プロローグ、ロボットの出会い
ここは、ロボットがするんでいる世界。
そして、私達の地球にロボット軍団が宇宙から地球に侵略をし始めた。
地球にはそのようなロボはおらず侵略されるがままだった。
私、はるかは父と私の姉タマネと共に逃げ出していた。
「な、なんでこんなことに!」
私は逃げながらつぶやく。
「仕方ないよ!早く逃げるんだよ」
タマネが私に向かって言ってきた。
タマネは私よりも優秀で勉学も私よりも上、それにサラサラのきれいな髪。
うらやましい。
「ちょっとまて」
父がそう言い立ち止まる。
「何?どうしたの?」
私は父に聞いた。
「そう言えばこの町にロボを隠しているって言っていたような?」
父はそう言った。父は新聞記者と探偵を仕事としていたのでそういう裏のことも知っているってわけ。
「そうなの?じゃあ行ってみましょう!」
タマネは私に向かって言った。
私達はマンホールから降りて地下に向かう。
中は少し臭く最悪な匂い。
「うえ、クサ」
私はあまりの臭さに言ってしまった。
「仕方ないよ。臭いのは当たり前なんだから」
タマネは匂いを我慢している顔で私に言った。
クサイなら臭いって言ったほうがいいのに。
私達は匂いを我慢しながら、地下を歩いた。
すると、開けた場所に来た。
「あ、あれ!」
私は指を指す。
そこには地上にいるロボットと同じくらいの大きさのロボットが置いてあった。
「近づいてみよう」
父は私達にいい近づいて見ることに。
近づいてみてみると、見た目は白で何だかシンプルな作りとなっているロボットだった。
「これ、どこから入るのかな?」
私はなんとなくいいロボットに触れた瞬間!
「起動・承認。はるか様」
ロボットから声が聞こえ、手が急に動いた。
「はるか?!どうやったのそれ?!」
タマネと父は驚いている。
私も驚いているんだけどね。
「触ったらなんか起動したっぽい。手の上に乗ってみよう」
私はそう言い二人の手を繋ぎ手に乗った。
その瞬間手が動きロボット顔の近くまで手が動いた。
ロボットの横に何やら扉が。
「ここから入るのかな?」
私は扉の方に手をやる。
すると扉が開く。
「入りましょう」
タマネは私の手を取り中へと入る。
中には操縦場所のようなものがある。しかも2つ?
「二人用なのかな?」
私が一番前に座ろうとしたとき、
「私が前のほうがいい」
タマネが前の席に座る。
しかし、何も起動しない。もしかして、
「お姉ちゃん、一回私が座ってもいい?」
私がタマネに向かって言った。
タマネはブ~としたような顔をしながらどいてくれた。
そして、私がその席に座った瞬間!!
ほわ~ん!
なんと、ロボットが起動したのだ!!
「え、き、起動した。もしかして私がこのロボットの鍵になったってこと?」
えー!私が操縦するってこと?私が?いやいや!無理でしょ!
男の子じゃないんだから私が動かせるわけない。
「はるかが鍵みたいね。仕方ない、私は後ろの席に座らせてもらうよ」
タマネは不満そうな顔はせず後ろの席に座る。
「え?!なんかこっちにも操縦桿があるよ。それにパネルも」
後ろの席からタマネの声が。
私は席から降りてお姉ちゃんの元に。
「ほんとだ。これ、なんのための操縦桿なんだろうね?それにパネルもなんかあるけど特に何も出てないし、パネル近くにあるボタンはなんだろう」
私は興味を少しだけ持ってしまった。
その時ずっと黙って辺りを見ていた父が言った。
「これは、この侵略を終わらせるために作られたロボットじゃないかな?
見た感じ二人乗りで、操縦桿が2つタマネの方にはボタン。
はるかの方には何もついていないし、もしかしたらそのボタンは武器が出るとか何じゃないか?
まぁ、わからんけど」
父は私達に向かって言った。
「お父さんはどうするの?席が無いし」
私は父の方を見つめる。
「俺はこの地球に残る。もしかしたら、他にも何かあるかもしれないからな」
父は私達に向かって言った。
「父さん!!そんなこと言わないでよ!一緒に逃げよう!」
私は強い口調で言った。
だって、お父さんが居なくなったら私達の親はもう。
「俺は残るんだ。この地球を見捨てるつもりは無い。それに嫁がここで眠っているんだ、俺が側に居てやらないと」
父はそう私達に向かって言った。
私達の母さんは私を産んだあと、交通事故に合い亡くなった。
即死だったそう。相手はクズみたいな男、前を見てませんでしたって言って、あのときの私は殺人犯になってでも殺したかった。
でも、父と弁護士のおかげで相手は死刑になった。
「でも、この地球はロボットにほとんど侵略されているよ。
逃げる術はあるの?」
タマネが父に聞く。
「ああ、なんとかあるさ。だからそれに乗って地球から逃げるんだ。
どこか生きれる場所に」
父はそう言い、ロボットから出る。
私は操縦桿を動かし、父を地面に降ろす。
どうやらロボットの前はパネルになっており前が見える!横も。
そこには手を振る父が。
私は泣きそうになった。今まで大切に育ててくれた父。
「行こうはるか。パネルに何か指定されてっぽい」
お姉ちゃんが私に向かって言った。
「うん行こう」
私は操縦桿を握る。
まずは歩くんだ。
私は操縦桿を動かす。
すると、ロボットが動いた。
おお!凄い!何だか強くなったみたい!
空を飛ぶことは出来る?
私は操縦桿辺りを見ると何やら小さなボタンが。
そこには飛行と書かれている。
「飛べるみたいお姉ちゃん!」
私はお姉ちゃんに向かって言った。
外から父を見ると私達が乗っているロボットから離れている。
飛ぶから離れたんだろう。
「よし!ポチッと!」
私はボタンを押す、すると翼が出てきてどうやら今の浮いているみたい。
私は操縦桿を動かし空を飛んだ。
地面を貫き、外に出た。
パネルからは外が見える。それに侵略ロボットも!
「まずは近くにいるロボを倒してみよう。動かし方がわからないまま、宇宙に行くのは危なそうだし」
タマネが私に向かっていってくる。
周りを見た感じ一体しか侵略ロボはいない。
試してみよう!
新作です。
僕は一回だけこういうロボットが戦うような作品を作りたかったんです。
言葉とか変な所とかありますがご了承ください。