思い出そう。
「はっ!」
とても嫌な夢を見たようだと飛び起きる。
いやはや自分が車に弾かれる夢を見るとわ。存外に自分わ病んでいるのかもしれない。
しかし、あれわ夢だったのだろうかやけにリアルで現実的だった。
まぁこうして起きているとゆうことわ、夢だったのだ。
「ふぅーっ」
嫌な夢を見たと冷や汗を拭うようにてで額を擦る。
が、
「ん?」
汗を拭えた感覚がない。
とゆうか汗をかいていた訳でわなくアクションとして反射的に行っただけだから拭えなくてま不思議でわない。
しかし、感覚がない。とゆうのが不思議だった。
手をよく見て見ればまず出が見えない。とゆうか何故か視界がボヤけているように見える。いや見えていないとゆうのだろうか?そもそも自分わ目を開けているのだろうか?視界が暗い。
まだ夢のなかにいるのだろうか?
感覚がないのが夢なんだと頭で考える。
しかしこの感覚にわ覚えがある。
知らない夢を見て、なんとなくフワフワした感覚に包まれていて、感覚がない。
なるほど自分わ正夢でも見ていて、意識がまだ覚醒していないのだろう。今までにこの夢視たな。とかデジャヴュや既視感と呼ばれる現象を覚えたことわままある。今回もそんな感じだろう。
しかし自分が車に弾かれる夢を見るとわ嫌な感じだが次にその場面に合えば、知っているのだから避けられるだろう。オマケで華麗に事故を回避してインタビューでどんな気分でした?って聞かれたら、ありふれた「生きた心地がしなかったです。」なんて汎用な台詞は吐かんぞ。なんて答えてやろうか…今から考えるだけでも楽しみである。しかし自分が不幸に見舞われるなんて知っているのわどうにも
「いい加減いいかな?」
「は?」
自分の考えに割り込まれる感覚と言えばいいか?ふっと意識に声がかけられる。
「いつまで現実逃避してるのかわからないけどさ、そろそろ終わりにしましょうよ。」
なにを言っているのだろうか?
いや誰が言っているのだろうか?
意識に直接話しかけられるような不思議な感覚。
「いい加減話しを進めさせて頂戴。あたしも暇でわないの。」
なんだろうか、この高飛車ながらもM心を刺激され、尚且つ、罵られたらさぞ気持ちよさそえな高慢で澄んだ声わ?
「あら賛美の心は素直に嬉しく思うわ。けれどそんな賛美の仕方もなかなかいないけどいなかった訳でわないわ。もう少しひねって、かつ素晴らしく讃えなさい。」
はて、この素敵な声わ自分の心の声に意識を向けているかのように声をあげる。
「だからもう少しひねってと。んもぅいいわ暇でわないから勝手に進めさせてもらいます。貴方の用なものわ大変多く後ろにいるからいちいち付き合わないわよ。業務だけさせて貰うわ。」
なにやら微妙に可愛く膨れあがり、一方的に声が告げられる。
まぁ何も見えないのだが。しかしやはり自分に声が向けられているとしかやはり思えないなこんなに綺麗な声は画面の向こうの声優しか思いつかないな。声優が声を自分だけに向けてくれるとわなんとも嬉しいことデュフ。デュフ。
「ーーーーーとゆう訳で不幸にも23歳で亡くなられた事のわ御悔やみ申し上げます。しかし貴方には幸運にもーーーーー」
あれ?23歳って自分と同じ年齢で亡くなられた方がいるんですね。それは可哀想に。
「わたし、貴方に向けて伝えているのよ?片瀬隆司さん」
はて、この美しい声は何故自分と同じ名前を口にしているのだろうか。そして文脈的に自分に降りかかった不幸を読み上げているようだ。
「あら?自分に起こった不幸を忘れてしまったのかしら。まぁよくあることね。よく思い出してみて話しを聞くやうに。続けるわ。」
貴方の人生は~、と続ける声はまるで自分に不幸が降りかかったと言った口調。何だ?何か自分にあったのだろうか?直ぐに思いついたのわやはりとゆうべきか、鉄の塊。いやあれわ今後起こりうる未来であって、しかも自分は華麗に避けている。それで死んでしまうはずがない。
「チッ」
え?今舌打ちされた?
