第三話 敵の進化?
私達はこのロボットの名前をハルカにした。
理由は特になく、機動人物が私だから同じ名前にしたんだって。
私達はその後歩いていると侵略ロボを見つけた。
「何しているんだろう」
私は建物の陰に隠れながら様子を見る。
「なんかの作戦会議じゃない?相手も何か会議くらいはあるんじゃない?」
お姉ちゃんは私にそういった。
「行こう、ビームソードはオッケー?」
私は時間がかかるビームソードを聞いた。
「うん!問題ないよ!」
私はそう答えビームソードを構える。
「行こう!やあー!!」
私達はスキを見てロボに近づき斬りつけた!
一体はビームソードが当たるがもう一体は避けた!
「くっ!避けた!でも!反応が鈍いね!やあー!!」
私はビームソードを構え攻撃する!
しかし、
なんと相手の侵略ロボも同じようにをビームソードで私の攻撃をガードした!
「え、えー!相手がビームソードを持ってる!私達が戦った敵はビームソードなんて持ってなかったのに!」
私は相手の装備に驚いている。
「何かあるのね。ビームソードに気をつけて倒しましょ!くるわ!」
お姉ちゃんが私にそう言い
私は操縦桿を使い攻撃を避ける!
「危ないな!くらえー!」
私は侵略ロボに攻撃をする!
次は攻撃を防ぐ前に攻撃が当たる!
「やった!」
私は嬉しくなった。
「ほらほら離れて」
お姉ちゃんに言われて
私は敵から離れる。
「ふぅ、それにしてもビームソード持つ侵略ロボ、相手は私達の地球を侵略した敵だよね。
宇宙人なのかな?」
私はお姉ちゃんに向かって言った。
「いや、当たり前でしょ。同じ地球人だったら戦いづらいでしょ」
お姉ちゃんはそう答える。
「大ボスみたいな敵も居るんだよね。どんな敵なのかな?
それに、侵略ロボの中にも誰かが乗っているのかな?」
私はお姉ちゃんに向かって言う。
「それは姿を見せないとわからないと思うよ。それに、侵略ロボにも私達の様に人が乗っているかもしれないし、コンピューターで動いているかもしれないよ。
例えばAIとかね」
お姉ちゃんはそう答える。
コンピュータ、AIかぁ。人間じゃ勝てる可能性が低いね。
「先を進めましょ。ある程度進んで何もなかったら、戻りましょ」
お姉ちゃんはそう言い
私は席に戻る。
私達はその後侵略ロボが出てきたがなんとか倒すことが出来た。
しかし、ビームソードを持っていて簡単には倒せなかった。
相手も進化している?それとも私達の事を見ている?
私達は先に進めるのだった。
その時!
がし!
う、動かない!何が!
私は操縦桿を動かすがびくともしない!
「何が起きたの!」
私は慌てる!
「落ち着いてはるか!敵が後ろからつかんでいるのかも!
は!はるか!前!」
お姉ちゃんは私に向かって言う。
そこにはビームソードを構え近づいてくる侵略ロボが!
「や、やばい!振りほどかないと!」
私は目一杯操縦桿を動かし振りほどこうとするが!
「くっ!動かない!死んじゃうよ!お姉ちゃん!」
私は泣きそうな声でお姉ちゃんを呼ぶ!
「落ち着いて!はるか!これでどうだ!」
お姉ちゃんは一つのボタンを押した!
すると!
ドカーン!!
攻撃しようとしてきた侵略ロボが吹き飛んだ!
「!」
あれ、操縦桿が軽い!いまなら!
私は目一杯操縦桿を動かす!
すると、操縦桿が動き、いまいた場所から少し距離を取ると敵が居た!
「あれが私の後ろに居たのね」
そう私達のロボを拘束していた敵が居たのだ。
見た目は侵略ロボと変わりないが、糸のようなもので拘束すると言った所だ。
「はあああ!!」
私は倒れているロボを攻撃して倒した。
「はぁ、はぁ、はぁ」
私は息を整える。
「死ぬかと思った。もう、あれ?」
お姉ちゃんがなにかに気づいた様子。
「ちょっとこれ!」
お姉ちゃんが指差す方にはタンクのようなマークが。
「も、もしかしてエネルギーが少ないとか?!」
私は息をのむ。
「そうかもしれないわね。一旦戻ったほうがいいかも!」
私達は急いで元の場所に戻った。
戻って来るといつもどおりの匂いが来た。
「くさ」
私はそうつぶやく。
私達はロボから降りて父を待つことに。
数分後
父が戻ってきた。
「あれ?二人共どうしたんだい?」
父が聞いてきた。
「どうやらこのロボット、エネルギーが少ないみたいなの。
どうしたらいいんだろう」
私は父に向かって言った。
「うん?エネルギーが少ない?少し見せてくれ」
私達はロボの中に入り父にパネルを見せる。
「これだよ」
私はタンクのマークを指さす。
「うーん」
父はマークを見つめている。
そして、私達の方を見る。
「二人共疲れていないか?」
私達に突然聞いてきた。
「え?私はまぁ少し疲れている」
私は父にそう答える。
「私は何だか疲れている感じがする。だるさがあるような感じ、疲れているのかな?」
お姉ちゃんはそう答える。
「多分なんだけれど、二人が疲れていることが原因だと俺は思う。
二人が疲れればそのタンクのマークが現れる。どちらかが疲れていても出るのかもしれない。
このロボットのエネルギーは二人の体力だ。疲れれば疲労し、体力や運動神経、反射的能力が落ちる。
それを知らせるためにそのタンクマークが現れるじゃないのかな?」
父はそう私達に言った。
確かに父の言うとおりかもしれない。
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