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Scene19 怒れる動物たちの結束

 間一髪でした。

 しかし、私は友人を救出するのと引き換えに、大きなミスを犯しました。

 ……ああ、何てことを!


 私は夫とつれだって知り合いの猫の葬式に参列して、その帰りに街をぶらついていました。

 夫はまだ怪我が完治しておりませんでしたが、もともと人懐っこい性格で、人間の臭いを覚えるのが得意でして、自身に危害を加えた人間に近づかない自信があったからリハビリがてらに落ち着いて散歩ができたのです。

 私だって、あちらこちら旅をしてきましたし、仔犬の頃でしたが人間の元で暮らしたことだってありますから、人間の嗅ぎ分けもできるつもりです。

 そして、ずっと一緒に旅をしてきた友人の臭いだって間違う筈はありませんでした。

「ねえ、モンシェリ(いとしいあなた)。あっちにあなたを蹴飛ばした三人組の臭いがあるって言ったわね?」

「そうだね、マシェリー(いとしいキミ)。近寄らないほうがいいよ」

「連中のに混じって、私のお友達の匂いもするの」

 夫は「ハッハ」と少し苦しそうに息を吐いて歩いておりましたが、口を閉じ、尻尾をピンとさせました。

 そして、私は夫から目を逸らしました。

「私、行くわ。あなたとの暮らしも素敵だったけれど、旅に出るときに決めたの。行ける所まで行って、然るべき場所で死ぬって」

 もしかしたら、これはとても勝手なことなのかもしれませんでした。初めてなので確証はありませんでしたが、自分の身体がもう、自分だけのものではなくなっていたかもしれなかったから。

 それでも私は、あのお猿さんと、ちょっと偉そうな灰色猫さんの匂いには抗うことができなかったのです。これはきっと犬の本能という奴でしょうね。

 私は全力で駆けました。風の音が、愛する人の呼び止める声をかき消してくれるように。

 私は強い風の中でかすかに感じられる友人の匂いを離しませんでした。それが悲しい香りに変わらないことを神様に祈りながら。


 路地を曲がると、今まさにボーヤンが絞め殺されようとしていたところでした。

 きっとあの人間の手の力は、私が彼の尻尾をわざと踏んづけた時とは比べ物にならないほど強いのでしょう。

 ウィネバは勇敢にもその人間の手に食らいついていました。

 そして、ボーヤンが放り出されたのを見て、私はそこへ駆けます。

 私はボーヤンの服の襟を咥えて、そのまま燃え尽きるまで走ろうと考えました。

 ですが、その必要はありませんでした。小猿の、まるで人間の赤ん坊のような手が、私の毛をしっかりとつかむのを感じたからです。

 ああ! 私の友人はすっかり気狂いになってしまったと思っていたのに!

 神様に感謝しました。

 でも次の瞬間、私の感謝は助けを乞う悲痛な願いに変わってしまったのです。

 人間の中でも一番恐ろしい大男の靴が、私の別の友人の身体を宙に蹴り上げたのが見えました。

 私の身体が……私の身体と、その上によじ登った身体が怒りに震えたのを感じました。私の脚ならばボーヤンと共に逃げ切ることも可能でした。

 でも、私は友人を助けに来たのです。片方は宙に舞った。私の居場所はまだここなのです!


「走れ! ケンピ!」

 愛おしくも勇気づけられる声が聞こえました。

 私の友人は地面にたたきつけられるよりも早く、たくましい身体の犬の口に咥えられ、すでに遠方へと流れて行ったのです。


「あっ! 犬が!」

「追うんだよ!」

 人間たちが叫びました。


 私たちは夫婦は傷ついた仲間を連れて風になりました。


 しかし、私たちの逃走は長くは続きませんでした。

 夫は無理をしていたのです。

 時計台を過ぎた辺りで、彼は走ることはおろか、歩くことすらままならなくなったのです。

 それでも私は満足でした。

 同じ死ぬなら、愛する人たちに囲まれて死ぬほうが幸せですから。


 終わりを迎えようと、彼と気を失った灰色猫の傍に寄りました。そこは時計台の壁の影です。影と言っても真っ白ですけれど。

 この町で一番立派な建物に寄り添うのです。相応しい場でしょう。

 友人が背から降り、夫ともういっぴきの友人を優しく撫でました。

「ありがとうボーヤン、ありがとうウィネバ、ありがとう、あなた」


 別れの言葉のつもりでした。


 ですが、騒がしい足音は私たちの手前で消えました。


 連中は、私たちが時計台の壁の影に入ったのを、時計台の中へ入ったのと勘違いしたのです。


 そう、それが私の過ちなのです。

 友人はすべて友人なのです。私が夫を愛するように、黒猫は白猫を愛していました。

 愛に貴賤などありはしません。

 私には、まだまだ行かねばならない先があるということを思い知らされたのです。


***


 皆さん静粛に!

