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避暑地が言うには

 クリストフが次に用意した舞台は、彼の城で行われる夜会だった。

 ランベルディ領にある避暑地のヒースグリッドに集まっていた貴族たちを招いたものだ。

 ダンスや出し物はなく、避暑を楽しむ貴族たちを集めて談笑のみを行うささやかなもの、というのがクリストフの説明だった。

 今回もラーゴを連れてやってきたフィオリーナはその人の多さに早くも目を回しそうになった。

 シーズンの最中だが、夏にさしかかるこの時期は避暑に出かける貴族が多い。その旅行先で夜会を楽しむ人々も多いのだ。

 とはいえ、主催のクリストフと挨拶するにもやっとという様子は、ヒースグリッドという避暑地の盛況ぶりを参加者たちに見せしめた。

 フィオリーナがようやくクリストフと挨拶できたのは、夜会が始まって小一時間は経ったころだ。

 万事如才ないクリストフもさすがに疲れたのか来客の挨拶はここまでと打ち切って、休憩がてらにフィオリーナとラーゴを呼び寄せた。


「あらためて、久しぶり。今日も美しいよ、フィオリーナ嬢」


 本日のクリストフも通常営業のようだったが、装いは主催らしく華やかだった。

 夜会の男性の衣装は正式な舞踏会でなければタキシードと決まっているが、彼の装いは凝っていた。黒のボウタイはよく見れば細かな刺繍が施されていて、光沢のあるドレスシャツは夏らしくさわやかではっきりとした色合いの白。引き締まった体を魅せるようなカマーバンドに、長い足を引き立てる黒のトラウザーズ。艶のある一枚皮の靴から、主催のあかしである左胸の青い生花まで完璧だった。


「お久しぶりね、フィオリーナ。今日もアタシのドレスが素敵だわ」


 そう言ってクリストフの隣で大迫力の笑みを浮かべたのは、相変わらず美しく着飾ったベロニカだ。

 ベロニカが誉めてくれたのは、三着のうちの一着、深い緑のドレスだ。合わせた宝石は雨粒のような水晶を何粒か合わせたロングチェーンのネックスレスと長いチェーンのついたイヤリング。髪はわざとゆるやかに結って後れ毛を垂らした。肘まである手袋は肌が白く見えるほど黒い濃緑。夜会には肘まである長い手袋が必須だが、正装ではない場合は色付き手袋が許されているのでエルミスが提案してくれたのだ。化粧はまなじりを鋭く描いて、口紅は少し発色をおさえた紅色。

 見た目だけなら妖しい美女となった、エルミスとアクアの力作だ。


「ありがとうございます。今日のベロニカ様も素敵です」


 本日のベロニカの装いは明るい黄緑のフリルを螺旋を描くように作られた華やかすぎるドレスだ。胸元には鮮やかな羽も飾られていて、高く結い上げられた髪と相まって、南国にいるという色鮮やかな鳥を思わせた。たくましい腕は肘より長い濃紺の手袋で包まれている。


「まぁ当然ね」


 自信たっぷりに微笑んだベロニカに、クリストフは肩を竦める。


「あなたが来ると、夜会が華やいで仕方ないですよ」


 誉め言葉とも厭味ともとれる言葉にベロニカは片方の眉を引き上げた。


「アタシのドレスを、あなたの領地で売れなくしてもいいのよ」

「誉め言葉ですとも。当然、もちろん、ごもっとも」


 即座にベロニカの脅しに屈したクリストフは笑ってうなずいた。


「君のドレスはすばらしいドレスだ。撤退なんかしてほしくないよ」


 どうやらベロニカがデザイナー兼オーナーとして服飾店をヒースグリッドで営んでいるらしい。

 調子のいい男は嫌いよ、とベロニカに言われてもクリストフは人を食ったような顔で笑うだけだった。


「──とまぁ、君にもこれぐらいの応酬ができるぐらいにはなってもらいたいんだけど」


 他人事と眺めていたフィオリーナに思いもよらないところからダメ出しを送るが、クリストフは「まぁ、いいや」とさっと話を放り投げてしまう。あんまりな展開に目を白黒させているフィオリーナをクリストフは手招いた。


