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8月32日
彼岸花折って
振り返った
辞められやしないよなあ
僕は透明になった
音を探して
昼の街を歩いた
僕のとよく似た地獄で
君が踊るから
もう一回、会いに来て
口が滑りそうになる
何処にも行けない僕らの
頭上遥か飛ぶ
夏空貫く飛行機雲
何処まで征くのだろう
汗が傷をなぞって僕らは
あの日のまま
緑陰被った白いシャツがはためいて
花影拭ってまだ君は夏の夢
耳奥で鳴るは僕のよすが
名も知らぬ誰かの気まぐれで
戻れない程に歪んだ
青いのは嫌?
さようなら
8月32日で待ってるから
眩しい炎天の下
陽炎に溶けてゆく
霞む君の声なんてもう
少しも思い出せないよ
綺麗すぎて泣いてしまうほどに
君の仰ぐ空どうか晴れであれ