 影のない国の皆さん、この度はお集まりいただきありがとうございます。

 この狭苦しい時計台によくもまあこんなに……。

 私が団長です。

 どうですこのヒゲ、黒くて立派でしょう。やはり私の代わりなんて早々見つからないようですな。

 何? そんな話はいいって?

 そうおっしゃらず。代わりが見つからないということは、死んではならないということ。死なないということは、危険を排除しなければならないということです。

 という訳で、ネズミの諸君! 現在、我々にとっての最大の敵とはなんだね?


――外から来た人間だ!


 その通り!

 では、次!

 猫の諸君! 現在、あなた方が追い回さなければならない生き物とはなんだね?


――外から来た人間だ!


 その通り!

 では、次!

 犬の諸君! 現在、あなた方が噛みつかねばならない相手とは誰だね?


――外から来た人間だ!


 その通り!

 ここに居るのは犬猫ネズミだけではないが、集まってくれた方々の思いはひとつである!

 あのにっくき人間どもを追い出し、再び理想郷(ユートピア)を取り戻すのだ!

 続きの進行は、我らが全動物の友人であり最高の翻訳家である彼に勤めてもらおう!


***


 僕は今、怒りに燃えている。

 愛情の鎖によって友人の叫びに応えられない苦しみに沈んでいたところ、急にこの町の暴君が僕らの城に乗り込んできたのだ。

 ディアも時計台に敵が侵入したのを察知したらしく「怖いわ」と呟いた。

 僕は反射的に「大丈夫だよ」と答えたが、本当のところはさっさと彼女を連れて逃げたかった。

 この機械の隙間に居れば敵は僕らを見過ごすかもしれない。もっとも目的が分からなかったし、追われる理由がなかったから、ただ嵐を通り過ぎるのを待つことにしたのだ。

 互いに静かに毛づくろいをしていると、人間どもが乱暴に機械室へ入って来た。かなり怒っているようだ。

 連中は何故か、“灰色の猫”とボーヤンを探しているようだった。それから、二匹の犬も。後に分かったことだけど、灰色の猫はウィネバのことで、二匹の犬はケンピとその旦那さんだ。


「お頭! こんなところに!」


 すぐ近くで声があがった。

「居たかい? あのクソ猿にクソ猫! 必ずとっちめてやる!」

「……犬もだ。でも、こんな狭いところに四匹も入るか?」

「違うぜワーリー! 見つけたのは猿や犬じゃねえよ。お頭、これはひょっとして、魔法猫のディアじゃないですかい?」

 僕はたまげた! やっぱり逃げておけばよかった。だけどもう遅い、ここは機械の隙間。行く手も敵で塞がっている。

「ちょっと待ちな! ……特徴は一致するね。本当に魔法猫なら、あまり近づいたら虜にされちまうよ」

 女……リベルテが覗き込んできた。

「そん時は俺をぶん殴って正気に戻してくださいよ」

「……任せろ」

「お前じゃねえ! お頭に頼んだんだ! お前に殴られたら死んじまうよ。良くても馬鹿になっちまう。お頭ぁ、グーじゃなくてパーにしてくださいよ。それも顔じゃなくてお尻で頼みます」