「今日のところは話があるから、ついておいで」


 そう言ってクリストフは会場の奥にある半個室の休憩室──主催が専用に休憩すると思われる席を指す。

 フィオリーナは思わず困って迷ってしまう。ここへはハリボテの悪女となるための最初の一歩としてやってきたのだ。何もしないまま帰るわけにもいかない。

 ためらうフィオリーナにベロニカがそっとささやいてきた。


「心配しなくても、あなたは十分目立っているわよ」


 横目で見てごらんなさい、と言われて視線だけで辺りを見回してみると、談笑している人々がどこかこちらを気にしてちらちらと見ている気配がする。


「主催のクリストフや、アタシといっしょに居るんのだもの。目立って当然よ」


 おそらく主催でなくても目立つふたりだ。あの娘は誰だと噂になっていることだろう。そばで歩いているだけで噂になるのなら儲けものだ。

 こういうちゃっかりしたところが、何となくネーヴェに似てきたかもしれない。

 頭の隅で今日もオルミで仕事をしているはずのネーヴェを思い浮かべて、フィオリーナはこっそり微笑んだ。



 半円になるようにソファの置かれた休憩所は、仕切りとなっている緞帳を降ろすと会場のざわめきが一気に遠くなった。

 こんなところに入り込んだこともないフィオリーナは緊張で身を固くしていたが、クリストフは控えていた使用人に飲み物を持ってくるよう言いつけて人払いした。

 半円のソファの中央にクリストフが、そのとなりにベロニカ、彼らの対面にフィオリーナが座った。ラーゴはフィオリーナのそばで気配もなく立っている。


「さて……手紙に書いていた話をしようか」


 手早くね、とクリストフは少し身を屈めてフィオリーナを見た。


「あいつのことだ。君に話すかわからないからね」


 そう付け足すクリストフにフィオリーナは小さくうなずいた。ネーヴェはフィオリーナに嘘はつかないが、言わないことも多いことは薄々感じている。


「あいつが今の社交界で名前を呼ぶこともためらわれているくせに噂になるのは、あいつの失敗のせいなんだ」


 それは五年前、停戦条約締結の祝賀会も兼ねた、王家主催の舞踏会でのこと。

 シーズンの終わりに王家主催の夜会が行われるのは毎年の恒例行事だったが、戦時中は長く中止が繰り返されていた。そのため、ほぼ十年ぶりの舞踏会には多くの貴族とデビュタントが集められていた。

 デビュタントとは、社交界への出入りが許されるようになった十四歳の貴族の子息子女のことだ。デビュタントたちはそれぞれの家のお披露目パーティで社交界に仲間入りし、シーズンの終わりに王家主催の舞踏会に参加することが許されてデビューシーズンを終える。その後、王家主催の舞踏会に参加するには王家からの招待状がなければ参加はできない。だから貴族たちにとって、デビュタントの年は特別なのだ。

 ただ、この五年前の舞踏会では長く見送られていたこともあって、十年分のデビュタントたちの参加も認められていた。

 終戦の高揚もあいまって、参加者も催しもひときわ華やかで盛況だった。

 その舞踏会にネーヴェも戦争功労者として招待されていた。それも、多忙なカミルヴァルト当主の名代として。


「あの頃は領地の分割なんて話はなかった。あいつはそのまま本家の領地を継ぐことが決まっていたんだ」


 それは跡継ぎ候補などではなく、実質的な侯爵として舞踏会に参加していたことになる。


「戦功を上げた者は勲等を受けるけど、あの子はその勲章を十は受け取っていたからね」


 あの頃はその戦功だけで十分、ネーヴェは侯爵位を継ぐことができたという。


「アタシもそうやって爵位を継いだわ」


 ベロニカはそう続けて少しだけ口の端を上げる。貴族の子息子女に兵役を課したのはそういう側面もあったという。北部戦線で本当に多くの一族がその形態を変えたのだ。


「そんな順風満帆、意気揚々と舞踏会へ参加していたのに、あいつはある人を怒らせた」


 クリストフがある人の名前を声に出さないで形にした。

 イズベラ王女殿下。

 フィオリーナはまったく予想もしなかった大物の名前に思わず席を立ちそうになった。

 このグラスラウンド王国を統べる王家の第三王女だ。生まれたときから病弱でデビュタントも危ぶまれていたが、十歳を過ぎた頃から人が変わったように健康体になられたと聞く。かの人も五年前の記念年に十七歳でデビュタントとなった。


「あいつはね、かの方からお声をかけていただいたというのに、よりにもよって断ったんだ」


 舞踏会はダンスに参加することが基本だ。マナーとしては男性が女性を誘うことが好ましいとされているが、噂に聞く王女殿下は自分から声をおかけになる女性だったようだ。

 それをネーヴェは断った。

 貴族にとって、舞踏会のダンスを断ること、それも自分よりも身分の高い者からの誘いを断ることは最大級のタブーだ。貴族社会ではより男性を立てることが求められているが、マナーでは何より女性を尊重することが好ましいとされている。だから身分の高い女性から誘われた、その女性よりも身分の劣る男性が誘いを断るなど本当に考えられないことだった。


「断り方も最悪だったよ」


 近くで見ていたというクリストフはうんざりとした顔をする。

 ネーヴェは王女殿下にこう言ったという。


 ──私が娼婦の子であるとご存じで、そのようなふるまいを?


