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歌詞集  作者: 岡倉桜紅
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コンバレス

顔を切り抜かれた茸が笑う

空に落ちていくように患って

あんたの脳みそを売ってくれ

視界が歪んで


まっすぐ立つのは僕かあんたか

どっちが先だろう


言葉の羊を殺して食べたら

飲み込んだ画鋲が酷く叫ぶから

シャーペンの握り方も忘れたよ


黄金の稲が綺麗だった

九月の雲は色が薄いなぁ

廃墟の学校のトドの剥製

天使を見たことが無いのならば

僕の薄藍の彼女でも見ろよ



早起きで貰ったコインを捨てる

逆向きに廻る観覧車で夜明かして

あいつの一日を買ってくれ

頭が鈍って


高熱にやられて僕もあんたも

どっちがまともだろう


僕らの間にガラスの障壁

血を流す拳が酷く痛むから

隠喩ごかした散漫の象徴だ


宇宙が泣く音が綺麗だった

部屋で黙る電話が五月蝿いなぁ

脳死の学校でペタルショッカー

悪魔に会いたいと狂うなら

一過性のマイブームを捨てろ

まじでなんも考えてない

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