第三十三話 暴走ハルカロボ
「くっ!はるかちゃん!目を覚まして!」
マナちゃんがはるかの機体の攻撃を避ける。
「・・・」
ハルカはマナの機体に向かって撃ちまくる。
「くっ!このままじゃ!でも、何で他の人たちは狙わないの。
わたしだけって。もしかして、私がやられるまでやる気って事かな」
マナは攻撃を避ける。
「・・・」
機体が止まったと思ったらビームソードを構えた。
「ソードでやる気ってこと。はるかちゃん!目を覚ましてよ!お願い!」
マナちゃんは叫ぶが!
ふん!
まずい!動けなかった!
「下がれ!」
冬也さんがそういいビームソードでガードした。
「はるかちゃん、気絶しているのでしょうか。反応がありませんね」
又部さんが冬也さんに言う。
「そうみたいだな。最大出力でやったのが原因だろう。
ロボがキーとなるはるかが気絶し、暴走したってところだろう。
止めるぞわしたちで」
冬也さんはそういい
「はああ!!」
冬也さんは力を込めて、ハルカロボのビームソードを投げ飛ばす。
「よし!武器はもうないはず!・・・は!下がってください!冬也さん!」
又部さんがいい冬也さんは距離をとる。
「どうした又部。何かあるのかあの機体には」
冬也さんが聞く。
「はい。遥人さんから聞いたんですけど、あの中央の部分からビームを放てるようにしたそうです。
だから、少しだけ距離を取ったんです」
又部さんはそう答える。
「なるほどな、わしが畳み掛けようとしたときに打たれたら元も子もないからな。
ありがとな又部」
冬也さんはそう答える。
「私が行きます!」
マナちゃんがハルカロボに突っ込む!
「くっ!目を覚まして!」
マナちゃんのロボが止めようと試みるが、ハルカロボも反撃を見せようとする。
!
「これは!避けるんだ!ビームが撃たれるぞ!」
冬也さんがそう叫び、マナちゃんが距離を取った瞬間ビームが放たれる。
「あ、危な!もう、これしかないよね。遥人さん」
マナちゃんは遥人さんに向かって言った。
「どうしたの、何かあった?」
遥人さんはそう言った。
「ハルカロボが暴走しちゃったんです!止めるのでボロボロになってもいいですか?きれいにしてもらったのに」
マナちゃんが遥人さんに向かっていう。
「暴走?!・・・仕方ない。いいけど、あまりボロボロにしないでくれよ。
中々大変だったんだからね」
遥人さんはそう言った。
「分かりました。破損は最小にします」
マナちゃんはビームサーベルを抜き取る。
「これで、止める!」
マナちゃんはハルカロボに近づく。
「!、撃ってきた!でも!」
マナちゃんは攻撃を避け、
「ここだー!」
サーベルを構え、
「はああ!!!」
マナちゃんはサーベルでハルカロボの中央辺りを貫いた!
ジー!ピー!
ハルカロボは音を立てて、機能を停止した。
「はぁ、なんとかやったのね」
マナちゃんは安息の息をはく。




