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第六話 パスタを作った俺、家庭的なお前、ぶちぎれ~

「轟、そろそろお昼にしないかの?」


 ある日の昼下がり、カリブが洗濯物を干している轟に話しかける。


「あ、はい、何を作りますか?」


「ふふ、いでよ! カリブ海!」


 カリブがそう言うとカリブの横に謎の渦が現れて、魚が流れ出てきた。


「え? ちょっと、え?」


 突然の事に驚く轟だが床が少しも濡れていないのでさらに驚く。


「前に失敗したからの。さて、この子を孕んだ鮭でパスタを作るのじゃ」


 カリブに尾を掴まれた鮭がぴちぴちと暴れる。


「豪快ですね。分かりました。作ってみます!」


 洗濯物を干しながらそう返事をし、最後の一枚をかけて腕まくりを轟はして見せた。


「ふふ、楽しみじゃな。轟の料理はどれも絶品なのじゃ」


 キッチンに移動し、カリブはテーブルの前に座り轟の姿を眺めながらそう口に出す。


 ジャ、ジュ、カンカン。


 手際よい動きで轟は調理を進めていく。


 轟はラーメン屋のほかにイタリアン、中華、和食店と幅広くバイトをしていたので料理スキルも相当なものなのだ。


「できましたよ! 鮭とイクラの冷製和風パスタです」


 ものの三十分程でパスタを作った轟がカリブの前に差し出す。


「ぬぉ~。これは美味そうなのじゃ! いただきます」


 行儀良く手を合わして、カリブがパスタにフォークを突き刺してまいていく。


 具材は鮭がメインで、上にイクラ、大葉、刻みのりがのっている。


 それらをからめとって口にしたとたん、カリブが足をばたつかせた。


「はは、何時も美味しそうに食べてくれて嬉しいです」


 その様子を見ながら、轟も食べ始める。


「いや、本当に美味しいのじゃ! もう口の中が宝石箱なのじゃ!」


 パクパクと手を止めずに、カリブは食べ進めていく。


「カリブたんがくれた鮭のおかげですね。うん、美味しくできてる」


 そこからはしばし無言になって、二人は手を合わせる。


「「ごちそうさまでした~」」


 二人は満足そうに息をついて、手を合わせた。


「さて、少し休んだら午後の散歩に行こうかの!」


「了解です!」


「あ、洗い物はするのじゃ!」


 皿を片付け始めた轟を制して、カリブが流しに皿を運ぶ。


「すみません。それじゃぁお願いします」


「うむ、、任せるのじゃ」


 カリブはそう答えて、異空間に皿をいれる。


 轟からは見えていないが、カリブは毎回この方法で洗っている。


 ピカピカになった皿を水切り籠に入れて、振り向く。


「今日も楽しむのじゃ!」


 その笑みに轟も笑みを返すのだった。



お楽しみいただけたでしょうか? 


勢いで始めた連載、ネタは毎回その場その場で生まれてたり……。(笑)


次回はまたお出かけにしようと思っての今回のひきですが、果たして


次回も読んでもらえたら嬉しいのです~

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