配給をできなかったが」


「親のいない子供たちに対して、そんな態度をしたことがひどいじゃん! いまさら態度を変えることも含めて!」


 バンと机を叩いて立ち上がり、怒りながら文句を言う英子。どうやらおっさん少女がいることで強気になったらしい。そして、明らかに出処が怪しい缶詰、異常に強い少女たちが現れたことにより、救援隊の先遣が来たと考えて、反対に弱気になった荒くれ者。


 安っぽいソファによりかかり、醜い言い争いをしている二人を遥はのんびりと見ていた。


 アインたちへと、言い争いをしている二人の感想を楽しげに言う。


「これが人間です。崩壊後には相応しい争いですよね」


 ふふっと小さく微笑んで言うと、それを聞いていた周りの荒くれ者も苦笑する。救援が来たと強気になる英子、反対に弱気になる陰険眼鏡は、たしかに見ていて醜い争いだからして。


 もちろん二人にも聞こえており、気まずそうにコホンと咳をして誤魔化す。


「あ〜、それでも私たちは最低限のことをしていました。ご隠居様、それで救援隊は今どこに?」


「もうそれは良いです。印籠もありませんでしたし、普通に謎の行商人のレキと呼んでいただければ」


 謎の行商人のフレーズは以前と同じく外さないおっさん少女。ご隠居とどっちが呼び名に相応しいのかわからない。アホなおっさん少女が一番似合うかもしれない。


「そうですか………私たちは知っての通り避難港に入れなかった人々を守るために派遣された自衛隊です。ふふっ………守るためね………」


 自嘲気味に真面目な表情で陰険眼鏡はこちらを見てくる。なにか愚痴を言いそうな予感。ちょっと席を外していいですかと言いたいおっさん少女。面倒そうである会話は必要ない。


 だが、気にせず陰険眼鏡はくたびれた感じを出して愚痴をこぼしてきた。


「私なんかね。キャリアだったんですよ? なのに前線に放り込まれたと思ったら、そのままこの漁港に孤立したんです。助けは来ずに、荒くれものの下を指揮しないといけないんです………。おかしいですよね? なんで私がこんな目に! 震える手で最初のゾンビを撃ち殺したんです! 少しぐらい調子にのってもいいじゃないですか? 命を懸けているんです! うぉぉぉぉ!」


 叫ぶと同時に滂沱の涙を流して、机に突っ伏す陰険眼鏡である。ちょっと大の大人が泣くのは需要がないですよと、それを平然と見るおっさん少女。英子はドン引きしているし、周りの荒くれものたちは苦笑している。


 確認のために周りに遥が声をかけるとコクリと頷いて答えてくれる。


「えぇ、本当です。ただ上官というだけで、こいつはリーダーをやっています。上官に従うのは規則ですので。それに冬が明けてから不穏なんですよ、ここらへん」


 こいつら酷いな、こんな気弱そうな陰険眼鏡を、上官だという理由でスケープゴートにしてきたのかと内心で呆れる。そして気になることを聞いたので、ほえ?とその答えに不思議そうに表情を浮かべる英子を横目で見ながら、聞き返す。


「どう不穏なんですか? なにか危ない事でも?」


 そこで、突っ伏していた陰険眼鏡が眼鏡をはずして、涙を拭きながら恥ずかしそうに答えてきた。いや、おっさんの涙は需要無いからと再度内心でツッコミを入れる非道なる遥。


「そ、そうなんです。最近は走るゾンビが増えてきて、サハギンどももどうもこちらへと縄張りを広げているみたいなんです。もうこの1カ月で3人殺されました。それに北から逃げてくる避難民も不穏なことを言うんです。どうも独裁政治をしようとしている軍隊とか、人を捕まえて強制労働をさせている奴らとか………」


 そのロマン溢れる内容を聞いて、ちっこい腕を組んで、コクコクと頷き楽しそうにするおっさん少女。その姿は遊んでいる子供にしか見えない。なにしろおっさん少女は頷き方に演技が入っている感じがするので。それでも頼る陰険眼鏡はかなり切羽詰まっているんだろうとわかる。


 そうしてキッと陰険眼鏡へと真剣な表情で返事をする。


「新エリアは最初に一気にイベント情報が手に入りますよね。どこからやればいいのか迷うぐらい」


 ゲーム仕様のイベントだと信じるアホなおっさん少女がここにいた。どこからやろうかなとウキウキである。


「は?」


 そのアホな返答にぽかんとする陰険眼鏡。予想外の答えであったからだ。というか予想できる人間はいないだろう。いたら本物の超能力者である。わかるのはおっさん少女のアホな発言のみという全然嬉しくない超能力だ。


「いえ、こちらの話です。それならば助けを求めるということでよろしいのでしょうか? その場合は指揮下に入ってもらいますよ? もう自由にブイブイ言えないですよ?」


 遥のその言葉を待っていたのだろうか。椅子に寄り掛かり、ホッとした表情になる陰険眼鏡。


「もちろんです。命を懸けて滅びゆく港を守るお山の大将と、大勢の兵士の中で一兵士として戦うのであれば、私たちは一兵士として戦う方を選びますよ………」


 陰険眼鏡はそのまま、はぁ~と長く息を吐いた。それは疲れ切った人間のため息であった。他の荒くれものたちも嘆息して息を吐く。頼ることができそうな相手が現れたからだろう。新品の缶詰を持ってきただけの子供にしか見えない少女なのに。


