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小さな約束

作者: 仮眠

これは自分の書きたいことを思うがままに書いた駄文です。

不快な思いをしたらごめんなさい。


後ジャンルの判断がいまいちできないので間違ってたらごめんなさい。

「ボクは、いつかヒーローになるんだ!」

「ばっっっかじゃないの?ヒーローなんているわけないでしょ!」

「いないんだったらボクが最初のヒーローになる!」

「ヒーローは世界を救う者。あなた1人で世界なんて救えないでしょ?」


 ボクは昔ヒーローに憧れていた。子供だったら一度は考える事だろう。

 男になれば自然に忘れる夢…

 分かってた。ヒーローになれない事ぐらい。

 気づいてた。ヒーローがいない事ぐらい。

 だからボクは誓った。

 誓ってしまった。


「じゃあ、***ちゃんだけのヒーローになるよ!***ちゃんだけを救うヒーローに!」っと



「嫌な夢・・・見たなぁ・・・」

 目覚めは、最悪だった。

 今までの人生の中で最大の汚点。思い出したくも無い過去。唯一の人に見せた弱み。

 何より、これからの人生に何らかの形で影響しそうな過去。もしもこれからの人生で***に会う事があれば確実にパシリにされる事だろう。それはもう戦隊ヒーローの敵の雑魚兵士のごとく・・・

「俺も、もういい大人なんだけどなぁ・・・」

 ため息をつきながら伸びをする。

 プルルル…プルルル…

 着信―マネージャー―

 時間確認―7時半

「おはようございます。まだ時間じゃ無いんじゃないんですか?」

「おはよう。起こしちゃった?」

「いえ、今起きたところです」

「そう、良かった」

 そう言いながら微かに笑う。

「で、どうしたんですか?」

「あぁ、そうそう。今日はちょと早く迎えに行くから」

「早く?何でですか?」

「そ・れ・は、その時のお・た・の・し・み」

「分かりました。で、いつ迎えに来るんですか?」

「んもぉ、つれないわねぇ。え〜とぉ、最初の時間が10時だったんだからぁ・・・

1時間前になったんだからぁ。うん9時ね。9時に迎えに行くわ」

「分かりました。9時ですね」

「うん。9時ねぇ。ビックサプライズがあるから楽しみにねぇ」

「え?何なんで《ガチャ》・・す・・か・・・」

(サプライズ?あのマネージャーの言う事ならろくな事じゃないんだろうなぁ・・・)

 それから服を着替えて朝食を作り食べ終わると8時45分を回っていた。

(そろそろか・・・)

