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1.揺れる豚小屋(クラス)

1.

先生は去っていた。

「ど、どうすんだよ‼︎」

「どうするもこうするも、まずはみんなで協力して…」

「そんなことよりも法律だろ」

「水道、ガス、電気はどうなるの?」

「お風呂は入れないなんていやよ」

と、まーみんな言いたい放題。ここは豚の牧場じゃないんだから… ここは私が一括してやろうか

「みんなっ!一旦落ち着こう?次の授業を見てっ」

みんなの視線が連絡黒板へ向く。

「今日の日程、なんもないのに学活が2つもあるなんておかしいと思わない?」

すると、江嶋こと、モテ豚が何かを理解したように頷いて席を立つ。

「霧島さんの言いたいことはわかったよ。この次の授業でなんらかのの詳しい説明があるんではないか?と言うことだね」

私は可愛らしく「うんっ!」と言う。

すると、ここで口が悪いが頭はキレる楠木と言うクズ豚が何か思うところがあったのか、立ち上がった。

「言いたいことはわかる。だが、だ。この2時間以内に決めなくてはならないと言われたらどうするんだ?今早いうちに考えておいて、何も悪いところはないだろう?

落ち着く、なんて甘ったるいこと言ってる暇があったらだ、少しでもそのスピノサウルスが如き脳みそを使ってみたらどうだ?」

これには皆、腹がったようだ。だが、誰も言い返せるものはいない。なぜなら、クズ豚の言っていることが正しいから。

だがここでモテ豚が口を挟む。

「楠木くん。君の指摘は正しい。でも、だね。人の脳みそをたこ焼きサイズだなんて言わなくてもいいんじゃないかな?」

「うるせーよ。まずお前みたいなタイプ、俺は一番嫌いなんだ。それにこの学校は大して頭いい連中はいない。入学して2ヶ月だ。もう大体理解しただろ?俺はこの学校の連中とは出来が違うんだよ」

しかし、ここに来てすぐにキレやすい体育推薦で入学した運動バカ豚Ver.2こと、堂園が机を叩いて怒鳴り声を上げる。

「楠木テメェふざけてんのかァ?俺やダチをバカにすんのは我慢ならねーんだよ」

そして、楠木にさらに近づいていう。

「言っとくけどな。俺もお前みたいなタイプ一番嫌いなんだぞ。次俺らをバカにしてみろ。殺すぞ?」

その言葉は嘘ではないと思わせるようなオーラが運動バカ豚から出ている。

まさに一触即発と言う空気だ。

しかし、クソ豚も悪びれずに答える。

「君の脳みそがたこ焼きなのは事実だろ?いや、失敬。BB弾程度か」

人を小馬鹿にするような笑みを浮かべて上から目線でそう答える。

これには運動バカ豚もブチギレる。

「オォイ?テメェやっちまうぞゴラァ」

「私も堂園に賛成。自分よりバカな人にバカとか言われたくないわね」

ここで争いごとを止めようとしたのか、それとも何も考えていないのか、

うちの学校にいるのはおかしいほどの天才だが性格に難がある、ツン豚こと冷川が口火を切った。

そして、次々と心臓に刃物…いや、ロケランをぶっ放すような言葉を発する。

「楠木くん。あなたは私よりバカなのに偉そうね?この前調子に乗って私に勝負を挑んできてボロ負けして、涙目になってたじゃない。それなのにまだ悪びれないのね。諦めの悪さだけは褒めてあげるわ。

でもね、自分もバカであることを認めなさいな。それに、堂園くんもだわね。すぐカットなって、みっともない。そんなクズの言葉真に受けなければいいのよ。それなのにどこぞの王族並みに喧嘩の買い物ばかりして… それで今までどれだけこのクラスに迷惑をかけてきたのかしら?まだ2ヶ月しか経っていないと言うのに」

ツン豚は、美人な上に文武両道。性格以外に難はない。が故に彼女の言葉は、オス豚にブッ刺さる。二人とも悔しくそうにしているが反論はできないようだ。しかし、空気が南極いや、海王星かここは?と言うほど凍ってしまった。そろそろ、マドンナこと私が…

「Hallo meine Damen und Herren, guten Morgen!」

…一番厄介なのが遅刻してきた。

こいつの名前は花枝。どこぞの金持ちのお坊ちゃんだ。

そして、この場を読めない我が道をいくと言う精神。そして何より、分家がドイツにいるらしく、時折織り交ぜてくるドイツ語。ウザイ。厄介。だるい。この世のありとあらゆる悪口を当てはめたい。

そんなこいつだが、豚とつけるのは豚に可哀想なので、糞と心の中で読んでいる。

そして最悪なことに、私の席の左隣なのだ。はー人生でいちばんついないとこの時思ったのは当たり前のことではないだろうか。

そしてまた空気を読まない発言を連発する。

「いやぁ、みんな僕が登場したからって?空気を凍りにしなくてもいいんだよ?いや、それに楠木くんやら、堂園くんは立ってまで僕を歓迎しているのかい?嬉しいねぇ僕はこれほどまでに人気者のようだ、Ich bin ein Sünder...」

流石にこれにはみんな無反応。

だがこのままでは糞に空気を持って行かれてしまう…それはまずい… 父が作る弁当並みにまずい

と言うわけで私もついにその可憐な可愛らしい口を開く。

「まぁ、とりあえず… みんなで少し法律、考えておこうっ。そしたら次の時間も楽だからね!」

みんなも納得したようだ。良かった。

ちなみに、なんでこれほどまでに私に発言力があるのか。それは私が入学初日からみんなと仲良くして、みんなと連絡先交換して、協力してあげてきたからだ。

私の一番の強みはみんなからの信頼だと自負している。

そんな私からしてみればこの程度ちょろいのだ。

一人だけ糞が、「霧島さんまで僕の美しさに見惚れたかい。いや、僕は本当に罪な紳士だ」などとほざいているような気もしたが、そこは放置。


そして。

「キーンコーンカーンコンキーンコーンカンコン」

1限開始チャイムが鳴った。

どうも。久しぶりの投稿となりました〜

忙しかったりして中々投稿できなくてすみませんっ!

一気にいっぱい上げますんで続きも読んでってください‼︎

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