表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/33

第八話 説明しよう この作品はこういう作品だ

後書きを読んでください。本編は後書きです。後書きが本編です。いや、何でこうなったのか、作者にも分かりません。もちろん、本編も楽しい仕上がりになっていると思います。

 それはそれは美味しいピザを堪能し、公園内にあるランニングコースで散歩をしていた。


「しかし日本のピザがあんなに具だくさんだとは……なのじゃ」


「お気に召さなかったですか?」


「いや、むしろ気に入ったのじゃ! また食べようなのじゃ」


「それは良かったです。今度は別のやつも試してみましょう」


 二人は池の周りを歩き、ベンチを見つけたので座る。


「さて、テコ入れをするのじゃ」


「え? え? 何のことですか?」


「いや、あんなにピッツァの描写を書きそうなのに書かなかったり、主人公の設定を変えたり、妾の名前を間違えたり、そもそもこの小説のコンセプトは何って感じなのじゃ!」


 凄い、メタ発言をするカリブであった~。


「あ、あ~~~~~。聞こえない。カリブたん、今のはダメなセリフですよ」


「何故じゃ、事実であろう?」


「うぅ、しかたない。天の声さん、今いいですか?」


 何か用かのイカの塩辛~。


「作者に説明文を書くように言ってください。この作品で十万文字行くのかとか」


 あいあい、後で君たちを作者に合わせるから自分でやってね~。


「分かりました。カリブたん、それでいいですか?」


「うむ、お主の方が中々にひどいやつなのじゃ」


「そうですか? それよりこの公園、植物園並みに綺麗みたいですよ」


「じゃ、行ってみるかの」


 轟の言葉にカリブは立ち上がり、興味を示す。


「では行きましょうか」


 二人は花壇を目指して歩いて行く。


 ・・・・・・・・・・


「これはチューリップですね」


「色々な色できれいじゃの。お、この花は何じゃ? 良い匂いなのじゃ」


「バラみたいな匂いですね。あ、シクラメンていうみたいですよ」


「ほう、妾はこれが気に入ったのじゃ」


「あ、四つ葉のクローバーがありますよ」


 轟は花壇わきを指さして、声を出す。


「本当なのじゃ、何かいいことあるかの」


「僕はもう、十分すぎるくらい言事がありましたからね。カリブたんにいいことがあるように願いますよ」


「ふふ、本当にお主はいいやつじゃな。どれ、持ち帰って押し花にでもするかの」


 カリブは丁寧に四つ葉を拾う。


「押し花、いいですね」


「さて、もう少し見て回ろうなのじゃ」


「はい」


 二人は火が沈むまで、のんびりと散歩するのだった。



カリブ(以降カ)「さて、作者よ。この作品のコンセプトをもう一度説明するのじゃ」


作者(以降作)「えっと、日常系コメディーです」


カ「この先の展開とかはどう決めておるのじゃ?」


作「すみません。私の日常を二次元化しているので、こういう感じっていうのは……」


轟(以降轟)「つまり決めていないと?」


作「最初はお二人が付き合う感じだったんです……でもインパクトがないなとか、もっと笑いをとか思って……でも、ラストは決めてます」


カ「ほう、なら言ってみるがよいのじゃ」


作「言えるわけないのです~。ゆっくり楽しんでほしいのです」


カ「では、読者様にこれからの意気込みとアピールポイントをいうのじゃ」


作「この作品は漫画の様な手軽な読みやすさを目指しています。十万文字目指してやっていますので、コメントや評価をくれると嬉しいです」


カ「では皆の者、次回も楽しんでほしいのじゃ」


轟「皆さん、過度な期待はせずゆっくり楽しんでくださいね」


作「わ、私より綺麗なコメントを……。次回も頑張ります~」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