 マネージャーの言う『ビックサプライズ』が気にならない訳ではないがマネージャーに迷惑をかける訳にもいかず時間が来るのを待つ。


 丁度9時

 ピンポ〜ン

 チャイムが鳴り響く。その音が聞こえると同時に玄関が開かれる。

「カケルちゃ〜んむっかえっにきったよ〜」

 元気良く侵入してくるロリマネージャー―天羽(あまばね) 真由(まゆ)―玄関にいる謎の美少女。

「マネージャー・・・何時も言ってますよね?不法侵入はやめて下さいって・・・」

「ん?まぁいいじゃん。気にしない気にしない」

「・・・それよりも、外に居るのは誰ですか?」

「んにゃ?」

 マネージャーは、お菓子を頬張りながら・・・って

「何食べてるんですか!」

「お菓子?」

「そうじゃなくて!何で食べてるんですか!」

「いや〜、美味しそうだったからつい・・・」

 少し照れた感じで頬を掻くマネージャー・・・

 正直凄く可愛い・・・

「ん〜、そうそう彼女はうちの事務所の新人さん。今日からしばらくカケルちゃんの付き人をして勉強するから。よ・ろ・し・く〜」

「・・・いきなりすぎませんか?」

「ちょと伝えるの忘れてた。テヘ」

 可愛らしく舌を出して頭をコツンと叩いている。

「まぁ、過ぎた事はいいでしょ〜。これから一緒にやっていくんだら。ほ〜ら挨拶、挨拶」

 釈然としないものの挨拶は大事だと思うから外に出て挨拶をする。

「はじめまして。ボクは、天城(あまぎ) (かける)よろしく」

「・・・はじめましてじゃない」

「え?」

「カーくん、私の事忘れちゃったの?」

 目に涙を浮かべながら聞いてくる美少女。どこかで見たことのある顔。どこか懐かしい顔。

―*イ*ちゃん―

 まさか・・・

―カ*リちゃん―

 ありえない

―カイリちゃん―

「カイリちゃん?」

 幼馴染の名前を口にした瞬間美少女が笑顔になる。

「思い出してくれたの!」

 子供のころさんざん振り回された幼馴染。

「そう私は」そうこいつは

「「九条(くじょう) 海里(かいり)!!」」



「な〜んだ、知り合いだったんだ〜」

 とマネージャーがのんきなことを言う。

「ええ、幼馴染です」

「え〜、せっかく運命の再開をした恋人に対してそれは酷いよ〜」

 また、ありもしない出鱈目を言っている。

「って言ってるけどどうなの?かけるくん?」

「冗談じゃない。ボクは、マネージャー一筋ですよ」

 冗談ように言ってみた。

「ええ!?私?私もかけるくんのこと嫌いじゃないけどタレントとマネージャーはまずいよぉ」

 凄く慌てているマネージャー。正直凄く可愛い。もっとからかいたい。

「マネージャー、ボクはマネージャーのためにならタレントを辞めても構いません。結婚してください」

「け、けけけ結婚!私もかけるくんのこと好きだけどぉ。かけるくんの夢を諦めさせたくないしぃ」

 くくく

 楽しい。何よりマネージャーが可愛い。でもさすがにこれ以上やるとマネージャーがかわいそうだ。

「マネージャー、冗談ですよ」

「にゃ?」

 口を開きながら唖然としている。やっぱり可愛い。

「でも、マネージャーを好きなのは本当ですから」

 その一言で真っ赤になるマネージャー。やっぱり結婚するならこんな人がいい。

「かけるくん。そういう冗談は感心しないな」

「そうだよカーくん!いつ何処で誰が聞いてるか分からないんだよ!」

 真っ赤になったマネージャーと今まで置いてきぼりにされていた海里が叫んだ。

 確かに誰かに聞かれたら明日の新聞に『人気俳優・天城 翔マネージャーと熱愛!』なんて出かねない。

「ボクは、別にいいけどねぇマネージャーのこと本気で好きだし」

「駄目なの〜カーくんは私と結ばれるの!カーくんの恋人は私なの!カーくんは私だけのヒーローなの!」

 覚えてた・・・

 本当にあの約束を?

「何のことだ?」

「カーくんいったもん!『じゃあ、カイリちゃんだけのヒーローになるよ!カイリちゃんだけを救うヒーローに!』って!」

「確かに言った。でも確かあの後カイリは『あなたに守られるなんてごめんよ』って言ってたよ」

「でも・・・」

「それになんかあのころと口調とかも全然違うし・・・」

「カーくんが好きだと思ったから頑張ったんだよぉ・・・」

「別に好きじゃないけど・・・」

「もういい、今カーくんが私の事を好きじゃなくてもいつか必ず振り向かせてあげるんだから!」

「まぁ、楽しみにしてるよ」

 こうしてボクの日常に彼女が戻ってきた。

 長い時間が過ぎていてボクは覚えていない事も多いけど・・・

 また振り回される日常がやってくる。

 疲れるけど最高に楽しい日常が

 ボクはそれが少し楽しみだった。

何も考えてません。

続きも『読みたい!』って人がいたら書いてみたいともいます。

・・・駄文ですが・・・

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― 新着の感想 ―
[一言] この終わり方はヒドいです。 読み切りだからと言って、投げやりにしては駄目ですよ。起承転結がないと物語にならないんです。この作品はまだ、「主人公の昔の幼なじみが登場する」という、[起]の部分し…
[一言] 全然よくない!読んでた時間を返せっ!
2008/03/23 16:43 誰でしょう?
[一言] 全体的に説明不足だと思います。 マネージャーとの関係とか。 あと、主人公とヒロインの下の名前の頭がおなじ「か」なのもどうかと……。 でも続きが気になる内容ですね。
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