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機動ロボ、ハルカ 果てなき遥か先へ  作者: 花冠椛
ロボの出会いと出会う者たち
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第八話 緑のロボ

「どうにかなりましたね。さてと、残りも倒しましょう正吾さん!」

私はそう言いビームソードを構え、侵略ロボに立ち向かう。



「ああ!やるぞー!」

正吾さんも銃を撃つ!



そして、直ぐに侵略ロボは片付いた。




「ふぅ。終わった」

私は息を整える。




「そうですね。それじゃああの緑のロボの方に向かいましょう」

正吾さんはそう答え緑ロボに近づく。



ピコン!


モニターに緑のロボのパイロットが映る。


うん?見た感じ私よりも小さい?男の子だよね。こんな子供が乗ってるなんて。



「あの、助けてもらったのはありがとうございます。ですけど、別に感謝はしていません。

 それじゃあ」

 緑のロボのパイロットはそう答え何処かに飛んでいってしまった。



「なんなのあいつ!感謝していませんってめちゃくちゃ腹立つ!

 やられそうの所を正吾さんが助けてくれたのに」

私は二人に向かって言った。



「まぁまぁ、はるかさん落ち着いて。それにしても子供が乗ってるとは驚きだ。

 はるかちゃんの歳でも驚くのにそれよりも小さい。

 一体何歳なんだろう」

正吾さんはそう私達に向かって言った。




「はるか、何か事情があったのよ。緑のロボも居るって事が知っただけでも収穫だから。

 それよりも、これからどうする?」

お姉ちゃんが私に聞いてきた。




「うーん、この先行ったところで特に何もなさそうだし、それに緑のロボもこの先に行っちゃったし。

 追いかけるのは良くないかなって思ってね」 

私はそう二人に向かって言った。



「はるかさん、他のロボが居るかもしれないし次はあっちの方に向かいませんか?

 緑が居るということは青とか、赤、金色とかもあるかもしれませんね」

正吾さんは私達に向かって提案してきた。




「そうですね、そっちに行ってみましょう」

私はそう答える。



「はるか、あの緑のロボのパイロットの事は今は忘れなさい。

 いずれまた出会うことになると思うし、まぁ、緑のパイロットが生きていたらの話ですけど、あの感じだと少し不安が残りますが逃げ出したということは何か知られたくないことがあるのかもしれませんしね」

お姉ちゃんはそう答える。



「うん。分かってるよ」

私はそうお姉ちゃんに向かって言った。


本当に大丈夫なのかな?お姉ちゃんの言う通り不安が残るけど仕方ないよね。

 それまで生きてね。


私はそう心に思い正吾さんと共に移動した。



移動中 



「ねぇ、正吾さんはどうしてロボに乗ったの?」

私は正吾さんに聞いた。



「まぁ、ロボがそこに有ったからかな?俺たちの日本をこんなふうにめちゃくちゃにされて黙っている方がおかしいからさ。

 それでたまたまこのロボを見つけて乗って戦っていたってわけ」

正吾さんはそう答える。



「そうなんだね。私達はこの星から出ようと考えていたんだ。

 もう地球の事は無理だと思ってね。でも、私は心が変わった。

 この日本を取り返したい!こんな侵略ロボなんかに負けたくない!

 それで今は心を変え戦っているって感じだよ」

私は正吾さんに向かって言った。




「へぇー、でもその考えで合ってると思うよ。俺たちの地球は俺たちで守るんだ。

 この命尽きるまで・・・ってな」

正吾さんはそう私に向かって言った。



「面白いこと言うんですね正吾さんは。少しだけ心が落ち着きました、ありがとうございます」

 私は正吾さんが私の心を落ち着かせるためにそう言ったんだろうと思った。


 

「あ、いや、本気なんだけど」

正吾さんはそう答える。



「・・・、あはは。正吾さんは少し変わっていますね。

 それより正吾さんは家族はいるんですか?」

お姉ちゃんが空気を察して違う話題を言ってくれた。


ありがとうお姉ちゃん。



「あ、家族?家族はほとんどやられちゃいました。それで、生きていた妹も居たんですけど食べ物が足らず、俺を置いて先に逝っちゃいました」

正吾さんはそう答えた。


妹さんが居たんだ、可哀想。

絶対に許せない!こんなことが起きなければきっと正吾さんも妹さんや家族たちと仲良く暮らせていたのに。



「でも、ほら」

正吾さんは一つの首飾りを見せる。


もしかして、



「妹さんの物?」

お姉ちゃんが聞く。



「うん。そうだ、妹が大事に首にかけていた物だ。このダイヤ、妹の様にキレイなんだ。

 だから、これは俺が死ぬまでつけるんだ。そうしたら、妹と一緒な気がしてさ。

 何だか落ち着くんだよな」

正吾さんはそう答える。




「正吾さんは妹さんの事、凄く大事にしているんですね。

 私もはるかの事は大事にしていますよ、血の繋がった妹だから。

 私は妹の為ならなんだってやる。はるかの為ならね」

お姉ちゃんは私と正吾さんに向かって言った。




「もう、お姉ちゃんは」

私はほおを赤く染める。









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