 男、奴はマランというのか。ここからじゃ見えないけど、もうひとりはワーリーというらしい。マランは普通の体格だ。噂の恐ろしい大男はワーリーと呼ばれたほうか。

「馬鹿なこと言ってないでとっとと捕まえちまいな。虜になったら放さないんだろう? 離れれば戻るみたいだし、とりあえずやってから考えよう」

「了解っす! 上手くいったらご褒美くださいね」

 男の手が伸びて来た。僕は奴の手に噛みついてやった。

「また手が痛え! 俺のおてての厄日だぜ!」

「猫を傷つけるんじゃないよ」

「ありゃ、これは黒猫だ。しっしっ! 俺たちが欲しいのは白猫なの」

 僕は必死に奴の手がディアに触れないようにした。

 だけれど、魔法ってのはそう都合よくコントロールできるものじゃなくって、けっこう気まぐれだったりするんだ。

 実際、ディアの魔法の効き目には振れ幅があった。方向とか距離とか。

 くっ付いてなくちゃ駄目なときもあれば、手の届かない距離でもくらくらしちゃうこともある。

 僕はずっと一緒に居たから何となく分かるようになっている。

 そう、今回は都合悪く働いたのだ。

 つまるところ、急にマランが僕の攻撃なんてへっちゃらになって、手が血まみれになっても構わずディアを捕まえてしまったんだ。


「はぁ~~ん! ディアちゅわあ~~~ん!」

 隙間の向こうで、マランが溶けたような顔をしてディアに頬ずりしていた。ディアは奴の顔面に爪を立てて血まみれにしていた。

「うっわ! きっしょく悪いわねマラン!」

 僕は心の中でリベルテに同意した。

「……お前、痛いのが好きになったのか?」

「痛いのが好きじゃないの、ディアちゃんになら何されてもいいのぉ~~」

 噛みついたり引っ掻いたりしたのは僕だが。

「うぇー……こりゃ駄目だね。えーっと……その猫を取ったりしないから、とりあえず屋敷に帰ろう。ね、マラン」

 リベルテはディアに魅了されたマランを上手く乗せようとしているらしい。頭の中じゃ、かなり笑っていたけど。

 僕も正直、ディアが離れて正気に戻ったからこんなピンチなのに笑いだしそうだった。

「よしよしよぉ~し」

「はいはい、早く帰るよ」

「……気色悪い」

 とりあえず、ディアを連れ戻したいし、連中を追跡して……。


 身体が動かない。


 あれ? 僕、挟まってない?


 どうやら狭い機械の間で暴れたものだから、引っかかってしまったらしい。


「目的は達成だよ。まさか本当に魔法猫が居るなんてね。この猫を上手に使って、面白いことをしようじゃないかい」

「……何をするんですか?」

「そりゃ、この猫が居ると夜が来ないからね。この町の人間みたいにどいつもこいつも調子を狂わせることができるよ」

 考えもしなかった。そうか、この影がない国が白く光っている理由は、ディアの魔法だったんだ!

「革命でも、戦争でも起こし放題さ。人が沢山死ぬのが見れるよ。逆に戦争も止められるかもねえ。この猫を砲撃の真っただ中に放り込んでさ。敵も味方もごろにゃ~んってね」

 この女は、何てことを! ディアを町の外に連れ出されたら大変なことになるぞ!

 クソッ! 身体が! 挟まって!


 ……ということで、僕はすっかり醜態を晒して、助けを求めて機械室の中で独りにゃあにゃあと鳴く羽目になった。


 ディアが連れ去られてからしばらく経った後、猿のボーヤンとケンピ夫妻がここにやって来て、僕を引っ張り出してくれたって訳さ。

 それでようやく僕は、連中はディアを奪っただけじゃなく、ボーヤンやケンピ、その旦那さん、それから大親友のウィネバを酷い目に遭わせたことを知ったんだ。


 そして僕は今、壇上に立っている。多くの聴衆を前に、魔法の力を目いっぱい使って、彼らの心を繋いで、言葉を混ぜ合わせて。

「みんな、遅れてしまって済まない。僕がかの有名な魔法猫、他の動物の言葉が分かり心も読める(・・・・・)という黒猫ニィだ!」

 僕はもう隠さない。

「心も読めたの?」「すごい!」「神様みたい!」

 ネズミたちがざわついた。……よし、彼らの心は棘立っていない。

「これまで読心の魔法も隠していて済まなかった。言わなければ分からないし、事を荒立てたくなかったからだ。そして何より、キミたちに嫌われたくなかった!」

「嫌いになんてならないぞーっ!」「あたしのママンは心が読まれる魔法を持ってたのよーっ!」「気になるあの子の心を教えてくれーっ!」

 町の猫から声があがる。

「ふん、道理で勘が良いと思った。私はウィネバに何度もニィのことを説得するように言ったんだが、やっぱりネズミ語は分からなかったらしい。こう話が早いとありがたいもんだな。お前と同じく、私も心を仮面で覆うのはやめにしよう」

 半分の仮面をかぶったネズミが仮面を投げ捨てた。彼の顔半分は醜く焼けただれていたが、その目は他のどのネズミよりもまっすぐと僕を見ていた。

「ありがとう、仮面のネズミ。でも……そんな僕だって一匹じゃ人間に立ち向かうには力不足だ。僕ができるのはせいぜいみんなを繋ぐこと。戦いは、それぞれの力をもって為されるんだ!」

「さぁさぁ、ニィ! 大サーカス団の盛り立て役として、ここはいっぱつ過激なのをお願いしますぞ!」

 団長ネズミがヒゲをピンと弾いた。


 僕は大きく息を吸い込み、群衆に向かって呼びかけた。


「……みんな! 悪党どもを追い出せ! 悪党どもをぶち殺せ!