「んっんぅん。そして、その最後には悲しくも交通事故にあい、齢23歳で不幸を迎えました。」
説明がなかなか頭に入ってこない。
考え事してると他人の話しって遠くに聞こえるよね。
「とゆう経緯ですけど、規則により親よりも不幸で亡くなられた方々にわこうして次の機会が与えられます。」
あ、待って本当に頭に入ってきたないからちょっと待って下さい。
「豚め。あたしの話しを聞かないなんて。」
おおっと?素晴らしい罵声が自分の意識に向けられている気がする。ありがとうございますごほうびです。ぶひー。
「二度わ説明しないと説明責任をしているので~説明はしません。じゃ、頑張って。」
んんん?なんかぞんざいな扱いが気持ちいい。
しかしなんだか不穏な気配を感じるので待って頂きたい。もう一度、手短でいいので説明プリーズ。そんなに素敵な声をされているのです。きっと素晴らしい心をお持ちのはず。姿は燃えないけど直感でわかります。まるで女神のゆようだと。どうかお心を静め、説明を願いたいのです。どうか女神様。
「ふんっ。いいわ簡潔に説明すると貴方わ死んだけど世界の救済措置として貴方にわ次の人生を再スタートする権利が与えられています。なので次の新天地でやり直しが効きます。貴方のような豚が大好きなファンタジー溢れる素敵な世界よ。頑張って。」
え。いいやよくわからないでしゅ。死んだってのがまず理解できないですし。おすし。だって車避けたですし。おすし。
「よく思い出すことね。貴方は死んだ。転生する。そして私の説明わ終わりよ。」
えぇ。そんな来た。見た。勝ったみたいに満足そうに終わらないで欲しい。そりゃ簡潔だけども。だけども自分にはもっとききた
「豚さん。貴方は次の人生の容赦をある程度いじる事ができます。ファンタジー溢れる危険な世界なので我々わ御花畑な豚さんでも次の人生である程度長生きできるように所謂、特殊能力を3つ程授けます。なので頑張って次の人生をやり直しなさいな。」
ぶ、ぶひー。考える暇もないのだが。
これが説明義務だけを果たそうとする社会の見本だろう。
規範の女神様と呼ぼう。しかしなんか良いことにしか聞こえない内容ですないやは
「規範の女神は他にいるわ。さっさと次の世界に行ってらっしゃい。じゃぁね。」
いやだから、思考を遮らないで欲しい。
てかなんか目の前?にまるでキャラメイクのような画面が見えてくる。横にわゲームで見るようなスキルツリーのようなものまで。
「それが次の世界での貴方のステータスよ貴方の魂が次の世界の地面に足を着けるまでにわ決めなさいな。でわ、貴方の次の人生に幸あらんことを。送還。」
待って下さい。これわ本当に夢じゃないんですか?次の人生って?自分は本当に死んでしまったのですか?
「よく思い出せば答えはでるわ。じゃあね。」
意識が遠くなる感覚がする。夢から覚めるのか。それとも本当に死んでしまったのか。よくわからないけど、この女神様の声が離れる気がする。待って下さい!貴方の御名前わ!?
だからせめて声にだけでも惚れたかのような感じがする声の主を知りたい。と顔をあげた。気がする。
するとーーーー
「あぁ。あたしは転生の女神の一人。名前は」
見えたお顔は一目惚れとゆう他ない程に鼓動がはねあがる感覚で縛られる程に美しい女性だった。
虹色の用な綺麗なサラサラであろう美しい髪。目には冷たい感情が見えるが真紅の切れ長の双眼。ぷっくりと膨れたピンクの唇。まさに眉目秀麗といった容姿。
純白の法衣のような服の下から押し上げんばかりの双丘。スラリとした手足。だが、人と違うのわ頭の上から生える立派な純白の羽と背中生える3対の純白の羽。あぁ。これこそまさに天使だ。美の女神だ。
「ジブリールよ。」
次話投稿のやり方がわからず半月経過しました。
サイトの使い方も学んでいきたいと思います!