第十二話 冬也さん
「よし!あとは残りのやつを!」
正吾さんは敵に向かった!
「私達も!」
私も正吾さんに続き侵略ロボを攻撃する。
そして、
「これが!最後の一体!」
私はビームソードで侵略ロボを倒す。
「こ、この人たちは一体?冬也さん知ってますか?」
若い男が冬也さんに聞く。
「さぁ、分からんが味方だろう。侵略ロボを倒したんだからな。
それに俺たちも助けた」
冬也さんはそう答える。
ピコン!
若い男と冬也さんがモニターを見る。
「あの、大丈夫ですか?」
私がモニター越しに聞く。
乗っているのは男の人、それも二人。
「ああ、助かった。見たところかなり若いな、お前さん何歳だ」
冬也さんが私に聞いてきた。
「冬也さん、最初に女性に年齢を聞くなんて失礼すぎますよ」
若い男が冬也さんを注意する。
「いえ、大丈夫ですよ。私の名前は古川はるか。10歳です。
それで後ろの席に座っているのが私のお姉ちゃんのタマネです、それでこの男性が整備をしてくれる遥人さんです」
私はそう答える。
ピコン!
「お、つながったみたいだな」
どうやら正吾さんもつながったみたいだ。
「この人は?」
冬也さんが私に聞いてくる。
「この人は私の仲間の正吾さんです。で、その後ろにいるのが、葵さんです」
私は紹介する。
「ああ、俺は正吾だ。この黄色いロボを操作しているものだ。
俺は基本一人で操作している」
正吾さんはそう答える。
「そうか。俺は冬也だ、よろしく」
冬也さんは正吾さんに向かって言った。
「基地を案内してくれるかしら?」
お姉ちゃんが冬也さんに向かって言った。
「ああ、こっちだ」
冬也さんはそう言いロボを操作した。