 しょうがないなぁと、遥も嘆息する。まぁ、ご隠居ごっこ遊びができたから良いかと思いなおす。遊びを追求するおっさんである。今度は印籠的なものを用意しておこうと記憶に書き込んでいた。まぁ、その記憶はすぐにフォーマットされるのだが。


「わかりました。それでは行商人が来ますし、ここを助けないといけないと考える人たちを知っていますので、次の物資補給と共にここに来るでしょう。通貨が使えるので、用意しておいてくださいね。円もドルも対応していますので」


 昔のフレーズを使う遥。ここに来たがる人たちは若木コミュニティにいるだろう。恐らく使命感に駆られた善人が。その人たちに任せれば良いでしょう。インフラ関係はナナさんに任せよう、兵を鍛え直すのは豪族だねと全てを任せて放り投げるスタイルのおっさん少女。いつものスタイルである。直す気は欠片も無いようであった。


 コクコクと頷く陰険眼鏡たち。英子がその言葉に反応して聞いてくる。


「ねぇねぇ、これでウチの仕事終わり? 終わりだよね? もうつかれたんだけどぉ」


 疲れた表情で、ちょっと必死に言って詰め寄ってくる。どうやら1日で色々あったので限界が来た模様。


「わかりました。隊長はもう倉庫に戻ってください」


 無邪気にニコリと笑って答える遥。その答えに慌てる英子。


「ちょっとちょっと、私たちは船で連れていってくれるんじゃないの?」


「ええ、もちろん連れていきますがその前にミッションを一つクリアしておこうと考えてまして。その後に連れていきますね」


 そういって、安っぽいソファーからぴょこんと立ち上がり、話を続ける。


「少し海岸を散歩してきますね。どうやらサハギンは片付けておかないといけないようですので」


 縄張りを広げ始めたということは、この港も危ない。早急に片付けないといけない案件だ。ランナーゾンビはまだ銃弾が余っているようなので、まだ対応しなくていいだろう。数も少なそうだし。


 その答えに陰険眼鏡が今度は慌てて、遥を止めようとする。


「危険ですよ! ちゃんとした救援隊が来るまで待った方がいいですよ? やつらは見えないし、恐ろしい速さでこちらを攻撃してくるんです」


 おっさん少女はその言葉に対して、思いつく。印籠的な物を。


「そうです。そうですね。それならばいいものを見せましょう。ちょっと外へ出てもらえますか?」


 はぁ、わかりましたと素直についてくる陰険眼鏡と荒くれもの、そして英子。


 外に出てみると、話し合いが終わるのを待っていたのだろう。人々が大勢集まっていた。もしかしたら、この街にいる全員が集まっているかもしれない。ワイワイと顔を突き合わせて話し合いをしていたが、おっさん少女たちが外に出てきたのを見て、荒くれものたちへと視線を向けて、話しかけて良いのか、迷っている態度であった。


 うんうんと、満足げに遥は頷いて、埠頭の海ぎりぎりまで歩いて、くるりと振り返り人々を見渡した。


 そして、アインたちにアイコンタクトをする。外に出てくる前に密かに通信で話し合いをしていたのだ。


 その合図を見て、アインが楽し気に笑い、周りに聞こえるように叫ぶ。


「ええぃ、ひかえぃ、ひかえおろう!」


 シノブもノリノリで、話の続きを受け取る。


「このお方をどなたと思っている! ひかえおろう!」


 そして、おっさん少女はウィンドウ越しに四季に合図をした。


「ステルスモードオフ!」


 合図と共に、遥の頭上にステルスモードを解除した空中戦艦スズメダッシュが空間からにじみ出るように全長3キロの威容を見せつけて現れた。


 ぽかんと空中に突如現れた空中戦艦を魅入る人々。現実のことなのかと疑う表情だ。


「このお方こそ、文明復興財団大樹が空中戦艦次席司令官、朝倉レキなるぞ! ひかえーい、ひかえーい」


 アインが空中戦艦が現れたことに合わせて、合いの手をうつように声を発した。


 その声を聞いた人々は本当に空中戦艦が存在していると気づく。そして驚愕した。その威容に。


「はは~っ!」


 今度は先程と違い、心からひれ伏せる荒くれものたち。そしてそれに合わせてひれ伏す人々。英子もひれ伏しているのが印象的だった。


「ほーっほっほっほっ」


 ようやく黄門様になれたねと、似合わない高笑いをあげる子供心満載なおっさん少女であった。





 人々がざわめき、ようやく助けが来たと泣いて喜んでいるのを四季たちに任せて、遥は海辺へと移動をすることにした。


 ステータスボードを開いて、スキル取得を行おうとしていた。敵の姿が見えないのはどう考えても不味いからだ。そういう時は力押しが効かないので、強力な範囲攻撃を行い、さらなる力押しで倒すおっさんであるが、今回はまだ余裕がある。


