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亡国兵士は永遠に  作者: 窓際の箪笥
2章 アール世界
13/34

13 今後

間違えて修正前の物を投稿しておりましたので、修正後の方に修正致しました。

〘え〜っと…お疲れ様です?〙


「なんだその申し訳無さそうな顔と言い方」


と、言うことで、また俺は来ていた。一番最初の聖地に。


〘いや、ここまで攻めて死んでいく人は見たことが無かった物で…〙


そこまで言って、女神は口籠った。


「まぁいいよ。

で、これから先、俺はどうなるの?」


と、早速気になったことを聞いてみた。


〘切り替えが早いですね。〙


「まぁ、グズグズしていたってなんともならないからな。」


〘はぁ…そうですか…〙


呆れた様に、そう言葉を零す。


〘えーっと…今後の事でしたよね?〙


「そうだ。それを早く教えてくれ。」


〘あまりに久しぶりなのでちょっとマニュアル通りの処理になってしまうのですが、転生予定の世界とはまた別の世界に転生頂き、そこで条件を達成するとまた神秘の聖地にチャレンジできる、となっています。〙


ふむ…つまり、もう1回人生やりなおしてこい!とな?


〘言い方こそがさつですが、大方そういった解釈で相違ありません。

さて、質問さえ無ければ行って頂きますが、質問ありますか?〙


ありすぎる。普通に考えて、無い人は頭がちょっとイカれてる人だろう。


だが、時間もないし、1つに絞るなら…


「どんな場所なんだ?その別世界」


〘ふむ…どんな世界、ですか。

簡単に言えば、「魔法と剣の世界」です。

あと、時代はあなたの世界で言う中世位です。勿論色々なところで差はありますが。〙


「は、はぁ。そうか。」


〘質問にはお答え致しましたし、早速向こうへ送ります。〙


少しずつ、女神の顔が遠くなっていく。


「ちょ、ちょっとま…」


〘では、いってらっしゃいませ〙


俺の呼び止める言葉は、女神の微笑み、そして送り出す声で掻き消され、女神に届くことはなかった。


何度目だろうか。


また俺の視界は静寂に包まれる。


目が覚めると…ってこれ何回目だろうか。


ちなみに今回は森だ。長閑な。


木々は、昔一人で行ったシュヴァルツヴァルトを思い出す暖かなトウヒ。


葉に解された太陽の光が俺を包む。


「あぁ…」 


心地良い雰囲気に、思わず欠伸をついてしまう。


本当はもっとここで寝転んで居たいが、それでは飢え死んでしまう。


気合を入れて立ち上がる。


一応、神秘の聖地での持ち物は保持されるようで、MP40も、リュックも装備していた。


「となると気になるのが、銃弾創造とMP40だよな。」


『銃弾創成・9×19mmパラベラム弾/1』


カラン、と音を出して地に落ちるパラベラム弾。


「良かった。こっちでも使えるんだな。」


MP40の引き金を引く。


カチ、カチという乾いた音が響く。


「そうだ、リロードしていなかった。」


パッパとリロードをし、また引き金を引く。


元気な銃声が鳴る。


「こいつらは使えるのか。」


ここまでの情報をまとめよう。

1.ここは魔法と剣の世界

2.装備類は使える

3.今は森に居る


さて、俺はどうこの世界を歩もうか。

読んでくださり、有難う御座います。

感想、ブックマーク頂けると有難いです。

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