「突然の・・・」
神無月の行動に首を傾げるとドタドタ、と足音がドアの外から聞こえてくる。
何か慌てた様子だ。
「おい、何かあったみ…「シッ!」
彼女の声と共にドアが開かれ厳ついおっさん達が現れた。
何処の山賊さん達ですか!!?
「きゃーーー!!」
甲高い声で聞こえた。
俺はその声の発信者に俺は神無月を見つめる。
彼女は震え俺の肩に顔を埋めている。
あんな男勝りの女でもやっぱり山賊さん達は怖いんだな
そう1人で納得した。
「此処はテメェらだけか?」
「そうですけど・・・あの」
「よぉし!此処を封鎖しろ!!」
「へ?」
瞬く間に出入り口を木で塞がれてしまった
その素早さの俺は唖然とする
「なんじゃありゃあ・・・」
「スパロウだ」
「スパロウ?」
俺が彼女の方を見ると其処には冷ややかな目でドアを見ている。
「超A級犯罪の名さ。だが、あれを見る限り下っ端だな・・・チッ、あの情報は嘘だったのか」
顔が歪み神無月は俺の腕から離れ隠した剣を出し腰にかけた。
「なぁ、あの山賊もどきにビビッてたんじゃ・・・」
手を伸ばしながら恐る恐る聞くと神無月の目が大きく開いた。
「貴様、この私があれぐらいでビビったと思ったのか!?」
「いえ!めっそうもごじゃいません!!」
「フンッ、まぁ良い機会だ・・・奴らにスパロウが何処にいるか聞きだそうではないか!」
ゴォッ!と背後が燃えているんですけど!?
「で、でもよ!ドアは締められたんだぞ!?どうするんだよ!!」
「フンッ、ドアは1つだけではない」
胸を張る神無月はドアとは反対の席つまり窓に向かい躊躇なくそれを開けた
嫌な予感が俺の頭を過ぎる
「此処から出ればよいのだ!」
ドヤ顔の神無月さん・・・
「拒否る!」
「は?」
「無理無理無理無理無理!!!ぜってぇ無理!!」
腕を交差させ×を作るが神無月は笑顔で近寄って来る
「貴様のそんな軟弱な考え、私はな・・・・」
ガシッ、と俺の肩を掴んだと思ったら「大っっっ嫌いだ!!!」と叫び胸倉を掴んで背負い投げをかました。
「いぎゃあああああ!!!」
間一髪俺は窓の淵に手をかけるが身体は外に出てしまい風に煽られる。
「貴様のその軟弱な考え、この神無月が叩き直してやろう!!」
「その前に中いれろぉぉおおおお!!!」
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