 なのでスキルレベルを上げることとした。ぽちりとウィンドウをタップしてレベルを上げる。


「物理看破lv5、超術看破lv5を両方ともlv6にと………」


 そして気配感知を行うが、驚いたことにまだ感知できなかった。そのことを苦々しく思い、更にレベルを上げる。


「lv7へ………。お、見えた。う~ん、念のために8にしておくか」


 レベル7で、ようやく波紋のように空中に潜むサハギンが感知できた。だが、これは雑魚である。ボスはもっと隠蔽能力が高いと考えて、両方の看破を8まで上げておく。これで残りスキルポイント54となった。


 だが、遥は首を傾げる。どうもおかしい。何がおかしいかというと感知できたサハギンが強いのか弱いのかわからないのだ。ウィンドウ越しにサクヤへと尋ねる。わからない時は、すぐに他人に聞くのだ。


「サクヤ、これどういうこと? 敵の位置が判明したのに、強さがぼんやりしていてわからないんだけど? こういう場合、小説とかだと凄い敵だから強さがわからないというパターンがあるから、ちょっと怖いんですけど? 嫌なんですけど?」


 こういうパターンも小説で学習済みのおっさんである。凄い強い敵の場合はスルーするつもりである。対応方法に隙は無い。わからないけど、大丈夫だろうは小説の中の熱血主人公の話。おっさんは小心者なので、わからない時は用心する方に思考が傾くのだ。


 その言葉にサクヤも真剣に首を傾げて答える。


「不明です。敵が強い可能性もありますが、ミッション内容から考えるにその可能性は低いかと。恐らくは敵が自分の力を他に気づかれないように絞っているのです」


 まじかよと、嫌な表情になるおっさん少女。おらの気を解放するぜとかいって、一気に強くならないだろうなと警戒モードだ。もはや帰ろうかなとも考えている。さっき、事務所で大見栄をはったのに、すでに帰る選択肢を入れている。さすが脇役レベルのおっさんである。プライドなんかないので。


「う~ん………。ひと当てして、やばかったら撤退する? いや、そのパターンだと大体強敵がいる場合は逃げられないで激闘になるんだよな………」


 主人公はそれでも勝利するか、お前が強くなるのを待っているぜと敵は命を取らずに帰るのだ。でもそれは主人公の場合。そこらへんの兵士役が似合うおっさんには適用されない可能性がある。


 う~ん、う~んと腕を組んで悩むおっさん少女。悩む姿も可愛いですねとサクヤがカメラドローンで撮影しているが、気にしている余裕が無い。


 そして結論がでた。ポンと手を打って折衷案を出す。


「銃だね、銃での超遠距離攻撃で敵の様子を探ろう。それでやばかったら逃げるということで」


 遥的にはナイスアイデアである。超遠距離攻撃ならば、なにか起こっても逃げられるはずである。多分。


 そうして漁港から離れて、サハギンがいる浜辺へとテクテク歩き出すおっさん少女であった。誰もおっさんのナイスアイデアはいつもナイスアイデアじゃないでしょとツッコミは入らなかった。残念ながら。





 テコテコと歩いて、浜辺が見える位置に木に登って確認する。岩肌が多く泳ぐのは厳しいが釣りには良さそうなデコボコとした岩が見える浜辺だ。ちなみにアインとシノブはお留守番。このレベルの戦いにはついていけないので。


 おっさん少女が位置するのは、常人には遠望鏡を使わなくては見えないほどの浜辺から離れた場所である。


 そして何もいなく静かに見える浜辺には、遥の目にはぼんやりと黒いサハギンの姿が見えた。


「黒いサハギンかぁ、色違いだから強い説だね。ここらへん運営の手抜きがよく見られるよね」


 ぼそりとサハギンを見て感想を言う。色が黒いだけのサハギンにしか見えないだけに。


 だが、大体黒に変色している雑魚敵は強い。ゲームの中の話だが。


「あ、念のためにアクアバトルブレザーに装備を変えておこう」


 懐かしの装備である。戦乙女の服からアクアバトルブレザーへとアイコンをタップして装備を変える。


 キラキラと光の粒子が舞い、装備が変更される。性能はかなり低いが水の中でも移動できる逸品だ。水系の敵だから念には念を入れる遥。さすがに装備を作成する気はない。上にヴァルキュリアアーマーを装備できるし。


 用心深さが石橋を叩くレベルどころか鉄筋コンクリートの橋でも破壊できるか確かめるレベルのおっさん少女である。


「ではでは、装備もフォトンライフルでと」


 アイテムポーチからフォトンライフルを持ち出して、サハギンへと照準を合わせる。全然使っていなかった新型ライフルだ。このままだと使わずに新型を作る可能性もあるのだ。使わねばなるまいとケチなおっさん少女は考えた。


 普通に倒れてくれますようにと祈りを籠めて、おっさん少女は引き金をひくのであった。

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