 ネーヴェは、自分が娼婦の子であるから娼婦の真似事をしているのかと言ってのけたのだ。一般的に娼婦は自ら男性を誘うことを生業としているから、ネーヴェはよりにもよって王女を娼婦扱いしたのだ。どういう理由があったとしても、一国の王女に向かって言って許される言葉ではない。

 王女殿下のほうも一方的に揶揄されてその場をおさめるような方ではなかったらしく、不運にも近くで惨事を見ていた通りがかりの給仕からワインを取り上げて、そのままネーヴェの顔へと浴びせかけた。

 公衆の面前でワインをかけるのは、もっとも激しい拒絶だ。男性同士ならその場で決闘にまで発展しかねないほどの行為で、男性が女性にワインを浴びせかけられるのは犯罪者だと声高に叫ばれるようなものだ。

 顔からワインをかぶることになったネーヴェは出ていけと言われるがまま、舞踏会をあとにしたという。

 舞踏会そのものが台無しになりかねない最悪の大惨事だ。


「……どうも、ほかの夜会にお忍びで参加されていたあの方に、あいつは事あるごとに声をかけられていたみたいなんだ」


 事態が切迫しているからとクリストフがネーヴェに問いつめたところ、そんなことを白状したらしい。王女殿下の執着もさることながら、王女殿下の誘いを断り続けたネーヴェもネーヴェだ。それだけ彼が魅力的だったのだろうか。


「断るにしたってもっとやり方があったと思うけど、あいつなりに頭にきていたらしいよ」


 やっと戦争が終わったと思えば、終戦祝賀会や勲等授与式などに駆り出され、戦後処理に加えて部下の面倒まで見ていたというから、ネーヴェの多忙さは想像するだけで恐ろしいほどだ。

 ネーヴェの言動はどう繕っても擁護はできないが、彼の心情を思うと同情はできた。

 舞踏会自体は、騒然とする会場に第一王子殿下と第二王女殿下自らお出ましになり、ダンスを再開させたことでどうにか場をおさめたらしい。


「……おふたりの素敵なダンスを見られたと思っていましたが……そんなことがあったのですね」


 思わず口にしたフィオリーナを、クリストフとベロニカはぎょっとした様子で見た。


「まさか……あの会場にいたのかい?」

「はい。…あの、ちょうどデビュタントの年でしたので」


 クリストフにうなずいて、フィオリーナは当時のことを思い出す。


「兄が付き添ってくれることになっていたのですが、兄の仕事がおしてしまって会場に着くのが遅れてしまったのです」


 そのうえ、広い王城の中で兄とはぐれて迷ってしまった。


「……じゃあ、本当に奇跡みたいな偶然で事件には遭遇しなかったのね」


 なかばあきれたような、ほっとするような顔でベロニカは苦笑する。


「はい…そのようです」


 もしかしたらネーヴェとすれ違っていたのかもしれないと思うと、それはそれで残念に思えた。けれど、ネーヴェにすればそういう自分の事件を知らない娘だと知ったからこそフィオリーナを自領に受け入れることにしたのだろう。

 クリストフは何か考えこむような顔をしていたが、フィオリーナと目が合うとすぐに向き直った。彼はどうしようもないほど悪意にあふれた人だが、こういう風に人を気遣うことができるのは美点だ。


「まぁ、その惨事はもうどうしようもないし、あいつの今の状況は自業自得だ」


 爵位剥奪や一族からの追放などといった大事にならずに済んだのは、クリストフやベロニカの口添えや状況を見ていた殿下方の口添えもあったからだという。

 カミルヴァルト本家もネーヴェをとくべつに罰することはしなかったが、オルミを領に分割して彼を押し込めることで一族の目の届く範囲で隔離することにした。

 領の分割という大事の裏にこんなことがあったとは思いもよらなかった。


「あいつの事情はここまで。ここからが本題だ。──君は、あいつの研究が何か知っているか?」


 社交的な笑みもなく、いつになく真面目な領主の顔になったクリストフに言われて、フィオリーナは顔をひきしめた。答える前にかたわらのラーゴをちらりと見る。

 ネーヴェの研究といえば、フィオリーナの知っているものはあの奇病の研究しかない。

 ラーゴはフィオリーナと同じように厳しい顔つきだったが、クリストフたちを見てからフィオリーナにうなずいた。

 ラーゴの了承を得てから、フィオリーナもクリストフたちに向き直った。


「領に関することでしたら、知っています」


 フィオリーナの様子に満足したのか、クリストフは目を細めて笑みを作る。


「よろしい。君に話しておきたいのは、その研究に関わることだ」


 クリストフの説明によると、月鉱石の奇病についてはもう何年も前から議会の議題にのぼっているものだという。

 しかし、需要が高まっているこの石は国にとっても国益をもたらす輸出品だ。増産したいのが本音で、まちがっても減産はしたくない。


「俺たちはね、あいつの研究を止めさせたくないんだ」


 これから鉱脈が発見されるたびに、同じような奇病が広がることは分かり切っている。だから、打てる手はすべて打っておきたいというのが、クリストフとベロニカの意見だった。彼らは自領内に月鉱石の鉱山を持っているのだ。

