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機動ロボ、ハルカ 果てなき遥か先へ  作者: 花冠椛
ロボの出会いと出会う者たち
3/65

第二話 ビームソード!

 

覚悟を決めないと。


「来るよ!」

お姉ちゃんがいい、私は避ける!


しかし!


ドカーン!!


ロボが揺れる!


「うわー!何!?」

私は驚く。


「もうひとりのロボが銃を撃ったみたい!なんとかしないと!」

お姉ちゃんはそう言い何かをしている。


「お姉ちゃんがなにかしている!時間稼ぎするしかないよね!

 まずは一体を集中的に!」

私はそうつぶやき!


「おりゃー!」

一人のロボを殴りまくる。


すると同じように煙が!


避けないと!


私が避けようとしたとき!


ドカーン!


後ろから衝撃が!!


「くっ!後ろから攻撃!でも今は!」

私は操縦桿を動かし、距離を取る。



「はぁ、はぁ」

私は息を整える。

動かすだけでこんなにも疲れるなんて!


もう一体が銃を構えている。


「避けないと!」

私は左に避ける!


避けた直後に弾を撃ってきた!!


その時、後ろの席から、


「はるか!時間稼ぎありがとう。これを使えば!」

お姉ちゃんは何かを押した。


すると、ビームの剣が!


「これって!」

私は驚く。

 お姉ちゃんが言っていたやつ。



「ビームソード!これで敵を斬りつけるの!少し時間がかかるのがネックだけど」

お姉ちゃんはそう言った。



「これなら、勝てる!」

私は敵に突っ込み!


「やあー!!!」

ビームソードで敵を斬りつける!!


すると、敵が真っ二つ!


すごい!これがビームソード!


私は距離を取り爆発を待った。


その数秒後爆発!



「はぁ、今回もなんとかなった」

私は一息つく。



「建物の陰で少し休憩しよう。色々と見せたいから」

お姉ちゃんは私に向かって言った。


「分かった」

私はお姉ちゃんの指示で建物の後ろに隠れた。



私は席を降りてお姉ちゃんの元に。


「で、見せたいって何を?」

私がお姉ちゃんに聞いた。



「これこれ、これがさっきのビームソードを出すボタンなの。

 さっきも言ったけど少し時間がかかるけどね。

それで、これ。

 これはビームを撃つボタンみたい。 

さっき、はるかが戦っていたときに色々と調査してたの。

 どういう機能なのかなって」

お姉ちゃんはそう私に言った。



「これは?」

私が一つのボタンが気になった。ボタンの色は黄色なのだが、一つだけ赤色のボタンが。



「これは多分だけど緊急用だと思うよ。普通は押すことがないから私がこういうふうにカバーをしたの」

お姉ちゃんは嬉しそうに私に話す。


「お姉ちゃんは操縦桿を動かした?」

私が気になったので聞いた。



「ううん、動かしてないよ。あなたが動かしたときに連動してこっちも動いたから、まぁ補助用かしら。はるかが動けなくなった時用だと思うよ」

お姉ちゃんは知ってるかのように話す。



「もしかして、お姉ちゃん。これに乗ったことある?」

私がお姉ちゃんの目を見ながら聞いた。



「いや、乗ったことないって。初めてだよこんなの乗ったの。

 それに、調査したから分かっただけでまだわからないようなのはあるわ」

お姉ちゃんは私に向かって言った。

 

 そりゃそうだよね。だって私達普通の人間だもんね。 


「はるかは戦うの楽しい?」

お姉ちゃんが唐突に聞いてくる。 



「うーん、楽しいか楽しくないかって言えば楽しいかな。

 何だか、無力な私達が強いロボをやっつけてるから」

私はそうお姉ちゃんに向かって言った。



「そう、それなら良かった。さ、再開しましょう」

お姉ちゃんはそう私に向かって言う。



私も席に付き、操縦桿を握る。




少し歩いてみた。歩行とかは余裕になる。で、腰にあるのがビームソードね。それも二本とは。二刀流なんて私には無理な気がする。

 で、乗ったとき確か背中に何かあったような。ま、いっか!


私は辺りを見渡してみるが私達が居た場所と変わり無い。


「ここも何だか無残な姿だねお姉ちゃん」

私はそうつぶやいた。



「うん?うーん、まあ仕方ないことじゃないかな?私達も襲ってくるとは思わなかったしね」

お姉ちゃんはそう答えた。


私達はポツリポツリと歩き辺りを見渡す。


それにしても侵略ロボが居ないな、何処に行ったんだろう。




その頃、都市はというと

 

都市地下


「我々、スカル族が地球を侵略したが、何者かが我々ロボを倒していると聞いたが。

 我々には忠誠を誓うって言ってなかったか?」

顔が骸骨のロボが何人もの男を睨んでいる。



「いえ!私達共は反抗するつもりはありません。一般人ではないでしょうか?」

一人の男が頭を下げて言った。



「ほう、我々に楯突く一般人が居るとは中々やるではないか地球人。

 こいつを殺せ!」

骸骨ロボが一人の男を掴み


「ひい!お助けください!」

男は命乞いをするが、



「死ね!」

骸骨ロボは男の体を腕で貫いた。


「がはあ!」

男は口から血を吐きながら死んだ。



ボトリ

男を落とす骸骨ロボ。



「フン、我々に楯突くからだ。地球人は怯えていたらいいのだ。

 この地球はこれからスカル星としてなるが文句は無いよな」

骸骨ロボが男たちを睨む。



「文句はありません!」

男たちは頭を下げる。



「なら、これからお前たちはスカル人として生まれ変わらなければならない。こいつらを連れてこい」

ボスらしき骸骨ロボが他の骸骨ロボ命令をする。



男たちは震えながら骸骨ロボの後をついていくことに。



「さてと、どこのどいつが我々に楯突いているんだ?探さなければならないな」

ボス骸骨ロボがモニターを見つめながら言った。






コメントと評価よろしくおねがいします。


都市の地下では何やら侵略者スカル族がやっているようです。



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