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デオキシリボ核酸(DNA)



アデニンと

チミン、グアニン

シトシンの

四つの文字が

設計図なり



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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。


▼小説家になろう 公式企画サイト

https://syosetu.com/event/haikutanka2023/

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(読みと解説)

あでにんと ちしん、ぐあにん しとしんの

よっつのもじが せっけいずなり


デオキシリボ核酸(DNA)は、ヌクレオチドの主鎖に、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)、の塩基が結合した高分子です。これら四つの文字で、タンパク質などの設計図が書かれています。

驚くことに、DNAは、一本の高分子ではなく、二本のらせん状の高分子からなります。DNAの二本の高分子は、AとT、GとCとなるように対をなして、結合します。これにより、一方の鎖がもう一方の鎖の補完的な情報を持つことになります。

細胞分裂時には、この二本鎖のDNAが解離し、それぞれが新たな鎖を合成することで二つのDNA分子が生成されます。これにより、分裂した二つの細胞は同じ遺伝情報を持つことになります。

DNAの高分子の二重らせん一対がヒストンというタンパク質に巻きついたものを染色体といいます。人は46個(父母から23個づつ対で)の染色体を持っています。全ての染色体を合計すると、約60億個の塩基を持っています。パソコンに概算すると、1.5GBです。ただし、役割が解明された配列はまだ僅かです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ぱ-でーん先生へ。 推理小説で、A・T・G・Cを、犯罪トリックのキーに使った小説があります。 兄が、生物学の学生だったのです。 伊坂幸太郎氏の『重力ピエロ』と言う小説です。 傑作でしたね。…
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