 クリストフの話を引き継いで、ベロニカも領主の顔で続けた。


「魔術師の研究対象はとても広く認められているの。だから、今行っている実験もあの子の研究という名目なら続けることができる」


 魔術師は、魔術や魔力に関することならば、機械から薬物までありとあらゆる実験が個人の裁量で行うことが認められている。それが魔術師の組織である“塔”の方針らしい。塔は宮廷に魔術師を貸し出したりする一方で、自分たちの裁量権を認めさせてきたのだという。魔術師の北部戦線への参加も彼ら自身の権限を強めるためだった。

 ネーヴェの薬の治験も、魔術師の裁量だからできることらしい。薬の治験は、本来なら専門の役所と専門職が行うことで、個人の人体実験は禁止されている。ネーヴェの場合は、協力している医師の存在があって、塔も認めたのだろうということだった。


「だから、君のことも利用させてもらう」


 フィオリーナを社交界に復帰させることで、その婚約者ということになっているネーヴェをシーズン最後の王家主催の舞踏会に参加させたいという。

 フィオリーナの存在がこのシーズンで広まり、王家の目に留まれば舞踏会の招待状が送られる。招待客の基準は王家のみが知るところだが、フィオリーナはザカリーニ家の人間だ。伯爵家として古くから領地を治めるザカリーニ家はどの領主からも一目置かれている。その末娘が自らの醜聞を払拭できるのなら、と機会が与えられるかもしれないという。

 王家主催の舞踏会にはパートナーの同伴が必須だ。フィオリーナに招待状が届けば、その同伴としてネーヴェを選ぶことができる。フィオリーナにとってもネーヴェにとっても、賭けるに値する絶好の機会なのだ。

 これは、フィオリーナがザカリーニの領地に何もせず引きこもっていてはとうてい起こすことができなかった機会だ。

 フィオリーナは引き締めたコルセットの中で大きく呼吸する。

 伸びた姿勢の先でクリストフは企むように笑って、貴族らしい鋭い視線でフィオリーナに向き直った。


「あの研究がもっと広く認められなければ、おそらくもっとひどいことが起こると俺は考えている」


 病気が発生したことで、月鉱石のもたらす利益と病害の天秤がもはや傾きを無くした。これからどちらに重さを乗せるかは、人の思いひとつで決まる。


「この国がこの国である限り、人のできることは決まっている。だから、より最良の結果を見据えて俺は行動したい」


 この国が王国である限り、国王の意見は重要視される。だから、その意見をクリストフは動かしたいのだ。


「俺もベロニカも自分の領地があるし、君にだって実家がある。あいつはこの研究を広める気なんかないだろうから、失敗しても誰も君を咎めやしない。でも──このシーズンの最後にあいつを王都に連れて行くことを約束してくれないか」


 クリストフにまっすぐ見つめられて、フィオリーナは少し視線を下げた。

 最初はフィオリーナだけの問題だった。

 けれど、問題は家族へ、ネーヴェへと、フィオリーナが関わる人々すべてへ広がっている。


(わたくしは、ひとりで生きているのではないのだわ)


 フィオリーナがどうひとりであがいても、フィオリーナという人間が生きている限り、関わる人間はどうしたっていなくはならないのだ。

 ひとりにはなれないのなら、フィオリーナは誰かの──たとえばネーヴェのために何かがしたい。

 たとえ利害の一致からだったとしても、フィオリーナはたしかに彼の優しさに救われてきたのだ。今度はフィオリーナが彼へと恩返ししよう。

 そうと決まれば、先延ばしにはしない。


「──わかりました。わたくしのできることをご協力させていただきます」


 視線の端でラーゴが慌てた顔をする。もちろんクリストフとベロニカが良心だけの人とは思っていない。

 これはフィオリーナにしかできない戦いなのだ。


「そのかわり、わたくしにもご協力くださいませ。ラザルノ卿、ベロニカ様」


 存分にお助けくださいませ、と付け足すと、ラーゴは苦笑した。とりあえず及第点というところだろうか。

 クリストフとベロニカは、これまでの真面目な表情をひと息に崩した。


「もちろん。こんな面白いことは他にないからね!」


 クリストフからは、先ほどまでの誠実さが水で流したようにさっぱりと消えている。

 貴族の男性はひと癖もふた癖もあるというのはベロニカの至言だ。

 フィオリーナは心に隅にしっかりと刻んで微笑んだ。



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