 革命だ! 動物が外から来た人間から国を取り戻すための大革命だ!

 思い出せ! 踏み潰された仲間を! 思い出せ! 蹴飛ばされた友人を!

 思い出せ! あの居心地の良かった我々の縄張りを!

 怒りは燃料だ! 恨みは動機だ! 火を入れた窯のパンのように力が湧き上がってくるだろう!

 僕たちの毛皮が炎のように燃え上がり、この町の恐怖と汚れを焼き尽くすのだ!」


 大歓声。追い出せとぶち殺せのコールが時計台を揺るがしている。

 赤と黒の感情の渦。僕は凄まじい心のエネルギーに背骨が折れそうになった。


「……だけど僕は、多くの心の中を見て来たから知っている」


 僕が続きを話すと、みんなはピタリと静かになった。


「怒りや復讐というものは、心を飲み込んで大切なものを見えなくしてしまうってことを。

 そして、仲間が教えてくれた。その力を正しい方向に向けてくれるのは、仲間だということを!

 僕たちは確かに怒っている。連中を追い出したい。だけれど、それは憎しみや恨みの為だけじゃなくって、みんなの為だってことも忘れないでいてもらいたい。

 猫も、ネズミも、犬も、そして元々住んでいた人間たちの為でもある。

 飼いも野良も関係ない。僕たちはみんな、この町に生きる動物なのだから。

 ……時は来た! 町中の動物たちの知恵と勇気と友情を合わせて、正義を達成しよう。

 そして、勝利を捧げよう! 散って行った仲間たちへ!」


 大歓声。


――勝利を!

――仲間たちへ!


 ……心の色。町よりも明るい、真っ白で、美しい色!


「僕たちは、『|シルク・ドゥ・リュミエール《光のサーカス》』だ!」


「シルク・ドゥ・リュミエール! 素晴らしい! けど、団長はわたくしだよ?」

 ヒゲネズミが何か言った。


「……見ていてくれ、ウィネバ。僕は必ず、キミの無念を晴らして見せる!」


 僕は壇上で人間がやるようにこぶしを振り上げた。


 ――友よ!


『いや待てよニィ。それじゃおれが死んだみたいだろうが。まだ惚けてるのか?』

 横で聞いていたウィネバが心の中で突っ込んだ。


「……ごめんごめん、つい。僕もずっと惚けてた訳じゃないぜ。心を開いてくれたディアがいかに人間に傷つけられたかを知ったんだ。彼女は悪くなかった。そして多分、飼い主の人間も」

「人間もだぁ? 詳しい話は知らないが、虐待されたか捨てられたって所だろう? 敵の敵だから味方みたいになっちまってるが、人間たちは仲間じゃないぞ。あの悪党ども相手に生っちょろいことしたら勘弁しないぞ」

 ウィネバは呆れ声だ。心ではちょっと怒ってる。

「僕は昔、人間に命を救われたことがあるから。海で溺れた時に、漁師に助けてもらったんだ」

 正直なところ、いくらあの悪党どもが多くの動物たちを殺していようとも、僕らまで殺人者になるのは違うと思った。だから、怒りに任せず、友情を引き合いにだしたんだ。

「前も言ったがよ」

「う、うん」

「猫は猫、ネズミはネズミ、人間は人間だ。だが、ニィはニィでウィネバはウィネバで、悪党は悪党なんだよ」

「うん」

「その辺、ごっちゃにするなよ。お前はおれたちの英雄であればいい、ディアの英雄であればいい。全部の英雄になる必要なんてないんだ」

「正直、人間を殺すのを躊躇するのは分かる。おれにも愛していた人間は居たから。だけど……」

「婆さんは婆さん、漁師は漁師、悪党どもは悪党どもだ」

 僕はウィネバの言葉を代わりに続けた。

「……分かってるならよろしい」

 でも、その全てに人生があり、関わり合いがあり、決して軽いものではないんだ。

 僕は他者の心が読める魔法猫として生まれ、魔法猫として生きてきたのだから。それをようく知っている。


「おれはあんまり信心深くはないけどさ、罪の半分くらいは背負ってやってもいいぞ」

 ウィネバは前足を上げてこちらに突き出した。


「……ありがとう。僕独りじゃできない。だからウィネバ、僕に力を貸して欲しい」

 僕は彼とこぶしを合わせた。


「勿論だとも、ニィ」


*** *** ***

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